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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2019年8月号

当院は急性大動脈スーパーネットワーク重点病院の指定を受けており、科長である秦医師の考案したオリジナルの大動脈手術・LIQR法とLIQS法のほか、下行大動脈置換術も循環停止を行わずに施行するなど、大動脈低侵襲手術に力を入れております。

心臓大血管の手術と言うと一般的には大きく構えてしまうものですが、昨今では入院期間もそれほどかからずに手術を行え、復帰にもあまり時間がかかりません。

当院では、術後ICUに入室、3-8時間ほどで抜管、翌日には一般病棟へ上がりリハビリを開始していきます。浮腫に対する利尿剤の調整などの細かい違いや、術前のADLなどにはよりますが、術後1-2週間のリハビリでおおむね自宅生活を送れるレベルまで回復し、退院可能となります。その後は引き続き心臓リハビリテーションに通院されながら日常生活へ復帰していく方や、中にはすぐに仕事に復帰される方もいらっしゃいます。当院では在院2-3週間ほどが一般的となっております。80歳を超える高齢の方も例外ではなく、安心して手術を受け社会復帰できる体制を整えております。

このように短い期間でも心臓大血管をしっかり治療できるのは、なにも心臓外科医ひとりの力ではありません。例えば手術にしても、麻酔科医師による計画的な麻酔、臨床工学技士による人工心肺運用、看護師による綿密なサポート、などなど、一つの手術だけでも10人前後の専門職がそれぞれ違った役割を持ち仕事にあたっております。その一つでも欠けてしまうと手術はうまくいきません。手術ひとつとってもそれだけのチームであたっておりますが、術後管理の面でも医師一人で成せることなど限られています。薬剤師、理学療法士、また時には他科の医師の力も借りて診療にあたります。特に、当院は心臓リハビリテーション部門にも力を入れ、内科治療中の心不全患者様ばかりでなく、心臓術後の心臓リハビリテーションも重点的に行っており術後の回復に大きく寄与しております。

我々は心臓手術こそまさに究極のチーム医療と考えております。当院は「心臓リハビリテーション指導士」「手術看護認定看護師」「集中ケア認定看護師」などの有資格者も在職しており、幅広い分野から患者様の治療にアプローチできる体制です。弁膜症などの心臓病や、大動脈瘤などの血管疾患に悩む患者様に少しでも良い医療を受けていただけるよう、チーム一丸となり日々精進し続けております。

お困りの患者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご紹介ください。チームで最善の答えを見つけ出し、治療にあたらせていただきます。

循環器病センター

診療受付時間

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月〜金曜日
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月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
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休診日

土曜日午後,日曜・祝日,10月8日,年末年始(12月30日〜1月4日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map