ロービジョン患者さんの移動外出支援について
秋晴の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より多数の患者様をご紹介頂きありがとうございます。
日頃 、ロービジョンケア外来では外出や移動に不自由を感じているという相談を多く受けます。 そのような患者様に紹介している「移動外出支援」についてお伝えします。
1.『同行援護』
視覚障害に特化したサービスです。外出全般に対応可能で、病院内まで同行してもらう事ができ、代筆代読も対応してくれますが、通勤通学には利用できません。市区町村の窓口にて計画書を作成するなど手続きが必要です。
2.『移動支援』
視覚障害を含む障害者手帳を所持している方が利用可能です。地域によっては通勤通学や院内までの同行が可能な場合もあります。市区町村の窓口に申請書を提出し、サービスを提供する事業者と契約をします。
3.『各種支援団体による外出支援』
民間のサポートで、 対人で移動をサポートするサービスやAI ・音声ナビで歩道情報をお知らせするアプリなどがあります。
これらのサービスを一覧にまとめました。
ガイドヘルパーズ 『 https://guidehelpers.jp 』
視覚障害者とガイドヘルパーをアプリでマッチングするシステム。24時間365日いつでも散歩や旅行まで対応可能で行政の同行援護のように月間の利用上限がなく、ガイドヘルパーを選ぶこともできます。
(現在は東京23区近隣での対応)
アイコサポート『 https://eyecosupport.prime-as.co.jp 』
視覚障害者がスマホで位置情報や周囲の映像を共有すると、遠隔オペレーターがインターネット検索や目的地までの移動を声でご案内しサポートしてくれます。
Eye Navi『 https://www.eyenavi.jp 』
視覚障害者がスマホで周囲を撮影すると、AIが周囲の障害物や目的物を検出し、目的地までの方向や経路、周辺施設、歩行者信号カラー、点字ブロック等を音声でご案内します。
ナビレク『 https://navirec.yomube.co.jp 』
GPSで追跡し曲がり角や横断歩道を振動と音でお知らせします。初めての方には使い方レッスンも実施しています。
ロービジョンケアを希望する方がいらっしゃいましたら、まずは診察をご予約ください。
紹介状にロービジョンケア外来希望とお書き添えいただければと存じます。診察時に改めてご予約をお取り致します。これからも患者様の不安に寄り添えるよう、視能訓練士一同日々精進していこうと思っております。