今回は､4月から6月までに実施した新人看護職員研修のご紹介です

4月の新人看護職員入職時研修の1つに、配属部署での看護を見学・体験する「さくら研修」があります。新人看護職員が共に看護をする仲間として職場にスムーズに溶け込み、リアリティショックを緩和することを目的にしています。さくら研修初日は、緊張した表情で担当看護師と一緒に行動していましたが、2日目、3日目と徐々に緊張がほぐれ、清拭などのケアに参加していました。　研修後には「社会人としての振る舞いや専門職としての心構えを臨床の場で学べた。」「技術演習や業務開始に向けて、準備・方法がイメージしやすくなった。」「配属先の1日の仕事の内容や雰囲気を知る事ができた。」などの感想がありました。

また看護技術演習は「ナーシング・スキル日本版」・「NU-APPS」を活用し、標準化した方法により、部署のOJTにて少人数制で実施しました。看護の技を部署の先輩が伝授し、実践に即した演習を実施することができました。患者役、看護師役をすることで、ケアを受ける側の気持ちや処置に伴う痛みなども体験し、実践に活かしています。

5月は、多重課題、タイムマネジメント研修､6月は、リアリティショック、災害時の対応、BLSの研修がありました。研修では患者さんのために優先順位を考えて行動することを同期で話し合い学びを共有しています。