小児科【小児科科長就任のお知らせ】
日本大学病院小児科は、浦上達彦科長の退任に伴い、令和4年4月1日から石毛美夏が新たに小児科科長に就任いたしました。また、当院は平成26年の開院以来、5つのセンター体制で診療にあたって参りましたが、4月から小児科を含む総合診療センターは各診療科での診療となりました。今後もすべての診療科および4つのセンターで連携し、専門性の高い疾患の診療や高度医療を行って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
小児科の外来は、原則として午前中は一般外来・発熱外来、午後は専門外来・予防接種・健診としておりますが、患者様の状況により随時対応させていただきます。お電話等でご相談ください。なお、発熱外来は陰圧診察室や専用待合により、他の患者さんと接触がないように十分な感染防止対策を行っておりますので、感染・非感染の患者さんとも安心して受診していただけます。
専門外来は、糖尿病や低身長その他の内分泌疾患(鈴木潤一、峯佑介、他)は、4月以降も今まで通りの金曜を除く毎日の外来診療枠を維持し、浦上達彦前科長の外来診療も各週木曜日で継続いたします。先天代謝異常症(石毛美夏、市野井那津子、他)は引き続き月および金曜日に、アレルギー(岩間元子、他)は水曜日に外来診療を行います、当院では食物アレルギー患児に対する食物負荷試験は小児病棟で医師・看護師が十分な観察をしながら行っており、ご紹介の先生方にもご家族にも安心していただける体制を整えております。肥満症に関しては、原光彦客員教授による生活習慣病外来を隔週金曜日で開設しており、たいへん好評です。また日本大学板橋病院の医師による血液外来、腎臓病外来、循環器外来および小児神経外来も継続いたします。
上記専門分野の診療に加え、区内で唯一24時間小児に対応可能な二次医療機関として、一般疾患にも広く対応しています。小児病棟は3床の陰圧室を備え、十分な感染防止対策を行いながら、発熱のある児も感染症以外の児も、ともに入院治療が可能です。乳幼児入院時の保護者付添は、ご家庭の状況を問わず児の病態にあわせて入院治療ができるようにという開院当初からの理念を継続し、現在も(COVID-19のため一部制限はありますが)付添の有無はご家族のご希望にあわせております。
今後も専門医療機関、二次医療機関として引き続き地域の皆様に貢献して参る所存です。新体制の日本大学病院小児科をどうぞよろしくお願い申し上げます。