総合診療センター耳鼻咽喉科について紹介いたします。
耳鼻咽喉科には9人の医師と発声・嚥下のリハビリテーションを担当する1人の言語聴覚士が常勤しています。さらに10人以上の非常勤医師が外来診療を行っています。
耳科・聴覚・めまい領域では医学部付属板橋病院所属の大島教授や野村准教授が専門外来を設けて診療・手術を行っています。鼻科・アレルギー領域では牧山が、口腔・咽頭・無呼吸領域は松崎、友松が中心となり免疫療法や手術を施行しています。
国内トップクラスの手術件数を誇っている喉頭領域は牧山、松崎の指導下で専門外来、内視鏡手術、喉頭形成術などを行っています。
頭頸部外科領域は主に松崎、石井、友松が手術を行い、悪性疾患に対しては化学放射線療法を施行しています。
牧山(月・水・木)、あるいは松崎(水・木宛に紹介していただければ各種検査後に必要に応じて専門領域の担当医師が診察できるようにいたします。他の曜日でも紹介患者さんは優先的に診察を行っています。
急性扁桃炎、急性喉頭炎、めまい、突発性難聴、顔面神経麻痺などの急性あるいは緊急を要する疾患の場合は医療連携室や緊急室にその旨を伝えていただければ直ちに対応いたします。
当科での特徴的な治療の一部を紹介いたします。
コブレーター手術:口蓋扁桃摘出術、無呼吸症候群手術、アレルギー性鼻炎日帰り手術などに用います。
Ho:YAGレーザー手術:国内最多の手術件数をこなしています。
喉頭腫瘍治療:乳頭腫にはワクチン療法を、早期喉頭癌には音声機能温存レーザー手術を施行します。
音声治療:音声外科手術と音声訓練を組み合わせて行っています。