私は、緩和ケア認定看護師として、がんや心不全などの病気を持つ患者さんや
ご家族のQOL(生活の質)向上を目的に、医師や看護師と協働しながら、全人的苦痛の
緩和や地域連携による切れ目のないケアの提供をしています。
2019年11月に地域の方を対象に「患者の語りから希望をつなぐ緩和ケア」という
テーマで講演を行いました。そして、よりよい緩和ケアに向け、家族や大切な人と
「いのちの終わり」について話し合いを始めることの重要性についてお伝えしました。
合計40名の参加があり、「率直な質問や話し合いの必要性を実感した」などの意見を
頂きました。
今後も、患者さんが大切にしていることに基づいた話し合いができるよう、
支援していきたいと思います。
緩和ケア認定看護師 山本恵子