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留学・国際交流

ラッペンランタ大学 松尾拓人さん(法学部)

2017年5月7日

先月の終わりまで雪が降ることもありましたが、5月に入ってからずいぶんと暖かくなりました。とはいっても大体10度以下なので、私もすっかりラッペンランタの暮らしにも慣れたようです。湖の氷も溶け切り、いつも訪れる場所から景色を眺めていると、初めてここへ来た日のことを思い出します。約10か月が過ぎいよいよ帰国を来週に控え、ついにこの街を離れる日も近づいてきて留学生活の終わりを感じています。
さて、4月には前期に受講していたCross-Cultural Issues in International Businessの試験がありました。LUTでは、基本的に記述式の試験が多いです。授業にもよりますが、試験を受けるためには、授業内で課されるすべての課題を提出しなければならず、その課題にも成績を付けられるため、基準以下の点数を取ってしまった場合は試験を受けることもできずに単位を落とすことになります。
こちらの授業は、ペアワークを通して課題を行う予定となっていたのですが、当初ペアを組むはずだった友人が諸事情により抜けてしまったため、すべての課題を一人でやり切りました。締め切り数日前は朝から夜まで図書館にこもって取り組んでいたことも今となってはいい思い出です。また、ここまでやったのだからどうしても試験をパスしたくて試験前は必死に勉強しました。成績発表で5段階評価中4を取得することが出来た時は非常に嬉しかったです。
 

図書館にはこのようにソファが置いてあり、生徒たちも疲れた時はここで仮眠をとっています。私も図書館で課題や試験前の追い込みをしている時はよくお世話になっていました。ちなみに図書館は24時間空いています。
 また、LUTの授業は指導教員によって様々な特徴があります。今学期に受講していたPromotion and Sales Managementは、グループごとに授業のテーマに沿ったトピックを選択し、それぞれ研究を行いプレゼン発表するという生徒主体の授業スタイルとなっていました。また面白いことに、授業を生徒たちが行っているため、試験問題もグループ毎に作成する仕組みになっています。そのため、生徒たちも責任感を持って課題に取り組まなければなりません。私のグループはコンテンツマーケティングについて研究したのですが、前期に比べスムーズにグループワークやプレゼンを行うことができたので、少し成長した自分の姿を見ることが出来たような気がしました。数日後に試験も控えているのでそちらの勉強も頑張っていきたいです。

この交換留学を通して様々な経験をしてきましたが、振り返れば一瞬のことのように感じます。フィンランドの四季を感じ、大学では多くのことを学び、大切な友人ができ、沢山の思い出を作ることが出来ました。それらを与えてくれたラッペンランタは私にとって第二の故郷のような街です。ラッペンランタで留学生活を送ることができて本当によかったです。残りの少ない期間を大事に過ごして帰国日を迎えたいと思います。
 

2017年4月5日

 4月に入り気温も温かくなり、街に残っている雪や湖の氷も溶け出してきました。冬が始まって以来、常に厚着をして雪の上を歩いていましたが、数か月ぶりに少し薄着で地面を散歩することが出来ました。
LUTにはIntensive Weekという期間があり、その際に受講可能な集中講座は通常よりも短期間で授業を終えることができます。期間としては、一日に6時間~9時間とかなり長いですが一週間程度となっています。今回は、先月に受講した集中講座の“Contemporary Issues in International Marketing”について紹介したいと思います。こちらは教授による講義とグループワークを中心に授業を進めていきます。内容としては、国際マーケティングの基礎・注目のトピックを学び、それについて多国籍のグループで議論しプレゼンを行う形になっています。そして、最終プレゼンにはおなじみのケーススタディです。今回はビールで有名なHEINEKENについて研究しました。具体的には、現在のHEINEKENの国際的ポジションの評価や今後成長するためのマーケティング戦略などです。商品として身近なものだったので興味を持って取り組むことが出来ました。また、授業を通して毎日短い準備時間の中でプレゼンをしなければならなかったので、プレゼン能力も向上したように思います。
先月の休み期間には、友人たちと旅行にラップランドへ向かいました。サンタクロースが住んでいる場所とされていて、最近では観光地としても人気なようです。サンタクロース村があるロヴァニエミを訪れ、イナリという小さな町に宿泊しました。フィンランドといえば、やはりオーロラが有名です。ラップランドは一年で約200日オーロラが見える地域と言われていますが、今回は運よく3夜も見ることが出来ました。人生で一度は絶対に見たいと思っていたので、実際に目の前にしたときは感動しました。
 
今月で全ての授業が終了し、来月には最終試験が控えています。留学の終わりがすぐそこまで近づき、当初は長い留学生活になりそうだと思っていましたが、いよいよ帰国するのだなと徐々に実感が湧いてきています。残り少ない期間もしっかりと充実した時間を過ごしていきたいです。

2017年3月2日

曇り空が続いていたラッペンランタにも日が差すようになり、春の訪れを感じています。
冬の晴れた日の景色もまた絶景です。湖の上を歩きながら夕日を眺めていた時は、フィンランドへ来てこの景色を見ることが出来てよかったとしみじみ思いました。
冬の晴れた日の景色
冬の晴れた日の景色
驚いたことに、こちらでは寒さのあまりによくスマホのバッテリーがショートしてしまいます。右の写真を撮った後、ショートしてしまったので一番きれいな景色を撮ることが出来ませんでした…。


LUTの冬学期も前期が終わり、これから一週間の休みをはさんで、残すところ後期のみとなりました。学期末レポートと試験に追われる慌ただしい日々から一転、また新学期が始まるので気持ちを切り替えていくのが大変です。今まではBachelor(学士)レベルのビジネス授業を中心的に受講していましたが、後期にはMaster(修士)の授業にもチャレンジする予定なので、よりいっそう頑張っていきたいです。

こちらの学生はパーティーが大好きで、暇さえあれば夜に集まり部屋でお酒を飲みどんちゃん騒ぎをしています。冬学期に入り、新たに多くの留学生が入学してきたことと自分の時間に少し余裕が出来たこともあり、よくホームパーティーに参加するようになりました。正直に言うと、私はお酒に弱くパーティーはあまり好きではありませんでした。それでも、みんなで酔いながら、くだらないことばかりですが、それまであまり話さなかった自分のことについて語ったり、楽しい時間を共に過ごすうちにどんどん互いのことを知り、以前よりもっと親密になれました。

LUTのモットーに“OPEN YOUR MIND”というものがあります。単純なことですが、特に文化や言葉の異なる海外では自分の心を開くことが大切です。そんな当たり前なことに気づかせてくれた大事な友人たちと残り少ない期間を大事に過ごしていきたいと思いました。日本人に比べ圧倒的にお酒が強い人ばかりなので、ついていくのは本当に大変ですが…。

また、先月は空いた時間にロンドンへ行ってきました。フライト代が日本からと比べて格段に安いので、気軽に旅行へ行けるありがたみを感じています。こうした環境にいることはおそらく今後ないと思うので、残りの留学期間中にできる限り他国を訪ね文化や人と触れ合い、見聞を広げていきたいです。
公園のリス
公園でリスがお出迎えしてくれました。
ビッグベン
93/4番線
偶然でしたが、宿泊地の最寄り駅がハリーポッターの舞台となったキングスクロス駅だったので、有名な93/4番線を見ることが出来ました。

2017年2月4日

2月に入り留学期間も折り返し地点を迎えました。先月にはついに-25度を記録しましたが、今年のラッペンランタの冬は例年と比べ平均的に暖かいようで、想像していた極寒というイメージとの差を少し感じています。
留学が始まって以来、毎日のように英語力の大切さを感じさせられています。英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能に分類されているといい、英語力を伸ばすということはそれらすべてを向上させることになります。私は、留学前からリスニングが苦手でTOEFLの試験では、文法とリーディングで点数を伸ばしていましたので4技能に大きな差がありました。
授業を英語で受けると、課題で英文を読み、授業を理解し、意見を発する、そしてレポートを書く等が主な流れですが、もちろんこれら全てに4技能が使われます。基本的にはこのサイクルが続いていくので、苦手分野があると流れに支障が生じ、そこに膨大な時間と労力を費やすことになります。私の場合、聞く・話すことが問題となったため、授業の内容を理解しきれない、それによって適切な発言もできないという状況から始まりました。今でこそ、少しずつ聞き取れるようになり発言もできるようになりましたが、留学中の貴重な時間を多く費やすことではない気がしています。なので、これから留学をする方や留学を考えている方には、苦手分野を作らずに英語力全体をできる限り高いレベルまで伸ばしていただけたらなと思います。そうすることでより充実した留学生活を送れるようになるはずです。
そして、LUTでは、先月から新学期が始まりました。現在履修している “Cross-cultural issues in International Business”では、文化的違いがビジネスマネジメントに及ぼす問題について勉強しています。授業中の雰囲気を伝えたかったので写真を撮りました。
前で生徒と話している方が授業を担当してくださっているIgor Laine先生です。

今回は、アメリカの企業が文化的背景の違いからフィリピンで経営に失敗した過去の事例をもとにディスカッションを行いました。事例を扱って分析していくスタイルは、一般にケーススタディと呼ばれていてビジネス授業の主な内容となっています。問題に対して生徒が発言し先生も混ざって和やかな雰囲気で議論が進んでいきます。日本での発言したくない、緊張してしまうような雰囲気とは異なっているように感じました。
また、冬は家にこもりがちになっていますので、最近ではジムに通っています。大学内に施設があり器具も充実していて、学生は15€で一学期通して利用できるのでかなりお得です。フィンランドは常に曇りで雪も降っており、外で運動することは少ないのでちょっとした息抜きとして多くの学生が集まっています。

初めは長いように感じていた留学生活も、気づけば残すところあと三か月程になってしまいました。しっかりと自分を見つめ直し、残りの時間で何ができるのか、また将来のことも考えながら悔いのないように頑張っていきたいと思います。

2017年1月20日

ヘルシンキ大聖堂とフィンランド人の友達からいただいた花火の写真です。今年はフィンランド独立100周年ということで例年より盛大に花火が打ち上げられたようです。しっかりと調べておけばよかったと後悔しています…。

2017年が始まり、改めて時間が過ぎていく早さを実感しています。私は、新年の幕開けと同時に打ちあがるという花火を見ようとヘルシンキへ行き、人の集まるヘルシンキ大聖堂の前で時間を待ちました。12時になった瞬間、歓声とともに花火の音が鳴り響きました。おそらく1.2㎞程離れた場所から。そうです、下調べをあまりしていなかったせいで場所を間違えていました。宿を予約してまで来たにもかかわらず、新年早々やってしまったと思いながら賑わうバーでお酒を飲み、静かに新年を過ごすことになりました。
先月に、授業の最終課題と試験を乗り越え前学期を終えることが出来ました。以前紹介した“English Communication for Business and Management”のクラスでは、最後の授業にグループプレゼンテーションを行いました。大陸名が書かれたくじを引き、当たった場所から国を選択して、そこに会社を設立することを仮定した課題になりました。私たちは、アフリカ大陸を引いたので、国をナイジェリアに決めKONECRANESという既存のクレーン会社を湾岸沿いに設立することを考えました。ナイジェリア出身の方に行ったインタビューを基に、私はナイジェリアの文化と価値観についてプレゼンを行いました。例としては、ナイジェリアではビジネスの場においても“Bureaucracy(官僚制)”的組織構造を持つ側面がみられ、時としては問題になることがあるという点について述べました。実際にプレゼンの場で話すと、考えていた内容が飛び、練習より時間がかかるなど理想とは程遠いものとなってしまいました。プレゼンが終わった後、もっと練習をしてメンバーと同じように上手にプレゼンをしたかったと落ち込んでいたところ、他グループから「初回の授業でヒロトがみんなの前で話したことを覚えているよ。英語上手になったね」とコメントを頂きました。うまくいかなかった事ばかり考えていましたが、あたたかいコメントに思わず泣いてしまいそうになりました。課題、授業ともに難しく大変でしたが、振り返るとその分自分も成長できたとてもよいクラスとなりました。

こちらは授業でお世話になったTarja Kovalev先生です。難しい課題や英語の勉強について相談をした時はいつでも親身になって話を聞いてアドバイスを下さいました。

海外生活をするということで、健康に気を付けて過ごしていたのですが、歯が少し欠けてしまい、痛みも強かったので病院へ行くことになってしまいました。ラッペンランタの歯医者を調べたところLUT内に“F・S・H・S(FINNISH STUDENT HEALTH SERVICE フィンランドの大学もしくは高等教育機関で学ぶ学生のために、一般、歯科、精神科治療を提供するサービス)”があり、歯科衛生士の方から治療を受けました。
しかし、翌日も痛みが治まらず、電話相談したところ、市内の病院へ行くことを勧められ、そのまま予約を行い向かうことになりました。「ラッペンランタへ来て間もない時よりも電話のやりとりがスムーズにできるようになったな」などと感じながらバスで向かいました。市内の病院へはバス一本で行けます。気になるのは値段ですが、結果から言うと小さな詰め物をするだけで、およそ154ユーロかかりました。現在のレートからすると、日本円にして約1万8500円前後です。保険無しの値段でしたが、非常に高いので健康には十分気を付けましょう。

2016年12月5日

ラッペンランタで生活を始めてから三か月が過ぎ、12月に入りました。フィンランドでは、今の時期だとおよそ3時から4時の間に日没が訪れます。マイナス10度近い気温や曇り空、早い日没時間など、初めは非日常的だった体験が日常の出来事へと変わり、こちら生活にもだいぶ慣れてきたなと感じます。
大学から撮った写真ですが、3時を過ぎてからこのようにだんだんと暗くなってきます。右は、以前にも載せたサイマー湖の写真と同じ場所で撮影したものです。11月中頃には湖の表面が凍り、景色は辺り一面美しい白一色へと変わりました。

現在、LUTには主に三つ学食がありますが、この写真はTECHNOPOLISという食堂になります。値段は2.6€もしくは4.6€で、好きなだけご飯を食べられます。安くておいしいため一番のお気に入りです。

11月は常に課題と向き合っていたようなひと月となりました。毎週のように複数の授業で課題が追加されるので、終わらせてもまた課題をこなすという日々を送っていました。その中でも興味深く、印象的であったのが、ビデオレポートを作成する課題です。企業の求人広告に対して英文の履歴書と時間制限付きのビデオレポートを送るという設定の内容になっていました。現在、私は4年生なので留学後に就職活動を控えているのですが、自分の持っている強みや人柄をアピールする方法や、どのようにして限られた時間で大事な点を簡潔に伝えるか等、とても役に立つ勉強ができました。ビデオを撮り、それを自分で確認することで、話し方、表情や身振り、雰囲気などを客観的に知ることができます。自分を知り、将来の仕事について今一度考えるためのよいきっかけとなりました。
そして、今学期から新しく始まった“Academic Writing2”という授業についても少し紹介したいと思います。こちらはグループワークを通して、メンバーと決めたテーマに沿ったレポートを書き上げる内容となっています。カメルーンとロシア出身の方と三人のグループを組んでいます。どちらもエンジニアコースに在籍しているため、テーマを“Sustainable Development(持続可能な開発)”に決定し、日本、カメルーン、ロシア三か国の政策の比較を行っています。自分の専門とは異なるテーマについて勉強することで、自国が今どのような問題を抱えているのか、どのような対策を打っているのか、他国にはない日本の利点等、今まで知らなかった日本の姿を知ることができました。ビジネスとは異なる分野のテーマですが、知らないことを学ぶよい機会でもあり、そこで学んだ知識はいつか自分の役に立つ日が来ると信じているので、今後もこうしたチャンスがあれば積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
各々自国について書いてきたレポートをまとめる作業を行っていた時、私のパートの修正が他二人より多く時間がかかってしまったことがありました。そこで私は、手間と時間をとらせてしまい申し訳ないと伝えたところ、二人は「なぜ謝るの?同じチームのメンバーじゃないか」と言って私のパートを手伝ってくれました。勉強面だけではなく、グループワークを上手く進めていくうえで大切なことも学べましたように感じます。まだメンバーのサポートを受けてばかりいますが、今度は私がメンバーを助けられるように頑張りたいです。
12月に入り、学期の終わりも近づいてきました。現在受講しているクラスは、普段の課題やプレゼン、授業内容から評価を決めるものが多いため、学期末試験自体は多くありません。オンラインクラスも基本的に同様で、これまでの課題と最終課題によって評価が与えられます。それでも、毎週出される課題をこなすのは厳しく、何度かくじけそうになった時もありましたが、どうにかこれまで全ての課題をクリアすることができています。今学期も残りわずかなので、試験と最終課題に向けて引き続き頑張っていきたいと思います。

2016年11月4日

10月31日の夜に授業の予習をしていた時、時間を確かめたところ、机に置いている時計とスマートフォンの時間のズレに気づきました。スマートフォンの時間は自動的に設定されるので、机の時計が壊れたのかと思いましたが、ふとルームメイトとしたサマータイムの話を思い出しました。これは一年のうち太陽の出ている時間を有効活用するために、時間を1時間早める制度です。ヨーロッパでは、10月最終日に終了するため、それまで進んでいた時計と1時間のズレが生じたことになります。日本にはない制度でしたので、とても興味深い体験でした。そして同時に、もう10月も終わってしまうのかという気持ちも抱きました。
10月中旬の時点でラッペンランタでは初雪が降り、以来降ったりやんだりを繰り返しながら本格的な冬を迎えようとしています。外は寒いですが室内は寮全体で空調管理を行っているため、常に25度くらいの暖かさで快適に過ごせます。

10月下旬には前学期が終了し、新たに後学期が始まりました。前学期に受講していた英語のクラスを無事パスできたことに安心しつつ、引き続き気を引き締めて頑張っていこうと思います。
LUTの語学の授業には、パソコンを使いネット上で学習を行うオンラインクラスがあります。今学期、私は5つのクラスを受講しているのですが、そのうちの3つがオンラインであり、他のクラスも講義が2週間に1度のものや、自己学習が中心となっているので、自由に使える時間が豊富にあります。しかし、その分しっかりと課題は出されるため、自分でスケジュール管理をすることが大切です。
また、課題をこなすだけではなく、空いた時間を使って自己学習をすることも重要です。私はこれまでの日常生活や授業を通して、伝えたいことを上手く表現できないという問題に直面しました。その一つの原因は、英単語の定着度不足にあると考えました。そのため、現在は単語をただ「知っている」だけではなく、「自由に使える」段階まで定着度を上げようと思い、基本的な単語のアウトプットをする練習を行っています。そのおかげか、スピーキングだけでなく副次的にリスニングやリーディングの理解度も増したように感じます。しかし、こういった学習は日本でもできることなので、ぜひ留学前に勉強することをおすすめしたいです。
そして、今月は、所属する学生団体主催の4泊5日のロシア旅行に参加し、世界的にも有名な都市サンクトペテルブルグをおよそ2日半かけて観光しました。教会や美術館など一通り有名なスポットは回り、ロシアという国の歴史などを体感できました。料理もとてもおいしく満足な旅行となりました。
旅行の最中、友人とトランプで遊んでいた時、私はトランプマジックのネタをいくつか持っていたので、少し披露してみたところ、ものすごい反応で驚いてくれたのが印象的でした。その後、エンターテインメントが好きな友人に「彼女に披露したいから教えてほしい」とせがまれ、何時間も教えることになりました。シンプルに楽しさを共有できる趣味があると友人との距離もぐっと近くなると思います。
いよいよ来月には学期末試験や授業のファイナルレポートが控えているので、今月からしっかり勉強をして備えていきたいと思います。

2016年10月4日

ラッペンランタでの生活を始めてからあっという間に1か月が経ち、10月を迎えました。時間が経つにつれ紅葉が始まり、自然に囲まれたラッペンランタは美しい秋の色を見せ始めています。
9月の第二週頃から大学での授業が始まりました。留学前には、英語の学習は最低限にとどめ、専門科目を多く学ぼうと考えていましたが、自分の英語力の低さを痛感しLUT(Lappeenranta University of Technology)での前学期は英語学習に重点を置こうと計画を立て直しました。
LUTでは、英語とビジネスの授業を受講しています。少し授業の例を挙げて自分の感じることを書いていきたいと思います。ビジネスの“Introduction to International Business and Planning”という授業は集中講義形式をとっており、二週間にわたり一日に5時間の講義が行われました。Introductionという名の通り、国際ビジネスに関する基本的な授業となっていましたが、初めての授業、5時間という長さ、すべて英語という状況に、ただ座って内容を理解しようと教授の話を聞くだけで講義を終えてしまいました。学生達は教授の問いかけに臆することなく発言をし、積極的にディスカッションに参加しているところに環境の違いを感じます。
英語の授業では、“English Communication for Business and Management”を受講しています。こちらは、国際ビジネスにつながる英語をコミュニケーションのツールとして学ぶといった内容です。初回の授業では、5人一組のグループを作り、国際ビジネスにおける文化的違いとその影響、言語・非言語表現の重要性等についてグループでディスカッションを行い、クラスで発表しました。ディスカッションでは、同じレベルでの会話に着いていけず、何度も聞き返し、その後のプレゼンテーションは、グループのメンバーが発表を行う中、一言も発言することが出来ませんでした。強い後悔と情けなさを感じたことを決して忘れることはないと思います。しかし、このまま何もしなければ今後の授業でこの経験を引きずってしまうと思い、全体のプレゼンテーションが終了した時に、「先ほどは何も発言することができなかったけれども、伝えたいことがあります。皆さん聞いてくれませんか」と発言し、全体の前で意見を伝えました。全員が真剣に自分の話を聞いてくれ、発表を終えた際には拍手を送ってくれました。それから、先生や他の生徒も話をゆっくり聞いて、話題を振ってくれるようになったように感じます。あの場で発言して本当によかったと思っています。この経験から積極的に授業に参加することの大切さを実感し、授業についていけるようになりたいという思いもさらに強まりました。

話が変わりますが、先日エストニアの首都タリンに友人と観光へ行きました。ヨーロッパには様々な国が存在しており、近い距離なら比較的簡単に他国へ旅行することが出来ます。フェリーを使って、ヘルシンキからタリンまでかかった時間はたったの2時間ほどでした。世界遺産となっているタリンの旧市街地を練り歩きましたが、全く異なる景色や建物におとぎの国へ迷い込んだような気分でした。友人と有名な観光スポットを回ったり、食事したりと楽しい時間を過ごすことができました。こうした他国へのアクセスの良さはヨーロッパならではの利点だと思います。また機会があれば他の国へも行ってみたいです。

留学が始まってから本当にあっという間に一か月が過ぎてしまいました。正直に言うと、まだ自分の中で大きな成長を感じることはできていません。忙しい日々を送っていますが、その中でもまだまだ改善できること、本来なら勉強に使える時間を上手く使えていないなど、努力不足な部分を感じます。残りの留学生活をさらに充実した期間にするためにも一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
こちらは学生団体主催のハイキングイベントで訪れた、フィンランドのrepovesi 国立公園です。ハイキングといっても崖を上ったり険しい山道を歩いたりハードなものでした。当日は曇りで気温も寒かったのですが、フィンランドや他の寒い地域にいた人は半そで平気な顔をしていたのに驚かされました。

2016年9月5日

飛行機に乗り、10時間程でフィンランドの首都ヘルシンキにあるヴァンター国際空港に到着しました。日本との間には約6時間の時差があります。長いフライトの後に歩いた明るい街並みには違和感と強烈な疲労を感じました。また、入寮が完了した翌日からすぐにオリエンテーションウィークが始まるといった慌ただしい日々を過ごしています。
4日間開催されるオリエンテーションでは、ラッペンランタ大学についての説明や授業、履修登録の案内、イベントなどが行われました。まだ日本にいる感覚が残っている状態で、突然、全く異なる環境へ入り込んだことに大きな戸惑いを感じたことを覚えています。
大学での授業が始まっていないので、今までに感じたことなどを報告したいと思います。まず、大学の手続きなどを円滑に進めるために、留学生にはそれぞれ担当のチューターが付くことになっています。僕のチューターとなった方は南アジア出身で、初めてお会いした時、聞きなれない発音やアクセントの英語に少し驚きました。当然のことではありますが、一口に英語といっても、出身地の違いなどから、話者によりそれぞれの形があります。今まで日本だけにとどまっていた僕はそうした当たり前のことも体験したことがありませんでした。また同時に、ここでは僕も外国人の一人なのだから変に不安がらず自信を持って話せばよいのだと気づきました。とは言ったものの、まだうまく英語で伝えたいことを的確に表現できておらず苦労も絶えません。しかし、聞き取れなかった時は聞き返す、自分から話す時には出来る限り丁寧に伝えることで日々を乗り越えることができています。
現地へ到着してまだ一週間ほどなのですが、オリエンテーションを通じて仲の良い友人が出来ました。一緒に大学へ通い、昼食を食べたり、イベント等に参加していますが、その間は常に英語をつかうので自然と耳も慣れてきますし、こちらの言葉を待ってくれるので伝えたいことも徐々に伝えられるようになっています。事実、数日間の出来事ではありますが、聞き取りや会話が徐々にスムーズになってきていることを感じます。友人達ともっと流暢に楽しく話したいという気持ちは、現在の大きなモチベーションとつながっています。また、同じ時間を過ごすことで文化の違いや、今まで知らなかった他国の事についても学ぶことが出来ました。
フィンランドでの生活にも少しずつですが慣れてきています。天候は基本的に曇りが多く、まだ9月初旬ですが、気温も20~10度強といったところです。寒い日はジャケットを羽織らなければ、とても外出できません。また、フィンランドは寒い天候もそうですが、自然と湖が多いことで知られています。ラッペンランタ大学から歩いて1.2分程度の距離にもサイマー湖という、フィンランドで一番大きな湖が存在します。湖のほとりを散歩することが最近のお気に入りとなりつつあります。晴れの日の景色は本当に綺麗です。こうした自然豊かな環境の中で伸び伸びと学ぶことが出来ることもラッペンランタ大学の一つの魅力でしょう。
まだ大学へ通い始めて数日ですが、その中でも多くのことを経験することが出来ました。これから授業が開始されるので、勉学の面でも多くのことを吸収していきたいと思います。

こちらは、晴れの日に撮影したサイマー湖です。大学から歩いて1分程で到着します。サウナに入るイベントが行われたときは、サウナで体を温めてからみんなで湖へ飛び込んだりもしました。ただ、夜の湖はかなり冷たいので注意が必要です。9月でもかなりの寒さでした。