土木工学科
自然環境保全・防災・インフラ強化など
多方面から地域を守る土木技術者を養成
学びの特色
- 個々の志向に合わせて学ぶ2コース制
- 実践的な力を養う充実の環境・施設
- 地域に根差した土木の先端研究に取り組む
Q 土木工学科で何をする?
インフラ整備から環境保全まで、土木の幅広い分野を学修します。[社会基盤デザインコース]では社会基盤の保全と防災について学び、災害に強い持続可能型社会をつくる技術者を、また[環境デザインコース]では環境の保全、資源循環について学び、人間社会と自然環境の共生を図る技術者を目指します。
Q どんな未来が待っている?
地方自治体や企業は、インフラをつくるだけでなく修復・再生するための知識・技術を持った技術者を求めています。卒業生は総合建設業、道路・鉄道・電力系建設業、設計調査コンサルタント、製造業、公務員や公益企業、教員など多方面で活躍。約1割が大学院へ進学しています。
研究室テーマ(一部抜粋)
劣化した実橋の詳細調査(精密検査)に基づく健全度評価/液状化対策に関する研究/田んぼダムによる洪水緩和効果に関する研究/景観の変遷に関する研究/ため池における水生植物の多様性の保全/地すべり災害を対象とした危険度評価手法に関する研究/緑化の多機能化に関する研究/東北地方などの寒冷地に適した凍結抑制舗装に関する研究
建築学科
高い技術力と豊かな芸術性を身に付け
人々の安全で快適な暮らしを実現する
学びの特色
- 地域の課題に向き合い未来の暮らしを描く
- 建築全般の幅広い知識を網羅する学び
- 進路に直結する専門性の高い系の設定
Q 建築学科で何をする?
建築の目的は、環境への思いやりを持ち、安全性や快適性を追求しながら心豊かな居住環境を実現することです。構造・材料系、計画・環境系の両領域から専門性の高い知識・技術を修得することに加え、創造力豊かな芸術性を身に付けることも目標に据え、建築を多様な視点から学びます。
Q どんな未来が待っている?
卒業と同時に一級・二級建築士、木造建築士試験の受験資格が得られます。建築士資格を取得すると応急危険度判定士として災害復興にも貢献できます。卒業生の約7割が建設業界へ進むほか、製造業、サービス業、エネルギー関連、公務員、教員など多方面で活躍。約1割が大学院へ進学しています。
研究室テーマ(一部抜粋)
ユニバーサルデザインやまちづくりの視点に基づく医療・福祉住環境の改善プロセスに関する研究/耐震補強効果の評価手法に関する研究/廃校施設や遊休不動産の利活用に関する研究/超高強度コンクリートの研究開発/病院や住宅の省エネルギーと災害時の生活継続計画の研究/農村舞台など地域資源の役割・活用に関する研究/民家の再生と活用を目指す理論構築および計画提案
機械工学科
実践的な学びで技術と創造力を養い
環境を考えたものづくりで社会を豊かに
学びの特色
- 将来を支える学びの土台づくりを徹底
- 機械に関する幅広い知見を養う実践的な授業
- 産業構造の変革に対応する柔軟な資質を養う
Q 機械工学科で何をする?
あらゆる産業分野の生産活動の基盤としてさまざまな技術を支える機械工学。力学系基礎と設計・実験に重点を置いた実践的カリキュラムで、産業構造の変革に柔軟に対応できる基礎的な知識・技術を確立し、実践力と幅広い視野を身に付けます。
Q どんな未来が待っている?
機械と人間・社会・自然との関係を深く理解した卒業生は多方面で活躍しています。自動車、ロボット、鉄道、医療機器などの機械産業をはじめ、サービス業、IT・情報処理関連企業への就職のほか、中学(技術)・高校(工業)教員や公務員になる卒業生もいます。また約2割が大学院へ進学しています。
研究室テーマ(一部抜粋)
複数ロボット協調システムによる環境モニタリング・インフラ検査/自動車へ救命機能を搭載するための研究/高性能ヒートポンプシステムに関する研究/高速ウォータージェット流れの可視化計測・数値解析/CAD/CAMによる人工骨部品の試作・開発/FDM形3Dプリンタの造形精度の評価/骨組織再生における力学刺激の影響
電気電子工学科
電気電子情報分野の幅広いニーズに対応
人と環境に役立つ技術で未来に貢献する
学びの特色
- 技術の進化に柔軟に対応できる基礎力を固める
- 電気電子工学への好奇心を高めるカリキュラム
- 複数の分野を横断的に学ぶ
Q 電気電子工学科で何をする?
家電からエネルギー分野まで、多くの産業で活用される電気電子工学技術に加え情報工学も重視。体系的な知識や技術を身に付けることにより、時代のニーズに的確に応える応用力を磨きます。演習や実験を各学年にバランスよく配置し、講義による知識の修得だけでなく実践力と技術も身に付けます。
Q どんな未来が待っている?
資格取得も目標の1つ。電気主任技術者、電気通信主任技術者などのほか中学(技術)・高校(情報・工業)教員免許を取得できます。卒業生は製造業、建設業、情報サービス業などの電気電子系産業や医療分野に加えて、教員、公務員として活躍しています。さらに、約1割が大学院へ進学します。
研究室テーマ(一部抜粋)
ナノスケールの新しい機能薄膜材料の開発/テラヘルツ波を用いた診断装置・情報処理回路の研究/新しい高密度磁気記録方法に関する研究/バイオマス燃料を用いた固体酸化物形燃料電池/歩行者・自転車行動のモデル化に関する研究/太陽光発電予測に基づく需要最適制御/映像メディアを活用したスポーツ運動スキルの獲得支援/無人航空機(UAV)を用いた測位技術の研究
生命応用化学科
多彩な化学分野を幅広く学び
生命や環境に配慮した技術者を目指す
学びの特色
- 着実に力がつく段階的・系統的なカリキュラム
- 教員との距離が近い親身な教育
- キャリア教育を通して化学技術者の素養を磨く
Q 生命応用化学科で何をする?
新しい材料を創出する[応用化学]、環境を守る[環境化学]、健康や医療を支える[生命化学]の3分野を基礎から応用まで体系的かつ横断的に学び、社会に役立つ実践力を持った化学技術者を目指します。また、各産業分野への理解を深める多彩なキャリア教育、教養教育にも力を入れています。
Q どんな未来が待っている?
化学に関する幅広い知識・技術と実践力を身に付けた卒業生は、多方面で活躍しています。化学・医薬品分野の製造業をはじめ、建設業、電気・エネルギー、機械関連などさまざまな業種の企業へ就職し、教員や公務員としても活躍しています。また、約3割が大学院へ進学しています。
研究室テーマ(一部抜粋)
肝硬変治癒を目指したナノ粒子製剤の開発/超臨界流体を利用した省エネルギー分離プロセスと環境保全技術の開発/レーザーを用いたガンの新しい分析方法の開発/レーザー分光を用いた光エネルギー変換デバイスの反応機構解明/ケイ素を有する光・電子機能性高分子材料の創製/セラミックスを基材とした生体組織修復材料の創製/有用糖質生産のための酵素的配糖化反応の開発
情報工学科
情報に関する知識・技術を総合的に学び
人と環境に優しい社会を実現する
学びの特色
- 多分野を体系的に学び、幅広い専門性を修得
- 情報工学の知識・技術とともに考える力を養う
- 自立した技術者を目指し、豊かな人間性を培う
Q 情報工学科で何をする?
コンピュータの能力を生かしながら、“社会の血流”ともいうべき情報を処理するために必要な知識・技術、教養を総合的に身に付けます。また、単にコンピュータを操作するだけではなく、社会のニーズや課題を発見し、論理的に分析しながらコンピュータに指示するための思考力も養います。
Q どんな未来が待っている?
キャリアデザイン科目や基本情報技術者などの資格取得のための科目を配置。将来の目標を明確化して学修意欲を高め、確かな力を育みます。卒業生の多くは情報技術者として情報サービス業などで活躍。公務員になる学生もいます。また約2割は大学院へ進学し、研究・開発職や研究者などを目指します。
研究室テーマ(一部抜粋)
将来ネットワーク基盤アーキテクチャの研究/システムの信頼性保証に関する研究/システムLSIアーキテクチャ設計に関する研究/IoTを利用したサービス構築に関する研究/カオスニューラルネットワークモデルの情報処理に関する研究/地球観測データの情報解析に関する研究/感情音声と脳波の関連性について