胸やけがする そんな症状はありませんか?そんな時は日本大学病院受診を!!
・逆流性食道炎とは
逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。逆流性食道炎はもともと日本人には少ない病気といわれていましたが、食生活の変化などによって、最近訴えられる患者さんが増えています。
・症状
胸やけ、呑酸、食物がつかえる、喉の違和感、咳や喘息などのさまざまな症状が起こります。
耳鼻咽喉科や呼吸器科の先生方でなかなか症状が改善しない場合当院へのご紹介もご考慮して頂ければ幸いです。
・患者様への生活上のご指導
過食、早食いをしない。(早食いは空気も一緒に飲み込んでいまう)
高脂肪食をさける。(高脂肪食は胃酸がたくさん分泌される)
なるべく右側臥位で就寝をする。(幽門部を下にして胃液の排出を促す)
・診断・検査
内視鏡検査によって食道が炎症を起こしているがどうかを診断します。逆流性食道炎以外の食道疾患(食道がんなど)もあるため内視鏡検査が必要となります。当院では後藤田教授をはじめ内視鏡専門医が苦痛の少ない検査を行います。リピーターが多いもの特徴です。ぜひ当院を紹介していただきたいと存じます。
・治療
プロトンポンプ阻害薬(PPI)服用が基本となります。PPIは種類も多く投与量、服用期間などが多岐にわたるので当院では患者さまの症状等に合わせて治療をしていきます。紹介元の先生方にも情報提供してまいります。