第6回 N.Caféでの語りをご紹介いたします。
今回は、夏らしくボサノバの爽やかなBGMに包まれながら、7月21日(土)11時30分から部署や職位を超えた26名が参加し始まりました。N.Caféでの語りの一部をご紹介します.
ケアで気を付けていること
患者さんのケアで気を付けていることは,感情や忙しさを表に出さないこと,病室に入る時の「失礼します」,病室を出る時には「失礼しました.また伺います」と言うのを忘れないこと.そして,何かケアをするときは,「これから〇〇しますね」と患者さんが不安にならないような声かけを忘れないようにしています。
終末期のケアをとおして
終末期の患者さんの「もうこれ以上治療は望まない」という意向と、ご家族の「一日でも長く生きてもらいいたいので治療を望む」という思いを受け止めながら、患者さんとご家族にとっての難しい意思決定の支援を一緒に考えています。
その人に合った援助方法を考えて
患者さんの持っている力をひきだそう思い患者さん自身で自立できるような方法を提案しましたが,まだ患者さんにとっては支援が必要であり、提案した方法ではやっていただけなかったことがありました.どうやったら先輩みたいに患者さんの力を引き出せるのだろう,と悩みます.「ケアで気を付けていること」も大切にしていきたいです。
ひとりの患者さんをみんなでみている
手術看護や患者体験についての語りから,看護師は点でかかわっていると思っているけれど,患者さんからみるとその点はつながっていて線になっているのですね,という語りもありました
大切にしている看護,悩みながらも実践した看護,患者さんとの関わりの経験から学んでいる,などの語りがありました.看護って、ケアしているようでケアされているということに改めて気づかされました。
次回は11月に開催を予定しています。