2016年4月から日本大学病院、整形外科の医局長を拝命しました「及川 昇」と申します。
整形外科の医局長は1年交代制であり、皆様に覚えていただく前に任期終了となってしまいます。短い期間ではありますがご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
現在、日大病院整形外科の診療は、手外科、スポーツ整形、脊椎外科、関節外科のチームで行っています。
手外科チームは、長岡院長、豊泉先生、冨塚先生。
スポーツ整形チームは、洞口先生、森本先生、後藤先生、小松先生、鶴崎先生。
脊椎外科チームは網代先生、上田先生。
関節外科チームは、龍先生、鈴木麗先生、長谷川先生と私です。
特に変形性関節症を中心に加療しています。
また2013.10~2015.10月までの2年間埼玉県立小児医療センターで小児整形外科を専門に診察を行ってきました。故に小児整形外科も副専門として診察を行っています。
さらに埼玉県立小児医療センターから平良勝章部長が第2.4週の月曜日の午後に専門診を行っています。平良勝章先生は、学童期スポーツおよび小児整形外科の股関節を専門にしています。
小児の整形でお困りのことがあれば是非ご紹介ください。
突然ですが、ロコモティブシンドロームってご存知でしょうか?
ロコモティブシンドロームとは、運動器の衰え・障害(加齢や生活習慣が原因といわれる)によって要介護になるリスクが高まる状態のこと、で日本整形外科学会が2007年に提唱し、予防啓発を行っています。 「運動器の衰え・障害」の原因には、大きく分けて、「運動器自体の疾患」と、「加齢による運動器機能不全」があります。
1)運動器自体の疾患(筋骨格運動器系)とは、加齢に伴う、様々な運動器疾患。たとえば変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など。痛み、関節可動域制限、筋力低下、麻痺、骨折、痙性などにより、バランス能力、体力、移動能力の低下をきたします。
2)加齢による運動器機能不全とは、加齢により、身体機能は衰えます。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下などがあげられます。「運動機能の低下」が起こり、容易に転倒しやすくなります。
高齢社会の中、健康寿命を延ばすためにロコモティブシンドロームの認知度を上げ、整形外科医としてかかわっていく必要があります。以後、及川昇、ロコモティブシンドロームとも御認知よろしくお願いいたします。