呼吸器内科立ち上げのご挨拶
当院では従来、呼吸器疾患を「内科」で診療してまいりました。この度2024年4月より内科から独立し、「呼吸器内科」として診療を開始しました。内科との連携を保ちつつ、より専門性を高めた体制です。呼吸器内科医師を2名から4名に増員し、加えてローテーション中の専修医、初期研修医が所属しております。各学会認定の資格としては、呼吸器内科専門医3名、指導医2名、気管支鏡専門医1名、がん薬物療法専門医・指導医1名がおり、肺炎、気管支喘息、COPD、間質性肺炎、肺癌等の幅広い呼吸器疾患に対して診療できる体制が強化されました。特に他科との連携が重要な胸部悪性疾患に関してはスタッフの多くが精通しております。診断においてはPET検査も有し、治療においては呼吸器外科、放射線科と連携して診療を進めていくことができます。他にも今後、日本呼吸器学会の基幹施設や、日本呼吸器内視鏡学会の関連施設認定を申請する予定です。患者さんにご安心いただけることはもちろん、連携医を始めとする先生方が今まで以上に安心して患者さんをご紹介いただけるよう、最新の情報をもとに患者さんと相談し、それぞれの患者さんにとって最善の医療を提供すべく努めてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。