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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2016年11月号

「心電図室はどこですか」

皆さんも感じていると思いますが、昔と違って街中に外国人がたくさんいると思いませんか。

昨日行った居酒屋さんでハイボールを持ってきてくれたのもアラブ系の外国の方でした。富士山やディズニーランドなどの観光地のみならず、薬屋や家電量販店にたくさん観光客がいるのも昔から思えば面白い話です。

うちの病院の整形外科でもここ2,3年外国の患者さんが増えているように感じます。自分の前を通った患者さんだけでも思い起こせば中国、台湾、インドなどアジアはもちろんノルウェー人、ポーランド人、イラク人などヨーロッパ・中東方面の患者さんもちらほら診ることがあります。日本に住んで病気になる方もいれば、ケガなどではTouristの方もいます。皇居や築地市場が近いのでそこでケガする方が多いような気がいたします。

その度にいつも思うのですが、日本ではまだいろいろ不自由が多いなあと感じます。一番はやはり言葉であり表示であります。診療中の自分のつたない英語もそうなのですが、今回、それはまぁ横に置いといて(+_+)、自分の診察から患者が離れたあとの動きなどの医療システムの事を考えます。患者にしてみれば慣れない外国において病気で不安に加えて英語で診療以外の説明を受けられない・表示が分からずどこに向かっていいのかわからないというのはなかなかストレスなのではないかと思われます。このことは日本中の問題だと思います。

しかしこれは医療業界だけの問題ではないのはもちろんで、業態によってはすでに対処されていることを感じます。百貨店や家電量販店には外国語と日本語が話せる職員がいて、何かあれば売り場にかかわらず呼び出して商品説明や買い物の手伝いしているのを見ます。とても良い方法だと思います。以前自分が働いたことのある病院には近くに中国の方がたくさん住んでいるので看護助手に日本語と中国語が話せる中国人を雇用して、我々医師や検査技師との間に入って通訳してくれ、病院の玄関を出るまで対応していました。群馬の病院では近くの自動車工場にブラジル人がたくさん雇用しているので同様にブラジル人の看護職員が診察などにはいり対応していました。

今は安倍首相の政策で日本は観光立国を目指し、日本中がいままでにないほどの外国人観光者を呼び込んでいます、また東北大震災で一時期減った在日外国人もいまは右肩上がりに増えています。2020年の東京オリンピックで国際化がどんどん進むでしょう。それを機に医師のみならず、医療関連業種である看護師・検査技師・理学療法士・ソーシャルワーカー・薬剤師・医事の外国語対応力UPを期待したいと思います。それもひとつの大切な”Japanese OMOTENASHI!”になるでしょう。

整形外科センター

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