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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2018年3月号

2014年10月に旧駿河台日本大学病院から日本大学病院に移転、新規開院してから、早いもので、丸3年が経ちました。この移転にともない、導入されました最新式ハイブリット手術室でTAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)が、昨年4月6日に、初症例が無事に成功し、その後この一年で、順調に症例を重ね、これまで14例の症例すべてにおいて良好な成績を収めております。


ハイブリット手術室



大動脈弁狭窄症


大動脈弁狭窄症は、日本における65歳以上の2~3%が罹患しており、潜在患者数は65万~100万人と推定されています。最もよくみられる弁膜疾患であり、年々増加傾向にある大動脈弁狭窄症に対する治療は、高齢化が進む日本において、重要な課題となっています。
大動脈弁狭窄症は、いったん症状が発現すると急速に進行すると言われており、狭心症、失神、心不全などの症状発現後の2年生存率は50%であるとの報告もある恐ろしい疾患です。


TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置)


TAVIは経カテーテル的に大動脈弁を留置する新しい方法であり、胸骨切開や大動脈遮断、大動脈切開、人工心肺を必要としない極めて低侵襲な方法であり、いままで外科手術では治療が難しかった、90歳代のご高齢の患者さんでも、無理なく1週間ほどの入院で治療ができるようになりました。
日本大学病院では、最新型のハイブリット手術室が導入され、TAVI以外にもEVAR(腹部大動脈瘤ステント治療)、TEVAR(胸部大動脈瘤ステント治療)、その他さまざまな高度な医療を迅速に、効率よく、行っております。
今後も様々な最新治療をいち早く導入することを目指して、高度な医療を推進してまいりたいと考えております。


今後とも日本大学病院循環器病センターをよろしくお願いいたします。

循環器病センター

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
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土曜日
再診の方
月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

日曜日・祝日,日本大学創立記念日の振替休診日(10月5日),年末年始(12月30日〜1月3日),ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map