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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2021年4月号

新・消化器病センター長 就任のご挨拶


令和3年1月に日本大学医学部外科学系消化器外科学分野教授を拝命致しました山下裕玄(やました ひろはる)と申します。前任地であります東京大学医学部附属病院から日本大学病院へ移り、教授としての職責の重さを実感、身の引き締まる思いをまた新たにしたところでございます。同時に、これまで消化器病センター長として当院の消化器診療を牽引されてこられた後藤田卓志教授が昨年11月1日に本学医学部長にご就任され、私が今月よりセンター長としての業務を引き継がせて頂くことになりました。これまで構築されてきた消化器内科と消化器外科の連携体制を一層強化していく様、精一杯頑張って参ります。皆様には当センターへの変わらぬご支援をお願いしたく、何卒よろしくお願い申し上げます。


高齢の患者さんは併存疾患を多く持っていることが少なくなく、治療にあたって心を砕かれていらっしゃる先生も少なくないのではないでしょうか。最近は特に高齢者のがん患者が増えていると実感致します。加齢に伴う体力・筋力低下も目立ってきますので、“がん”そのものの治療に加えて、“老年病”に対する視点も必要な時代になってまいりました。患者さんご自身の治療目標も尊重し、出来るだけ身体への負担が少ない、個々の患者さんにあわせた“テーラーメイド”の治療を提供させて頂きます。消化管の悪性疾患のみならず、消化器領域の良性疾患に対して、低侵襲な内視鏡治療・腹腔鏡手術はもちろんのこと、高度進行がんに対する化学療法・放射線治療を利用した集学的治療で治癒を目指して取り組みます。是非とも当センターをお役立て頂けたらと存じます。


消化器病センターの取り組み


2014年10月に現在の日本大学病院が開院しました。消化器内科と消化器外科が合同となって診療に取り組むべく、消化器病センターとして一つの部門にまとまりました。患者さんをご紹介頂く際には、内科・外科のいずれであっても問題ございません。お急ぎの際には消化器内科医師に直通の回線も用意いたしておりますので、是非ご利用頂けましたら幸いです。患者さん一人一人にあわせて、適切な、質の高い安全な医療を出来るだけ早期に提供する様、日々精進しております。患者さんや地域の先生方のご期待に沿えるよう、一同心を込めて診療にあたっております。


専門医による診療


消化管、肝胆膵疾患に対応をしています。各分野に専門医を配置し、内科では最新機器の内視鏡や超音波を用いた診断と治療を行っており、特に消化管の早期癌に対する内視鏡治療、肝癌に対するカテーテル治療は数多く手掛けています。外科では患者さんに侵襲の少ない腹腔鏡下手術を積極的に取り組んでおり、胃がんや大腸がんといった消化管癌以外にも胆石・胆嚢炎やヘルニアなどの手術も対応しています。


消化器病センター

診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
/
土曜日
再診の方
月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

日曜日・祝日,日本大学創立記念日の振替休診日(10月5日),年末年始(12月30日〜1月3日),ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map