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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2016年9月号

4月から新体制となり早半年が経過し、少数精悦ではありますが、大学病院として地域における高度な医療を担うという役割を果たすべく日々の診療に挑んでおります。また、皮膚科は完全予約制という新たなシステムのもと、御紹介患者様の待ち時間を軽減し、快適に受診頂けるよう努めております。

当院では、通常診療はもちろんのこと、腫瘍外来、光線外来、アレルギー外来、レーザー外来、フットケア外来を専門外来として設けており、それぞれの担当医が専属して治療・検査にあたります。

腫瘍外来では、ダーモスコピーが診断能力を発揮しますが、近年では悪性黒色腫の診断のみならず、多岐にわたる皮膚腫瘍で特徴的な所見が得られ、病理組織学的な検討との一致率も高くなっています。

皮膚悪性腫瘍に対しては超音波検査、PET-CTを初めとする高精度な画像診断、リンパ節生検、治療としては全層植皮、分層植皮、皮弁形成術、人工真皮や陰圧閉鎖療法を用いた欠損創部の治療も行っております。

光線外来では、UVA、UVB、可視光線を用いた光線過敏性試験が可能です。

アレルギー外来では、IgE RAST 、金属パッチテスト、Prick test、DLST、内服誘発試験などの手段を用いたAllergenの検索・特定を行います。

また、少数のスタッフではありますが、重症の各種感染症、薬疹、湿疹皮膚炎、炎症性角化症、自己免疫性水疱症の治療のため入院治療も引き続き行っております。

特に近年自己免疫性水疱症に対しては、ステロイド抵抗性の病態に対して血漿交換療法、免疫グロブリン大量静脈内投与なども保険適応となっており、当院でもこれらの治療を行っております。乾癬に対して次々と生物学的製剤が適応となり、また膿疱性乾癬に対しては、白血球除去療法なども保険適応となっており、様々な難病に対して次々と新しい有効性の高い治療法が開発されてきています。

今後も皮膚科学は更なる発展を遂げていくことと思います。私たちも日々進歩していく医学・医療に遅れることなく学び続け、更なる病態の解明と治療への貢献をしていきたいと日々精進しております。

内科系・外科系診療科

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
/
土曜日
再診の方
月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

日曜日・祝日,日本大学創立記念日の振替休診日(10月5日),年末年始(12月30日〜1月3日),ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map