旧駿河日本大学病院からの準備、移転、様々な改革をへてようやく患者さまに満足のいく体制になってきたと感じております。開院当初は受付事務体制の変更や電子カルテの導入などに伴い患者さまに少なからずご不便をおかけし、また先生方にもご迷惑をおかけしましたこと大変申し訳ありませんでした。
さて消化器センター外来は3階のエスカレーターを上がって一番奥側の一列8ブースで診療を行っております。そのうち消化器外科は受付側の3ブースを使用しておりますが、各科空席があった場合はブースを移動し患者さまに対応しております。外来は術後のフォローおよび化学療法(化学療法室にて点滴)、初診としては各種ヘルニア、肛門疾患などに対応し、もちろん先生方からの消化器手術疾患の患者さまのご依頼をお受けしております。手術適応に迷われた場合でも消化器内科と連携がとれておりますので、遠慮なくご紹介いただければ幸いです。
治療を急ぐ患者さんで医療連携室の混雑により電話がかからない場合は直接消化器外科の林へ電話をください。またもし症例の事やご意見がございましたら遠慮なく私にメールして下さい。 (hayashi.shigeoki@nihon-u.ac.jp)
我々消化器外科は内視鏡外科手術(胆嚢、食道腫瘍・癌、胃腫瘍・癌、すべての部位の結腸癌・直腸癌、虫垂炎、鼠径ヘルニアなど)を中心に治療させていただいておりますが、その手術適応については十分に検討し決定しております。また緊急症例の開腹手術などにももちろん対応しておりますので、予定・緊急、腹腔鏡・開腹手術にかかわらずご紹介いただけますようお願いいたします。
今後もこれまで以上の診療内容の充実をはかっていくつもりですのでどうぞよろしくお願いします。
林 成興 紹介:出身は富山県高岡市で北陸新幹線開通がうれしい今日このごろです。富山県立高岡高校から日本大学医学部へ。クラブは中高ハンドボール部、大学は卓球部でした。昭和60年、当時の第三外科学教室へ入局。乳腺や消化器全体を経験しましたが大腸肛門病を専門とするようになりました。駿河台日大病院、日大練馬光が丘病院で医長の後平成26年10月より消化器外科准教授、日本大学病院消化器外科科長拝命し現在に至ります。日本内視鏡外科学会技術認定医・評議員、日本消化器外科学会指導医、日本大腸肛門病学会指導医・評議員など。