12月4日に気管挿管時の介助について、新人研修を行いました。
新人看護師が4月に入職してから8ヶ月が経過し、夜勤帯においても
メンバーの1人として勤務しています。夜勤の限られた勤務者数において
患者の病態が急変する場面に遭遇することを想定し、新人看護師でも
実践できる急変時の対応として、気管挿管の介助のシミュレーションを
行いました。新人看護師は、初めて習う知識と技術を少しでも多く
習得できるよう、積極的に研修に参加していました。
また、医師の手技を模擬体験することにより、どの様に介助をすれば
より迅速で安全に処置が行えるかということも経験しました。
患者の病態の急変は、いつ起こるかわかりません。
いざ、という時に迅速な対応ができるよう、日々の備えが必要です。
新人研修以外にも、一般病棟や外来部門でも急変時の対応について
勉強会を行っています。また、急変を未然に防ぐための知識や
技術についても周知していきたいと思います。
今後も患者さんやご家族が安心して入院していただけるよう、
看護師の教育を行っていきます。
集中ケア認定看護師 辰野綾