こんにちは。4月より医局長を拝命させていただきました、上田修平と申します。
当院で脊椎を担当して4年目となり、紹介状を持参される患者様を診療させていただく機会が増えてきておりますが、ほとんどの患者様が不安げな表情で診察室に入って来られます。「脊椎の手術は怖い」「車いす」「半身不随」などと漠然としたイメージがきっとあるのだと思います。患者様が感じる漠然とした不安を払拭するためには、的確な診断を下し、それを丁寧に伝えることでしか為せないと思います。不安を抱えている患者様に対して、いきなり「手術でしか治りません、手術しないのならよそへ行ってください」と言うことは決してなく、神経根ブロック・椎間板ブロックなど駆使しながら丁寧に的確な診断を下します。経過中に「これなら手術は必要ありませんよ」とお伝えできたときに、患者様の表情が和らぐとこちらも嬉しくなります。手術が必要であろうケースでも、患者様が「やる気」になるまでゆっくりと待ちます。
当脊椎班は、私と網代泰充先生(教育医長)の2名のみですがタッグを組んで4年以上、ほとんどすべての手術を二人で行ってきました。まさに「阿吽の呼吸」です。当院では、内視鏡を用いた最小侵襲手術から、胸椎~骨盤まで固定するダイナミックな手術まで幅広く行いますが、その中から患者様にとって最適な手術方法を一番に考えております。手術件数も右肩上がりに増えており、平成28年度手術件数は165件(平成24年度までは約60件)と過去最高となりました。丁寧な診察・的確な診断・最適な手術方法の賜物だと思っております。
長く続く腰痛や手足のしびれなどで将来に不安を抱えている患者様がいらっしゃいましたら、是非一度、当脊椎班にて丁寧な診察をさせていただければと思います。
まだまだ残暑が厳しいですが、暑さに負けずがんばりましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。