日本大学病院眼科 助手 古谷公一と申します。
当院では平成30年1月より専門外来診療を始めており、各疾患における確立した医療を単一医師のみでなくグループ診療する事でより良い医療を提供できる体制を整えております。現在は糖尿病・血管閉塞疾患、黄斑手術、黄斑疾患、ジストロフィ疾患と4つの大きな枠組みを作り、専門外来診療を行っておりましたが、4月より新たに涙道専門外来が加わることとなりました。涙道専門外来診療は毎月第1・第3木曜の午後に診療を行います。
当院では開院より昨年末まで57例の涙道チューブ挿入術を行っておりました。
昨年までは加島医師の診療枠にご紹介いただいた患者様により手術加療を行っておりましたが、私も診療に携わり専門外来を設ける事により、より多くの涙道疾患に対応できる体制を整えました。抗がん剤であるTS-1使用者による医原性の涙小管閉塞に対しては初期の通水テストで狭窄が疑われる時点でのシリコンチューブ挿入により完全閉塞を予防できる報告があります。その他、涙道洗浄・涙道ブジーでの流涙の改善が困難な症例などに対しても涙道内視鏡による検査と同時に必要であればチューブ留置を行う事も可能です。ブジーでの開通不能例、通水テストでの逆流症例などの流涙にお困りの患者様がいましたら、是非とも涙道専門外来にご紹介ください。
今後ともよろしくお願い申しあげます。
医療関係者の方へ
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