皮膚科【診療内容のご紹介】

日本大学病院皮膚科では重症アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬に対する生物学的製剤を用いた治療を積極的に行っています。既存の外用治療では難しかった高い治療効果を得ることが可能で、広範囲に及ぶ皮膚病変に対して自身で外用治療を行う時間の短縮は睡眠時間や自己実現のための時間の確保も出来るようになりQOLという観点からは大きな改善が得られます。皮膚病変はもちろんですが、関節症性乾癬や掌蹠膿疱症性骨関節炎などの間接病変に対しても当院では皮膚科での治療も行っております。

また、クリニックでは設備の問題から治療が難しい全身症状を伴うような汎発性膿疱性乾癬、SWEET病や自己免疫性水疱症に対しても血漿交換療法や免疫抑制剤による治療も行っております。ウイルスや細菌性皮膚感染症の重篤なものは入院治療も行い、外来では梅毒やヘルペスなどの性感染症の治療も行います。

手術治療においては母斑や粉瘤などのCommon diseaseから皮膚悪性腫瘍まで行っており、単純切除のみならず、CO2レーザーによる焼灼、皮弁形成術、植皮術も行います。また陥入爪に対するフェノール法やガター法、弾性ワイヤーによる矯正なども幅広く行い、顔面の老人性色素斑には自費診療にはなりますがアレキサンドライトレーザーやルビーレーザーなどを用いた美容治療も行います。

皮膚科は外から見える全ての領域が対象です。見える部分に問題点があれば是非当院にご紹介いただければ幸いです。