総合診療センター耳鼻咽喉科を紹介いたします。
当院耳鼻咽喉科では牧山 清(教授)、工藤逸大(医長)、松崎洋海(医長)以下9名の常勤医と10名の非常勤医師で診療を行っています。当科の現状と主な疾患へのトピックス等についてお知らせいたします。
- めまい・難聴・中耳疾患:医学部板橋病院大島教授や野村准教授による専門外来を設けています。大島教授は数少ない耳管開放症の専門家であり、2016年度の耳鼻咽喉科学会では臨床セミナー8「耳管開放症の診断と治療」を御担当されました。
- 鼻副鼻腔疾患:最新の内視鏡システムを用いて積極的に手術を行っています。
- アレルギー性鼻炎:日本アレルギー学会専門医による総合的な治療を行っています。また、高周波を利用した低侵襲コブレーター手術による日帰り手術も行っています。
- 睡眠時無呼吸疾患:CPAPのみでなく、鼻腔手術やコブレーターを使用した咽頭形成術を行っています。
- アデノイド・口蓋扁桃疾患:超音波メスやコブレーターによる内視鏡下手術を行っています。
- 味覚障害・嗅覚障害:各種の検査を施行し、薬物療法を中心に治療しています。
- 頸部良性腫瘍:積極的に手術治療を行います。
- 頭頸部癌:喉頭早期癌に対して音声機能を温存したレーザー治療を行っています。化学放射線治療にも対応しています。
- 嚥下障害:佐倉市民病院の摂食嚥下センター長である津田豪太先生による専門外来を設けています。嚥下機能評価後、重症例にたいしては言語聴覚士による嚥下リハビリテーションを行っています。
- 喉頭疾患:国内トップクラスの手術件数を誇っており、様々な先端的治療を行っています。
各種検査後に必要に応じて専門領域の担当医師が診察できるようにいたします。連携医の先生からの予約は医療連携室が、患者さんからの予約は予約センターが担当しています。