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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2017年8月号

2016年4月から2017年3月までの日本大学病院整形外科の医局長を遂行致しました「及川 昇」と申します。整形外科の医局長は1年交代制であり、残念ながら皆様に覚えていただく前に任期終了となってしまいました。また、私自身初めて日本大学病院に赴任したのが2015年10月からであり、現在の新しい病院になってからでした。あれからもうすぐ3年が経とうとしています。


現在、日大病院整形外科の診療は、手外科、スポーツ整形、脊椎外科、関節外科のチームで行っています。 2017年4月にメンバーが少し変わりました。手外科チームは、長岡医師、豊泉医師、冨塚医師。 スポーツ整形チームは、洞口医師、小松医師、駿河医師。 脊椎外科チームは網代医師、上田医師。関節外科チームは、龍医師、小島啓医師、三嶋医師と私です。また、私は2013年10月~2015年10月までの2年間埼玉県立小児医療センターで小児整形外科を専門に診察を行ってきました。故に小児整形外科も副専門として診察を行っています。


さらに埼玉県立小児医療センターから平良勝章部長が来て第2.4週の月曜日の午後に専門診を行っています。平良医師は、学童期スポーツおよび小児整形外科の股関節を専門にしています。 小児の整形でお困りのことがあれば是非ご紹介ください。


現在私の所属する関節外科チームは、人工膝関節、人工股関節を中心に年間約200件を行っており、週刊朝日MOOK「手術数でわかるいい病院 2017」人工関節置換術(膝関節データ)で関東7番の手術数であり、都内の病院の中でも有数の数を誇っております。膝関節痛・股関節痛も是非ご紹介お願いします。


さて、2016年のニュースレターで一度お話しした「ロコモティブシンドローム」について皆様の認知度は高まってきたでしょうか? 現在私は5年生のBSL講義をしており、骨粗鬆症について話をしています。


ロコモティブシンドロームを引き起こす3大疾患として、変性性関節症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症があります。医学生での「ロコモティブシンドローム」の認知度はかなり低い状態です。一般の方ではさらに認知度が低いのではないでしょうか。 ロコモティブシンドロームとは、運動器の衰え・障害(加齢や生活習慣が原因といわれる)によって要介護になるリスクが高まる状態のことで、日本整形外科学会が2007年に提唱し、予防啓発を行っています。また、2013年3月より健康日本21(第2次)の中で、10年間で国民のロコモ認知度を80%まで上げる目標を掲げています。私も微力ながらロコモアドバイスドクターとして、この場をかりて予防啓発活動をさせていただきます。


2015年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えました。寿命の伸びに伴い、高齢者人口も増え、我が国は2007年に高齢化率が21%を超えたあとも高齢化が加速しており、2014年9月の総務省の発表では高齢化率は25.9%に達しています。今後、2025年には30.3%、2060年には39.9%に達すると試算されており、今後の問題点の1つとして、平均寿命と健康寿命のGAPです。 健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活が送れる期間のことです。 2015年のデータで、男性の平均寿命80.79歳に対して、健康寿命が71.19歳。女性では平均寿命87.05歳で健康寿命が74.21歳で、男性で約9年、女性で13年のGAPがあります。 このGAPをすこしでも埋めるためにも、ロコモティブシンドロームについて御周知宜しくお願いいたします。

整形外科センター

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