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日本大学病院

医療関係者の方へ
ニュースレター

2016年12月号

2016年も最後の月になりました。本年も先生方から沢山の大切な患者様をご紹介頂き、そのおかげをもちまして、我々アイセンターの医局員は、様々な網膜・硝子体疾患の診断と治療を経験し、各々、診療の「技」のレベルアップができています。

網膜・硝子体領域を中心とした医学情報誌<RETINA Medicine>が、先端医学社から年2回刊行されています。その最新号(2016年秋号 vol5 no.2)の特集は「私の診療 ~匠の技~」で、幾つかの疾患について、①ベースとなる治療方針・診療の流れ ②診断におけるこだわり ③患者へのインフォームド・コンセント ④治療選択(治療開始基準を含む)の項目があり、加齢黄斑変性の1つを、森が執筆させて頂きました。以下が、その要約です。

<加齢黄斑変性(AMD)専門医(匠)が、滲出型AMDの診断で念頭に置くことは、治療の適応となる脈絡膜新生血管(CNV)の検出であり、カラー眼底写真と光干渉断層計(OCT)の所見から網膜色素上皮(RPE)のラインの隆起性を確認する。次に緊急に治療するかどうかの判断をする。患者へのインフォームド・コンセントで、治療の目的は視力低下を止めることで、通院の継続に終わりはないことを説明する。治療開始基準は、視力よりもCNVに伴うフィブリン、網膜下出血の所見の有無であり、Type1CNV( RPE下CNV)やポリープ状脈絡膜血管症には、RPE下の病巣への効果がより強いアフリベルセプトを選択する。>本文では、図や眼底写真を提示し、患者へのインフォームド・コンセントも例を挙げて説明し、日本大学病院アイセンターの加齢黄斑変性に対する診療の方針を記載いたしました。このような総説を執筆できるのも、沢山のご紹介の患者様を診察させて頂いているからであります。本当にありがとうございました。

来年度も宜しくお願い申し上げます。

アイセンター

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