日本大学病院の消化器病センターは消化器内科・外科で構成されています。我々消化器内科は、外来・病棟業務のみでは無く、当院における内視鏡検査、超音波検査を統括しています。さらに胃癌の内視鏡治療は勿論、肝癌に対するラジオ波熱凝固療法や肝動脈塞栓術などのいわゆるIVR治療も自分達の科で施行しており、診断から治療に至るまで一貫した診療体制が提供できるのが当院の大きな特徴です。
院内の消化器内科の活動として超音波検査室と内視鏡室の活動を2回に分けてご紹介申しあげます。
~第2回 内視鏡室編~
内視鏡室のコンセプトは“3S”
我々はSpeedy(迅速に)、Safety(安全に)、Satisfactory(満足できる)をコンセプトとして内視鏡検査・治療を目指します。
Speedy:検査予約がなかなかとれず検査までの期間が長期に及ぶことを防ぐべく、オープン予約の他に緊急内視鏡枠を設けております。院内外を問わず直接内視鏡室担当医にご相談ください。迅速な検査、予約対応をさせて頂きます。
Safety:内視鏡検査は侵襲的な検査であることを念頭に診療にあたっております。全内視鏡検査室をモニター室で集中管理したり、セデーション時に各種モニタリングをおこなったりと、安全性を重視しております。
Satisfactory:検査治療に対する患者さんの満足度はもちろんのこと、ご紹介元への返書を大切にいたします。拡大内視鏡、カプセル内視鏡、超音波内視鏡など最新のモダリティーをそろえ、ご紹介をお待ちいたしております。
新築の建物設備に負けないよう、医師、看護師、事務職員に至るまでスタッフ全員で一丸となって3Sを念頭に置き、病者のために精進いたします。
消化管グループ:西山 竜、大久保理恵、中川太一、宮田 隆、大内琴世、増田あい
メンバー 今武和弘、中島典子。
院内、院外問わず内視鏡検査のご要望には迅速に誠意をもってお答えする所存です。ぜひ検診後の二次検査、二次検査後の精密検査および治療の必要な症例をご紹介ください。
近隣の先生方からのご紹介の際は医療連携室にお電話いただければ、専門領域担当医の外来予約が可能です。また外来を経ず直接内視鏡検査枠がとれる予約もお受けしております。ぜひご活用ください。さらにまた急患も可能な限り対応いたしますのでお気軽にご相談ください。