この度中国西安市紅会医院の客員教授を拝命いたしました。
私が初めて中国に内視鏡講演やライブデモに参加したのは2014年でしたので10年の月日が流れようとしています。前任地である自治医科大学には多くの中国の消化器内視鏡医が勉強に来られ、彼らが今成長して中国の消化器内視鏡の世界を支えようとしています。2014年から2019年まで多くの都市を訪れ講演やライブデモを行ってまいりました。とても広い国で地域差のレベルもまだまだあり、今回西安市の紅会医院から強い要望があり、技術支援・向上を目的に客員教授に就任いたしました。定期的に訪れて講演やライブデモだけでなく、実際の診療支援やハンズオンセミナー、また人事交流などもできたら幸いと考えています。
この事業は日本大学病院だけではなく、日本大学板橋病院の消化器肝臓内科の木暮主任教授にもご協力をいただいており、日本大学医学部消化器肝臓内科としての国際的活動の一つの例になればと考えております。