消化器外科科長就任のご挨拶
拝啓
新緑の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、令和7年5月より、日本大学病院消化器病センター消化器外科の科長を拝命いたしました林 成興(はやし しげおき)と申します。
前任の山下裕玄先生の後を引き継ぎ、引き続き地域の皆様及び連携医療機関の先生方のお役に立てるよう、尽力してまいります。
私は、大腸・肛門疾患および腹腔鏡下手術を専門としており、進行癌に対する標準的な手術はもちろん、直腸腫瘍(早期癌や粘膜下腫瘍など)に対するTAMIS(経肛門的内視鏡下切除術)も積極的に行なっております。TAMISは、肛門からのアプローチにより低侵襲で病変を切除できる比較的新しい技術で、通常のハイボリュームセンターでは対応が難しい症例にも、消化器内科と連携をとりながら柔軟に対応可能です。
また、当院では大学病院としては珍しく、痔核や一部の痔瘻などの良性肛門疾患に対する手術も行っております。特に高齢者や合併症(心疾患、抗凝固療法中、糖尿病など)を有する患者様の場合、安全管理の観点からも大学病院での対応が望ましいケースがあります。こうした患者様の治療にお困りの際には、ぜひお気軽にご紹介いただければと存じます。
患者様一人ひと理に最適な治療を提供することを第一に、地域の先生方との連携をこれまで以上に大切にしながら、診療を進めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具