学生インタビュー

土木工学のスケールの大きさに憧れて入学
人々の安全な暮らしを支えたい

土木工学科4年 斎藤 有沙さん(福島県立安積黎明高等学校卒)

土木工学科4年 斎藤 有沙さん

#scene1
土木工学の
カッコよさにひかれ
地元で学べる工学部へ

多くの人の力を結集し、大きな土木構造物を作り上げる土木工学の世界に憧れていました。実験や実習が多く、講義で学んだ理論と結びつけながら実践的に学べることが土木工学科のいいところ。インターンシップで、令和元年東日本台風の被害を受け復旧工事中の現場を見て回ってからは、地震や豪雨・洪水などの自然災害による地盤の課題や対策に興味を持つようになりました。3年次後学期からのゼミナールは仙頭紀明先生の研究室に入り、平野や低地など軟弱地盤が形成されやすい場所の地盤工学に関する課題を中心に研究。地盤災害から生命や社会基盤施設を守る効果的な方策を見出すべく、災害のメカニズム解明に挑んでいます。

#scene2
海外研修にも参加
視野が広がった

大学に入って積極性と行動力が身に付きました。2年次にはヨーロッパ研修に参加し、フランスなど4か国を訪問。多様性のある社会に触れ、広い視野で物事を考えられるようになりました。

#scene3
学んだことを生かして地域のために働きたい

実験・実習がある日は作業着や白衣を持参するので、バッグは大きめ。卒業後は、地元福島に貢献できる仕事に就くのが目標。地域の安全な暮らしを守る、インフラ整備や災害対策などに携わりたいです。

卒業生からのメッセージ

広い視野を持って、
安全・安心な社会づくりに貢献したい

日本電気株式会社
ナショナルセキュリティ・ソリューション事業部
熊谷 正憲さん
(工学研究科情報工学専攻2017年度修了)

日本電気株式会社<br />
ナショナルセキュリティ・ソリューション事業部 熊谷 正憲さん

地元福島で被災した経験と、通信技術の研究に携わっていたことから、無線通信技術で安全・安心な社会づくりに貢献したいと思っていました。また留学経験を生かしてグローバルなキャリアを積みたいとの希望もあり、日本電気株式会社に入社しました。現在は国内外向けの国防関連通信システムの設計開発に従事。国防のための社会インフラの一部を担っていることに責任とやりがいを感じています。将来は国家レベルの防災・防衛システムを海外の政府に提案する段階から携わり、新規プロジェクトの獲得に寄与したいと考えています。

臨床工学技士合格体験記

試験直前の追い込みが
不安を自信に変えた

日本光電工業株式会社
カスタマーサービス本部 サービスエンジニア
柴原 祥さん
(機械工学科2016年度卒業)

日本光電工業株式会社<br />
カスタマーサービス本部 サービスエンジニア 柴原 祥さん

機械工学と医療の両方に興味があり、臨床工学技士課程を履修。医療機器メーカーのサービスエンジニア職を志望しました。4年次の過去問題対策では、苦手分野を集中的に学び弱点を克服。国家試験の1か月前からは友人と共に何度も過去問題を解き、ポイントを徹底的に頭に叩き込みました。臨床工学技士の国家試験に合格しただけでなく、大学で工学分野を深いレベルで学び、得意分野を持っているという強みが今の私の自信につながっています。

TOP