人工関節手術における当院の取り組み
平素より当院整形外科センターに患者様をご紹介いただきありがとうございます。整形外科センターの小林 甫(こばやし はじめ)と申します。令和7年4月より当病院勤務となりました。当院整形外科センターにて膝・股関節の人工関節手術や、救命センターにおける多発外傷を中心に診療を担当させていただいております。
当院の人工股関節手術は、筋腱完全温存で行う仰臥位前外側アプローチが特徴で、筋腱を切離せずに温存して手術を行うことで、術後の脱臼の危険性が低く、術後リハビリの回後が早いことがメリットとして挙げられます。入院期間は10日~2週間ほどであり、自宅へ退院される患者様がほとんどです。
人工膝関節置換術では、患者様一人ひとりの膝のバランスを残した手法を取り入れており、人工関節術後でもより正常膝に近い生活を目指す手術を心がけています。
また外傷に関しましても小児から骨粗鬆症を伴う高齢者の脆弱性骨折、骨盤骨折や開放骨折などの高エネルギー外傷まで幅広く診療させていただいております。
もしお困りの患者様がいらっしゃいましたらご相談いただければ幸いです。
未筆となりますが、今後の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。今後とも何卒よろしくお願いいたします。