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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2026年5月号

当院のOCT検査につきまして

緑風の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

平素より、多数の患者様をご紹介いただきありがとうございます。

今回は視能訓練士鈴木佳奈が、当院で行っているOCT(光干渉断層計)検査についてお伝えします。

網膜・硝子体疾患を専門としているため、ご紹介していただいた新規の患者様の78割は、医師からの指示でOCTを行っています。そのため、1日の検査数は再診の患者様と新規の患者様合わせて約100件行っており、1か月の総数は約2500件になります。

Heidelberg社のSpectralis OCT compact(spectral-domain OCT:SD-OCT)をメイン機器として3台使用し、TOPCON社のDRI OCT Triton (swept-source OCT:SS­-OCT)をサブ機器として1台使用しています。これらを医師の指示のもと目的に合わせて撮影機種、撮影方法を工夫して撮影しています。

SD-OCTではルーチンで行っている中心窩を中心とした黄斑全体を把握できるラジアルスキャンの撮影以外にも疾患や病巣に応じて必要な部位を判断し、追加の撮影をしています。網膜剝離など周辺の疾患の場合は広角眼底カメラ(Optos社製California)で全体像を撮影、病変部の位置を確認し、広角レンズを使用して撮影しています。

SS-OCTは光透過性が高く撮影範囲が広いので SD-OCTでは透見困難な硝子体混濁や術後のガス置換眼など中間透光体の混濁が強い場合に撮影しています。

固視が安定しない患者様には 声掛けをして細かく固視を誘導し、短時間で負担が少なく済むように心掛けています。

撮影する際はどのように撮影するのがベストかスタッフ間で情報を共有し、日々技術の向上と知識を深め、より正確な診断に繋がるような画像が撮影出来るよう精進してまいります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

                   裂孔原性網膜剝離のオプトス画像と広角レンズを使用したSD-OCT画像

 

            

SD-OCT画像                                      SS-OCT画像

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