【周術期口腔ケア】
日本大学病院では日本大学歯学部病院と連携し、手術を受ける患者様を対象に手術前後に口腔ケアを実施しています。
全身麻酔による手術では、口から気管チューブを挿入します。気管チューブから口腔内の細菌が肺に入り込むことで肺炎や気管支炎といったリスクが生じます。抜けやすくなっている歯がチューブなどに当たり、飲み込んだり気管内に入ってしまう恐れもあります。
また、がんによる化学療法や放射線療法の副作用では口内炎が副作用として出現することがあります。これらの治療前にも口腔ケアを行うことで口内炎の発生頻度をおさえることができます。
日本大学病院で全身麻酔による手術を受けられる方や、化学療法や放射線療法を受けられる患者様は、主治医にご相談ください。