今年度、当院には新たに7人の初期研修医が加わりました。そのうち2人が医師としての第一歩の、初めての研修先として当科に配属されました。積み重ねてきた医学(知識)に医療という部分が加わり日々奮闘し、成長していく姿を見ていると、自分たちの研修医時代もこんな風だったかなあという感慨と背筋を伸ばして気持ちを新たに取り組まなくてはいけないという思いにもさせられます。
病棟医長として今回病棟運営に関して少しお話をさせていただきます。循環器病センターにおける主病棟は9階9A病棟です。心臓血管外科と同じ病棟です。救命救急センターや透析室と共に、救急疾患患者や透析患者にも対応している関係で、疾病・病態等に応じて、6階ICUなど他病棟に入院することもあります。
病棟スタッフは研修医、専修医(3人)や専修指導医(4人)を中心に日々診療に当たっています。病棟上級医は外来診療、検査や治療を兼務しており、患者一人一人の問題に素早く対応できるようになっています。入院の原因としては虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、不整脈(心房細動等)、心臓弁膜症や心不全の精査/治療(心臓リハビリテーションを含む)多いですが、その他にも高血圧や眩暈/意識消失の精査や腎疾患の診断/治療、症状(胸痛、動悸や浮腫など)に応じた精査や心血管系全般の精査なども行っています。
地域医療連携室にて外来予約をされ紹介状を持って来院される、または直接診療相談を頂いた患者様の円滑な受診や入院診療を心がけております。受診及び入院のご相談は、地域医療連携室を通しての場合03-3293-1741(受付時間:平日9:00~19:00/土曜日9:00~12:00)に、緊急時または直接の診療相談希望の場合は循環器内科スタッフまで、ご連絡を頂ければ幸いです。
最後となりましたが、より良い医療を提供するよう、研修医と病棟スタッフと共に頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいいたします。