梅雨の候、先生方にはお変わりなくご活躍とのこと、お喜び申し上げます。
貴重な患者様を多数ご紹介下さりありがとうございます。
日本大学病院では、毎月ニュースレターを発行し、紹介状の返信に同封させていただくことになっておりますが、アイセンターでは、網膜・硝子体疾患に関する最新のトピックスから当院の診療体制、ドクターの紹介など内容は様々です。過去のレターについては、当院のホームページで閲覧できるようになっております。
さて、2018年度の診療報酬改定にて、4月1日より、白内障術前後にコントラスト感度検査が、207点で算定可能となりました。
一般に使われている標準視力表は、コントラストの高い白黒の文字を識別する能力を測る検査として用いられますが、白内障の患者さんでは、標準視力表では良い視力がでていても、実際には治療を必要とするケースが多く、コントラスト感度は白内障があると有意に低下し、視力が良好な白内障患者の手術時期の決定にはコントラスト感度を測定して機能障害の程度を把握する必要があるとされています。
(「白内障診療ガイドライン」日本白内障学会誌 2004 年 7 月 16 号別冊)
当院では、硝子体手術を多数手がけておりますが、その多くが黄斑上膜の治療となっています。
黄斑上膜の手術後の患者さんのお話に耳を傾けると「一枚膜が取れた見え方になった」とおっしゃるケースがあり、白内障だけでなく、黄斑上膜の術前後にコントラスト感度が変化するのかを検討することにより、適切な手術時期を選択できる可能性があります。
黄斑サージカル外来の一つのテーマとして研究していきたいと思います。