当院で行っている研究、2024年の当院の治療成績の紹介
常々、貴重な患者様をご紹介いただき誠にありがとうございます。
先日(4月5日)はご多忙のところ、SOCC(医療連携の会)にご参加いただきありがとうございました。今回はハイブリッド形式で開催させていただきましたが、Webで141名、現地に63名の先生方に参加いただきました。恐らく過去最高の参加者かと思われ、身の引き締まる思いです。今後も皆様のお役に立てるよう丁寧に診察させていただきます。
今回は当院でおこなっている研究の紹介です。当院ではサージカル外来、黄斑外来、血管閉塞ジストロフィー外来を設け、それぞれで研究を行っております。サージカル外来では、中静教授のライフワークである眼内炎予防、黄斑上膜(ERM)、岩崎助教の黄斑円孔(MH)の他にPneumatic Retinopexyの成績、黄斑外来では、5大学(東京女子医大、杏林大、琉球大、福島医大、日大)で構成されるJARCによる加齢黄斑変性(AMD)の多施設共同研究、Pachychoroid neovasculopathyの治療成績、中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)の造影検査の特徴、成人発症型卵黄状病巣(AVL)の研究、血管閉塞外来では、内科的な側面からの網膜静脈閉塞、糖尿病黄斑浮腫(DME)の治療成績などを研究し、学会で発表しております。
また、治験もAMD、DME、増殖糖尿病網膜症(PDR)を対象としたものを当院で行っております。つきましては、AMD、CSC、DME、RVO、PDR(DMEのないもの)、ERM、MHの症例がいらっしゃいましたら是非、未治療でご紹介ください。注射全盛の昨今、未治療の症例が貴重になってきておりますのでご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、昨年2024年の当院の実績もご紹介させていただきます。硝子体内注射は10,790件と微減でした。引き続き病診連携を進め、落ち着いた患者様は皆様方へお戻しするように努めてまいります。
手術は下記の通りで、皆様方のおかげで硝子体手術も増加してきております。また一昨年から裂孔原性網膜剝離に対するPneumatic Retinopexy(気体網膜復位術)の件数が増加してきております。簡便な手技ではありますが、10%程度復位率が落ちますので、適応を選んで行うようにしております。
引き続き、先生方と連携しながら患者様の最適な治療をできればと考えております。ご協力、ご指導を宜しくお願い致します。