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留学・国際交流

学びがたくさんのボランティア︓井上勇翔さん(経済学部)

私がボランティアを始めた動機は、今年の夏から日大本部と提携を組んでいるアメリカの大学に交換留学に行くことになったので、出発までに海外の友達を作ってみたいと思ったのがきっかけです。

今回、ボランティアをやってみて、日本語という外国語の難しさにめげずに勉強する学生を見て、とても嬉しさを感じました。今回、私が参加したCO(Communication)クラスの留学生は1人でしたが、私たちボランティアと一緒に週ごとの目標を達成できるように協力し合えたことが良かったと思います。日本人でありながも自文化のことを知らなかったり、上手く説明できなかったりしたことがありましたので、改めて「日本の文化」を学ぶ大切さも知りました。

その他に、ボランティアとしての活動を通して印象に残ったのは、授業終盤で行う小スキットの作成作業です。これは4人でセリフを考えて難しい表現や言い回しをさらに易しく直し、セリフ合わせをしてビデオ撮影をするものでした。撮影したビデオを見返して、演じていない時の自分の仕草や行動でその時どんな心情をしていたのかが分かってしまうということを教わったりもしました。COクラスであるだけに、言語以外のコミュニケーションの仕方に、自分の心情や状態を知らないうちに仕草や行動で表しているということも学べました。

今学期、ボランティアとして活動したことで、自分自身の成長を感じた点は、なによりも、日本語講座に参加しようと思い立ったこと、それが自分にとっての成長だと思います。自分でホームページを見て行動にまで起こすことができ、その結果としてとても良い環境下でボランティア活動ができたと思います。

きっかけは人によって様々ですが、日本語講座では普段会えない他学部の学生はもちろん、海外からの留学生と仲良くなれる機会があります。そこで得られる多様な考え方に触れたり、今まで考えてこなかった事に気付かされたりなど、ここでしか経験できないことがたくさんあります。このめったにないチャンスを一度手にしてみてはいかがでしょうか。