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日本大学病院

来院のご案内

健診・人間ドックのご案内

健診センターのご案内

健診について

健診はどれくらい時間がかかりますか?

人間ドックは2~3時間,生活習慣病予防健診は1.5~2時間,定期健診は約1~1.5時間程かかります。

当日結果説明をご希望の場合,説明までの待ち時間を除きます。

体調が悪いのですがどうしたらよいですか?

体調が改善してから受診してください。当センターに日程変更のご連絡をお願いいたします。

電話番号
03-3293-1701
平日の電話受付時間
午前8時30分~午後4時
土曜日の電話受付時間
午前8時30分~午後1時
子連れ受診はできますか?

託児所の用意はないため,お子様とご一緒の来院はご遠慮いただいております。

レディースデイはありますか?

毎月第3金曜日がレディースデイです。ご好評いただいておりますので,お早目のご予約をお勧めいたします。

心臓ペースメーカが入っているのですが大丈夫ですか?

受付にお申し出ください。MRIやマンモグラフィ,体組成計など一部の検査は実施できません。

インスリンポンプ/持続グルコース測定器を装着していますが,注意事項はありますか?

インスリンポンプ/持続グルコース測定器は機器が誤作動するおそれがあるため,装着したままレントゲン検査を受けることはできません。胸部X線検査・胃部X線検査・マンモグラフィ・CTなどの受診を希望する方は下記をご留意ください。

  • 検査時に機器を外していただければ X線検査ができます。ただし,健診のために機器の脱着を行って良いか,事前に主治医にご確認ください。また,受診の際は交換用の機器をご持参ください。
  • 機器の脱着はご自身で行ってください。
  • 健診時期は,機器の交換時期とあわせてご受診いただくことをお勧めします。
体重によって受診できない検査はありますか?

安全確保のため検査機器には荷重制限を設けております。(胃部X線検査・CT・MRI・婦人科検査など)目安として体重が120kg を越える場合,一部検査が実施できない場合がございます。
ご不明な点・ご心配な事がございましたら事前にお問い合わせください。

予約について

予約開始および予約期間はいつからいつまでですか?

毎月月初めから4ヶ月目の月末までご予約いただけます。例えば,4月1日時点で7月31日までのご予約が可能です。

予約方法は何が選択できますか?

当センターの予約専用電話へご連絡いただくか,インターネット予約にてご予約が可能です。当センターホームページの健診お申込みタブの「オンラインにてお申込み」よりご予約いただけます。

健診の予約をしたいのですが,会社の期限内の予約ができないと言われました。

所属する企業・団体によって受診期間が決まっているため,予約状況によってはご予約が難しい場合がございます。所属する企業・団体の健診担当者様にご確認ください。

健診の予約日時を変更したいのですがどうすればよいですか?

当センターに日時変更のご連絡をお願いいたします。

電話番号
03-3293-1701
平日の電話受付時間
午前8時30分~午後4時
土曜日の電話受付時間
午前8時30分~午後1時
案内資料はいつ届きますか?

受診2~3週間前を目安に,ご自宅もしくはお勤め先に発送しております。受診1週間前になってもお手元に届かない場合は,当センターまでお問い合わせください。

雇用時の健診を受けたいのですがどうすればよいですか?

会社の指定の項目を含む当センターのコースでご受診いただきます。結果作成には2~3週間かかりますので提出期限をご確認ください。なお,診断書込みの料金は15,400円(税込)です。

日本語以外の言語での受診はできますか?

当センターでは受診者様の検査の安全を確保するため,日本語での受診が困難な方につきましてはご遠慮いただいております。

健診カードを紛失したのですがどうすればよいですか?

健診を受診される場合は,健診カードは不要です。なお,現在は健診カードを発行しておりません。

お支払いや補助について

健診料金の支払にカードは使えますか?

VISA,Mastercard,JCB,Diners Club International,AMERICAN EXPRESS,MUFG CARD,DC,UFJ card,NICOSのカードでお支払いいただけます。

ATMはありますか?

院内1階ナチュラルローソン(コンビニエンスストア)にローソン銀行ATMがございます。

領収書の発行はできますか?

通常,受診者様の氏名で発行しております。会社名など宛名変更をご希望の場合は,受付時にお申し出ください。

希望しない検査の減額はできますか?

減額は行っておりません。ご了承ください。

補助の利用はできますか?

お勤め先の健康保険組合などが当センターと契約がある場合,補助のご利用ができます。なお,ご本人様より事前申請が必要です。

協会けんぽの補助を使って人間ドックを受診できますか?

特定健診のみご受診いただけます。

結果について

健診結果はいつ届きますか?

受診から約3週間前後にご自宅またはご指定の住所に郵送いたします。なお,大型連休や年末年始などの休業期間にかかる際は,さらにお時間をいただくことがございますのでご了承ください。

健診結果を窓口で受け取ることはできますか?

窓口でのお渡しも可能です。受診から約3週間後でのご用意となります。また,受け渡しの際は本人確認できるものが必要です。

健診結果を電話またはメールで教えてもらえますか?

原則,電話・メールでの対応は行っておりません。

健診結果を説明してもらえますか?

結果説明をご希望の場合,後日に予約制で承っております。お電話でご予約ください。

電話番号
03-3293-1701
平日の電話受付時間
午前8時30分~午後4時
土曜日の電話受付時間
午前8時30分~午後1時
健診結果の再発行はできますか?

再発行は可能です。

画像データの作成はできますか?

画像データの作成は可能です。受け渡しと料金についてはお問い合わせください。なお,医療機関へのデータ提供目的の場合は無料で作成いたします。ご本人様が利用目的の場合は2,200円(税込)かかります。

健診結果で再検査の判定がありましたが,どのようにしたらよいですか?

再検査が必要と判定された項目は,当センターで検査ができます。予約制となりますのでご希望の日にちをお電話でお知らせください。

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平日の電話受付時間
午前8時30分~午後4時
土曜日の電話受付時間
午前8時30分~午後1時
健診結果で精密検査もしくは治療が必要との判定がありましたが,どのようにしたらよいですか?

精密検査もしくは治療が必要とされた方に「精密検査・治療通知書(健診情報提供書)」を健診結果とともに送付しております。

かかりつけ医がいらっしゃる方

かかりつけ医に「精密検査・治療通知書(健診情報提供書)」と健診結果をお持ちになりご報告ください。

日本大学病院を受診希望の方

当センターにご連絡ください。ご希望の診療科の予約をお取りします。予約なしの受診はお受けできませんので,必ず当センターで予約をお取りください。

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午前8時30分~午後1時

お近くの病院やご希望の病院を受診される方

おかかりになる医療機関に受診方法をお問い合わせください。受診される際は「精密検査・治療通知書(健診情報提供書)」と健診結果をお持ちください。別途,紹介状や画像データが必要な場合は当センターにご連絡ください。紹介状や画像データは1週間程でご用意いたします。

お薬・飲食について

健診前日は薬を飲んでもよいですか?

健診前日は通常どおり薬を服用してください。

健診当日は薬を飲んでもよいですか?

心臓病,不整脈,高血圧,てんかんなどの薬を服用されている方は,健診当日の起床後にコップ1杯の水(200ml)でお飲みください。糖尿病の方はインスリン注射や薬の服用は,事前に主治医にご確認ください。その他,常用しているお薬については主治医の指示に従っていただくか,当日内服せずに持参して健診終了後にお飲みください。

健診前日の食事の制限はありますか?

前日の夕食はアルコールや脂肪分の多い食品を控えて,消化に良いものを21時頃までにお召し上がりください(翌日に胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査がある方は,20時までにお召し上がりください)。水やお茶は就寝前までお飲みになれます。健診当日は健診開始3時間前までは200ml~300mlのお水をお飲みいただいて結構です。

健診当日の朝の飲食について制限はありますか?

健診当日は絶食でお越しください。水に限り,健診開始3時間前までに200ml~300mlお飲みいただいて結構です。なお,胃部X線検査および胃内視鏡検査,腹部超音波検査を受診しない場合は,水分摂取の制限はございません。

飲食をしてしまいましたが検査できますか?

飲食された時間や内容によります。当日お電話でお問い合わせいただくか,ご来院時に受付にお申し出ください。検査が出来ない場合は後日検査のご案内となることがございます。

検尿・便の採取について

検尿容器の使い方が難しく採りづらいです。

健診当日に検査用コップでもお採りいただけますので,受付にお申し出ください。

検尿を前日に採ってしまいました。

健診当日の尿を採取していただくので,受付にお申し出ください。新しい容器をお渡しします。

便が出にくいのですが便を採るのは数日前でもいいですか?

採便日が健診当日から1週間以内の便であれば大丈夫です。採取後は冷暗所に保管してください。また,1日分でも検査は可能ですが,検査結果の精度が低下します。可能な限り2日分の提出をお願いいたします。

検尿・便の後日検査はできますか。

検尿の後日検査は,受診者様のご都合の良い日に来院してご提出ください。検尿の提出は郵送ではできません。健診結果発送の都合上,なるべくお早めのご提出をお願いいたします。
便の後日検査は郵送で承ります。健診後1週間以内の発送をお願いいたします。

生理について

健診の日と生理日が重なってしまいます。受診はできますか?

受診は可能ですが,尿検査,便検査,婦人科の子宮頸がん検査は,正しい検査結果を提供できません。ご予約日程の変更をお勧めいたします。

生理中ですが検尿・便の採取はどうしたらいいですか?

生理中の採取も可能ですが,結果に経血の影響が出る可能性が高く,再検査または精密検査の判定になることがございます。後日検査が可能ですので,受診者様のご都合の良い日に来院してご提出ください。検尿の提出は郵送ではできません。健診結果発送の都合上,なるべくお早めのご提出をお願いいたします。便の後日検査は郵送で承ります。健診後1週間以内の発送をお願いいたします。

生理中でも乳がんの検査はできますか?

可能ですが,マンモグラフィは月経前症候群で乳房の張りが強いと検査による痛みが増すことがあります。痛みが心配な場合は,ご予約日程の変更をお勧めいたします。

妊娠中・授乳中について

妊娠の可能性がありますが受診できますか?

受診いただけますが,放射線被ばくがあるX線検査やCT検査はできません。妊娠の可否が分かった時点でご連絡いただき,検査可能な場合は後日に実施いたします。

妊娠中/授乳中ですが健診は受けられますか?

妊娠中/授乳中の旨を受付にお申し出ください。血液検査,尿検査など検査値に妊娠や授乳が影響する場合もございますので,あらかじめご了承ください。

妊娠中の場合は,以下の検査が実施できません

  • 放射線被ばくがあるX線検査(胸部・胃部・マンモグラフィ・骨密度)
  • 放射線被ばくがあるCT検査(胸部CT・大動脈胸腹部CT・冠動脈カルシウムスキャン・PET-CT)
  • MRI検査
  • 乳房超音波検査
  • 腹囲測定
  • 大腸内視鏡検査

授乳中の場合は,以下の検査が実施できません

  • 乳房超音波検査・マンモグラフィ

乳腺が発達しており見える範囲が少ないため正しい結果が得られないこともありますので,基本的には断乳後6ケ月経過で実施しております。

授乳中で胃部X線検査を受ける方は,検査前にスタッフにお申し出ください。乳汁移行がなく安全に使用できる下剤をご用意いたします。

妊娠中ですが,婦人科検診は受診できますか?

出血などのリスクがあるため,原則,婦人科検診はお受けしておりません。妊娠初期に定期健診で子宮頸がん検診を実施している場合が多いので,ご確認をお願いいたします。なお,子宮体がん検診は妊娠中は実施できません。

医療被ばくについて

胸部X線撮影において鉛プロテクタ防護の必要はありますか?

撮影範囲を絞って適正な照射を行えば,生殖腺防護のプロテクタは必要ありません。当センターにおける胸部X撮影の入射表面線量は約0.24mGyです。

放射線は有害と聞きました。毎年胸部X線検査を受けていますが大丈夫ですか?

1回の胸部撮影での入射表面線量は約0.24mGyです。放射線による人体への影響には確定的影響と確率的影響がありますが,この程度の被ばく線量ではなんらかの影響があらわれることはありません。安心して検査をお受けください。同日に胸部CT検査を受けても,健康被害はございません。

X線写真は1回に何回まで撮影しても大丈夫ですか?

通常のX線検査によって,身体に異常が起きたりがんが発生したりという具体的な報告はありません。病気の早期発見,早期治療のため重要な意味をもつ検査です。病態の把握と経過観察というメリットがはるかに大きいので,必要な検査は回数を心配せずにお受けください。

放射線を受けると白血病になりやすいと聞いたのですが大丈夫でしょうか?

通常のX線検査では,白血病が発生するような線量を造血臓器である赤色骨髄が受けることはありませんので,白血病になる可能性はほとんどないといわれています。大量の放射線を受けるとがんになる確率が高くなりますが,健診で受ける放射線量でがんになることはありません。

胃部X線検査を受けた後で妊娠がわかりました。胎児への影響が心配ですが問題ありませんか?

胎児に対する放射線の影響は確定的影響になります。確定的影響はしきい値と呼ばれる下限値が存在しており,胎児におけるしきい値は最小で100mGyとされています。胃部X線検査による胎児被ばく線量は平均で1.1mGy(最大5.8mGy)と報告があり(ICRP84),しきい値と比べて十分小さい値なので胎児への影響は心配いりません。

X線検査室の周りには,放射線が漏れていませんか?

X線検査室の周りは管理区域と呼ばれ管理されています。3ケ月間で1.3mSv以下になるような対策がとられていて,年に2回その値を確かめております。

胃の検査・ピロリ菌検査について

胃の検査は毎年行った方がよいですか?

国が定める胃がん検診は40歳以上,1年に一度が推奨されております。前回の胃の検査結果やヘリコバクター・ピロリ菌の有無など胃の状態によって異なりますので,健診当日の内科診察の際に医師とご相談になりお決めください。

便秘症です。胃部X線検査の後,下剤を多めにもらえますか?

胃部X線検査の後に通常2錠お渡ししておりますが,予備として追加でお渡しできます。医師にご相談ください。

胃部X線検査の後,下剤はいつ飲めばよいですか?

すべての検査終了後,早めに服用してください。その際は多めの水でお飲みください。また,長時間バリウムが腸内に停滞すると消化管が詰まったり孔が開いたりする可能性があります。 出来るだけ早く排泄するために,検査当日~翌日は水分を多めにお摂りください。ただし,アルコール類は脱水を起こし便秘しやすくなりますのでお控えください。

胃部X線検査の後に排便がないのですがどうしたらよいですか?

胃部X線検査終了後,2日経過してもバリウムを含む白色がかった便が出ない場合,あるいはお腹が張る,腹痛がある,吐き気がするなどの症状がある場合は当センターにご連絡ください。

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胃内視鏡検査と胃部X線検査,どちらを受ければよいですか?

それぞれの検査に長所・短所があります。胃部X線検査は消化管の全体像を観察することができますが,胃内視鏡検査は消化管を直接観察できるため,微小な病変や早期がんの発見に優れております。胃の調子が悪くなく,ヘリコバクター・ピロリ菌の抗体が陰性であれば,胃内視鏡検査ではなく胃部X線検査でも概ね問題はありません。

胃部X線検査を胃内視鏡検査に変更できますか?

追加料金が発生しますが,変更は可能です。所属する企業・団体の契約内容によって対応が異なりますのでお問い合わせください。

胃内視鏡検査単独の予約はできますか?

胃内視鏡検査のみの実施はしておりません。

胃内視鏡検査の経口と経鼻は選択できますか?

選択していただけます。ご予約時にお申し出ください。

胃内視鏡検査の経口と経鼻どちらが楽ですか?

個人差はありますが経鼻の方が細径のため,嘔吐反射が少なく楽と感じる方が多いです。しかし,鼻中隔湾曲や鼻炎などで鼻腔が狭い方は痛みや出血を伴うことがあります。鼻から入らない場合は口に変更になることもございますのでご了承ください。

鎮静下(寝たような状態で)胃内視鏡検査はできますか?

原則,鎮静剤を使用した胃内視鏡検査はお受けしておりませんが,嘔吐反射が強く検査が難しいなどの事情がある方はご予約時にお申し出ください。

ピロリ菌の有無を調べるにはどのような検査がありますか?

オプション検査でヘリコバクター・ピロリ菌の抗体の有無を調べることが出来ます。採血で検査いたします。

眼の検査について

普段コンタクトレンズですが,眼鏡を持参したほうが良いですか?

定期健康診断は通常勤務時の視力を検査しますので,普段仕事中にコンタクトレンズを使用している場合はそのままお越しください。人間ドックでの特定の検査(眼圧・眼底検査)では外していただく場合がございます。コンタクトレンズケースの貸し出しは行っておりませんので,ご自身のケースまたは替えのレンズ,眼鏡をご持参ください。眼鏡・コンタクトレンズを使用中の方の裸眼視力は測定いたしませんのでご了承ください。

乳房検査について

乳がんの検査の方法は何ですか?

マンモグラフィと乳房超音波検査があります。早期(病期0期・Ⅰ期)の乳がんは症状がほとんどなく,マンモグラフィや乳腺超音波検査などの画像診断が有効です。

乳房検査はいつ受診したらよいのでしょうか?

生理の終わった直後が最も乳房の状態が検査に適しており,乳腺の疼痛も少なく検査もスムーズに受けられます。

マンモグラフィ(乳房撮影)とは何ですか?

マンモグラフィは,軟線撮影と呼ばれる特殊なX線撮影で主に乳腺構造の乱れと微小石灰化の有無を診断できるため,非触知乳がんを含めた乳がんの診断に有効です。マンモグラフィは,検診の継続によって乳がん死亡率を減少させることが科学的に証明されています。撮影は乳房の片方ずつ行います。乳房を乗せる台とプラスチックの板で乳房を挟んで行います。上から下へはさむ方法と横にはさむ方法で撮影をします。※検査は女性の放射線技師が対応いたします。

マンモグラフィは痛いですか?

乳腺を胸壁からなるべく離すために強く引っ張りながら押さえますので,痛みを感じられる方もいます。しっかりと圧迫することでより精度の高い写真を撮ることができ,X線の被ばく量が少なくなります。痛みも個人差がありますので,リラックスすることで少し改善できます。

マンモグラフィは毎年受けた方がよいですか?

厚労省では乳がん検診の受診間隔について2年に1回を推奨しています。マンモグラフィは,検診の継続によって乳がん死亡率を減少させることが科学的に証明されています。軟線撮影と呼ばれる特殊なX線撮影で主に乳腺構造の乱れと微小石灰化の有無を診断できるため,非触知乳がんを含めた乳がんの診断に有効です。マンモグラフィによる放射線の被ばく量は十分安全な量ですので,安心して検査をお受けください。

胸部X線の検査をしたばかりですが,マンモグラフィを撮っても大丈夫ですか?

マンモグラフィで受ける乳房の被ばくは,日本人の平均的な乳房で1回の撮影で2mGyです。胸部X線撮影では0.24mGyです。1回の検査で乳房が受ける放射線の量はごくわずかなので,身体に与える影響はほとんどないといわれています。

乳房超音波検査では何がわかるのですか?

乳房超音波検査による検診の乳がん死亡率減少の証拠は今のところ出ていませんが,若年の方やマンモグラフィで高濃度乳房(デンスブレスト)の方に適した検査といえます。乳房超音波検査では,腫瘤が触知された場合に質的診断(どのような種類の病変なのか)をすることに役立つ検査です。良性の乳腺症やしこりのようなものから乳がんまで発見することが出来ます。痛みはなく手に触れない数ミリのしこりを見つけ出すことが出来ます。また,超音波を使用しているためX線のような被ばくはありません。※検査は女性の臨床検査技師が対応いたします。

マンモグラフィと乳房超音波検査どちらを選択すればよいのでしょうか?

乳がんの早期発見のためには,40歳未満の方は乳房超音波検査,40歳から49歳の方は初回マンモグラフィ,2年目以降乳房超音波検査と隔年で交互,50歳以上はマンモグラフィをお受けになることをお勧めします。

乳がん検査を受けられないケースはありますか?

以下の方はマンモグラフィ・乳房超音波検査をお受けできません

  • 乳がんで治療中または通院中の方
  • 乳がんの手術後 6年未満の方,乳がんの手術後6年以上でも主治医のもとで経過観察中の方
  • 授乳中の方
  • 断乳直後(6カ月以内)の方
  • 妊娠中の方
  • 豊胸術,乳房形成術を受けている方

以下の方はマンモグラフィをお受けできません

  • 妊娠している可能性のある方
  • 皮下埋め込み型ポートを挿入している方
  • ペースメーカを挿入している方
  • 脳室腹腔短絡術(シャント術)後の方

婦人科検診について

子宮頸がん検査は毎年受けたほうがよいですか?

有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン(国立がん研究センター)では,20歳~69歳は2年に1回の検診を推奨しています。子宮頸がんの発症年齢は以前よりも若くなっており,20代や30代の方も増えています。検診で発見される場合は,がんになる前の段階や初期がんである上皮内がんの段階であることが多いので,早期発見・早期治療のためにも必ず検診を受けましょう。

子宮頸がん検査と経腟超音波検査は何歳まで受けたらよいですか?

子宮や卵巣疾患の早期発見のためにも,年齢関係なく受診をお勧めいたします。

子宮を全摘していますが,子宮がん検査や経腟超音波検査を受けたほうがよいですか?

稀ですが腟がんなどが見つかることもあるため,不要とはいえません。経腟超音波検査は卵巣の病気の発見にもつながるのでお勧めいたします。

婦人科検診の女性医師の希望はできますか?

当センターは婦人科検診はすべて女性医師が担当しております。なお,毎月第3金曜日はレディースデイなので,ご希望があれば内科診察も女性医師が担当することができます。ご予約時にお申し出ください。

生理中ですが婦人科検診は受けられますか?

生理中は生理の出血により十分な細胞が採れないことがあり,検査が不正確になりますのでご予約日時の変更をお勧めいたします。

子宮体がんの検査は受けたほうがよいのでしょうか?

ご心配な場合は受診の際に当センター婦人科担当医とご相談ください。子宮体がんの検診方法としては体部(内膜)細胞診が一般的ですが,体部細胞診によって検診の子宮体がん死亡率を減少できるかははっきりしていません。子宮体がんは症状が進行していない早期の段階で出血をきたすことが多く,不正性器出血での発見が90%といわれていますので,不正性器出血の症状があったときは医療機関を受診して検査を受けることが重要です。

オプション検査について

オプションの追加はできますか?

ご希望の追加オプションがあれば受診日までにお電話でご連絡ください。検査によっては枠数に限りがあるものもございますのでご了承ください。なお,当日追加可能なオプション検査もあります。

抗体価検査はやっていますか?

各種ウイルスの検査をご用意しております。診断書の場合,検査方法に指定があることがございますので予約時に確認させていただきます。なお,結果は受診後約2~3週間でのご用意となります。

予防接種はできますか?

インフルエンザワクチン接種を行っております。例年10月~3月頃まで受け付けています。

脳ドックは毎年受けたほうがよいですか?

以下の方は脳ドックをお受けになることをお勧めします。

  • 40歳以上の方でこれまで一度も頭部MRI検査を受けたことがない方
  • 生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症など)がある方
  • 心筋梗塞か狭心症がある方
  • 家族や親族の中で脳血管疾患(クモ膜下出血・脳出血・脳梗塞など)の発症歴がある方
  • 喫煙歴が長い,飲酒量が多い方
  • 日常的に頭痛が続くなど気になる症状がある方

脳ドックを受診した後は,特に異常が発見されなければ基本的に2~3年に1度の受診で問題ありません。ただし医師から特別な指示がある場合は,1~2年おきと間隔が短くなることがあります。

脳ドックが受けられないのはどのような方ですか?

以下の方は脳ドックが受けられません

  • 心臓ペースメーカ・除細動器が留置されている方
  • 植え込み式補聴器・人工内耳が入っている方
  • 神経刺激装置・電極が挿入されている方
  • 閉所恐怖症の方
  • 妊娠中の方

以下の方については安全性の確認が必要となり,脳ドックが実施できない場合があります

  • 人工弁・大動脈ステントが挿入されている方
  • 脳動脈クリップ・外科的クリップがある方
  • インスリンポンプ/持続グルコース測定器を使用されている方(機器の脱着はご自身で行っていただきます。)
  • 整形外科的金属(人工関節など)や避妊リングなどの体内金属が入っている方
  • 血管造影検査で金属が入っている方
  • 歯列矯正ワイヤー・磁性アタッチメント義歯を使用している方
  • 刺青・アートメイク・ボディピアス・ヘアパウダー・磁性物体質を含むメイク製品やネイルがある方

体内金属がある方は処置を受けた病院医師に検査実施の可否について,事前の確認をお願いいたします。

「脳ドック」と「もの忘れドック」の違いは何ですか?

脳ドックは頭部MRI・MRA と頸動脈超音波検査を行い,脳梗塞・脳動脈瘤・脳腫瘍・脳動脈奇形などを早期発見する検査です。主に動脈硬化に伴う脳血管疾患(脳卒中)リスクの早期発見を目的としたもので,頸動脈の血管を超音波検査で評価します。脳ドックでは認知症の評価はできません。
一方,もの忘れドックは頭部MRI・MRA と頸動脈MRAに加えて「VSRAD(ブイエスラド)」や「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」を行い,認知症の程度をチェックします。 VSRAD(ブイエスラド)は早期アルツハイマー型認知症診断支援システムのことで,MRIの画像のコンピュータ解析を用い記憶に関わる部位の海馬傍回(かいばぼうかい),海馬,扁桃の萎縮度を調べます。アルツハイマー型認知症の早期発見にも効果的と言えます。また,頭部MRI・MRAも行っていますので脳梗塞・脳動脈瘤・脳腫瘍・脳動脈奇形などもわかります。認知症が気になる方はもの忘れドックをお受けになることをお勧めします。

健診・人間ドックのご案内

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
/
土曜日
再診の方
月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

土曜日午後,日曜・祝日,10月8日,年末年始(12月30日〜1月4日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map