2019年4月1日より、日本大学病院総合診療センター耳鼻咽喉科の科長を拝命した松﨑洋海です。今月の日本大学病院総合診療センターのお知らせは耳鼻咽喉科からお届けします。平素より患者さんをご紹介下さっている先生に、改めて当科の特徴と診療体制をご紹介したいと思います。
(耳鼻咽喉科の診療体制)
現在、当科では科長である小生、病棟医長の長谷川 央医師、外来医長の大内 俊孝医師をはじめ8人の常勤医師で診療を行なっております。また、前任の科長の牧山 清医師(現在、客員教授)をはじめとした非常勤医師の診療応援を得ております。
(耳鼻咽喉科の専門的診療)
以前より、当科では音声喉頭専門外来を開設し、集中的に喉頭疾患の診療を行ってまいりました。そのため、耳鼻咽喉領域の中で、喉頭疾患の手術件数が非常に多く、この数年の各種機関の調査でも国内トップクラスの喉頭手術実績があるという結果が出ております。また、鼻副鼻腔疾患の手術も数多く行なっております。中耳疾患とめまいに関しましては、系列の日本大学医学部附属板橋病院から、非常勤として大島 猛史医師(教授)と野村 泰之医師(診療准教授)による外来診療および手術も行っております。
(急性期疾患の入院治療に関しまして)
クリニックでの外来治療では対応困難な急性期疾患にも、可能な限り随時入院治療を対応しております。なお、木曜日の夜間、土曜日午後、さらに日曜日終日は医師不在のため耳鼻咽喉科の急患対応が困難になります。
以上の様な体制のもと診療を続けて参ります。これまで、多くの患者さんをご紹介いただいております先生には、この場をお借りして感謝申し上げます。ご紹介をいただく際には、各医師宛にご紹介頂けますと幸いです。今後とも何卒ご指導およびご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。