TOP

教育の特色

日本大学の教育

日本大学は、自ら考え、自ら行動し、自ら創造する「自主創造」の力を持つ人材養成をめざします。

日本大学の教養・専門教育

教養教育と専門教育

教養教育

なぜ大学で「教養」を学ぶのか

 大学は、自らの関心や将来の目標に沿った専門分野の知識を身につけるとともに、社会人として、また心豊かな人間として備えるべき教養を身につけることができる学修の場です。日本大学は総合大学として、人文科学・社会科学・自然科学の幅広い学問領域を網羅する学部・学科を設置しており、学生はそれぞれの興味や将来の目標に合わせて専門分野を学ぶことができます。しかし、専門知識の理解を深め、それを他の分野と関連づけて考えたり、実社会で活用していくためには、幅広い高度な教養を身につけることが欠かせません。
 日本大学では専門分野に関する基礎知識だけではなく、教養教育にも力を入れることで、日本大学の教育理念である、自ら考え、自ら道を切り開き、自ら創造できる「自主創造」の精神を持った人材の養成を目指しています。

日本大学の教養教育とは

 教養教育とは、身につける知識が偏らないよう、さまざまな分野を学んで広い視野を持ち、多くの情報をもとに1つの物事を多角的に分析していくための基礎となるものです。幅広い知識を身につけることができる「教養教育科目(総合科目、総合教育科目、一般教育科目、教養科目などと呼ぶ学部もあります)」のほか、「外国語科目」「保健体育科目」で構成され、各学部でさまざまな科目を導入しています。
 たとえば、「環境問題」という1つのテーマに対し、異なる専門分野の複数教員がリレー形式で講義し、総合的なものの見方を養う「総合講座」や、資料収集の方法やレポートのまとめ方、実験方法など、大学で学ぶための基礎的なスキルを習得するスタディ・スキルズ科目を設け、基礎力養成に力を入れている学部もあります。また、全学として取り組んでいる教学改革の1つとして初年次教育に力を入れており、全面的にアクティブラーニングを採り入れた全学共通初年次教育科目「自主創造の基礎」を設置し、大学での学び方やキャリア形成への意識付けを行っています。そのほか、自分が所属している学部・学科の枠を超えて幅広い教養を身につけられるように、他学部・他学科の科目を学ぶことができる「相互履修制度」や「遠隔授業」も実施しています。

専門教育

専門分野をどのように学ぶのか

 教養教育に対して、幅広い教養を基盤に専門領域に関する基礎知識や学問研究の方法と姿勢を学び、問題解決能力を身につけるのが専門教育です。「専門基礎科目」「学部共通専門科目」などの基礎的科目から、学科の専門領域そのものを学ぶ科目まで、自分の関心や将来の進路に応じて段階的・系統的に学び、専門性を深めます。
 専門科目の授業は、講義だけでなく演習、ゼミナール、実験・実習など、多くが少人数形式で行われます。その授業をより豊かで実りあるものにするためには、教員の力だけではなく、学生が主体的に参加し、双方向型の対話を通して学んでいくことが大切です。学生が「自分で授業をつくる」という気概を持つことで、高校とは異なる新しい学びの喜びを体験することができます。そうして獲得した「自主創造」の力こそ、将来、社会の一員として自らの役割や使命を果たし、社会に貢献していく上で欠かせない力となります。

日本大学が行う専門教育とは

 フィールドワーク、野外実習などの体験型プログラムや、グループワークなどを通じて、知識、技術だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力など、社会で求められる実践力を養う教育を展開しています。フィールドワークは、講義で学んだ理論を実証的に検証するもので、多くの学部が導入しています。文理学部では「考古学実地研究」「地理調査法(含実習)」「野外調査法(含実習)」など、経済学部や商学部のゼミナールでは、企業の流通や生産現場の調査など、国際関係学部や生物資源科学部では、海外での社会開発や地域開発に関する調査などを通じ国際貢献のあり方を実地に学ぶ科目があります。
 また、理工学部では「未来博士工房」を推進。学科の専門教育と連携しながら、小型人工衛星、人力飛行機、先端ロボットの開発など、各工房でものづくりの実践、グループワーク、競技会への参加などを通じて社会で通用する「創造型技術人」を養成するプログラムを実施しています。日本大学ではこのように、専門的な能力に加え実社会で必要とされるリーダーシップ、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力などの実践力を身につけることができる専門教育を各学部の特性に合わせて展開しています。

総合大学のメリットを活かした教育

相互履修制度

学部・学科を超えた学びで幅広い教養や総合力を養う

 相互履修制度とは、自分の所属する学部・学科以外の授業を受講することができる日本大学ならではの特色ある制度です。たとえば、文理学部で化学を学ぶ学生が、生物資源科学部で食品と化学物質の関係について学ぶなど、自分の専門領域にかかわるフィールドを広げ、基礎知識を深めるとともに、応用力を養うことができます。
 相互履修制度で履修した単位は、60単位を限度に学部で定められた単位まで卒業単位に算入することができます。各学部の受講受け入れ科目は、例年2,000科目(学部第一部・第二部)を超え、多くの学生が自分の興味や関心に応じて、幅広い教養や総合力を養う機会として活用しています。また、他学部のキャンパスで受講するため、他学部の教員や学生との交流もでき、より充実したキャンパスライフを過ごすこともできます。なお、相互履修制度で授業を受講する学部に、授業料を別途納める必要はありません。

Interview

守屋 美優さん守屋 美優さん芸術学部映画学科4年

演技者・アスリートとしての表現力を高めるために相互履修制度を活用

芸術学部映画学科の演技コースで学んでいます。高校生の時に始めたチアリーディングを続けるために、応援リーダー部にも所属しています。演技者としてまたアスリートとして、身体のケアや心の持ち方について、もっと知りたいと思うようになり、3年次に相互履修制度を活用し、文理学部体育学科のスポーツ心理学とスポーツ医学(内科)(外科)を履修しました。スポーツ心理学では、メンタルの部分をコントロールする大切さを学び、スポーツ医学(内科)(外科)では怪我や外傷の治し方まで講義を受けました。学科でもクラブ活動でも、身体を使った表現力が求められています。体育学科の講義を受けることで、自分のパフォーマンスの幅が広がった気がします。相互履修制度は、総合大学日本大学の、最大の特長の1つだと思います。

教養教育

日本大学独自の全学ネットワークシステムを
利用し遠隔地のキャンパスの授業を受講

 遠隔授業は、日本大学独自の教育システムです。学内各学部等間を結ぶ基幹情報ネットワークシステム(日大WAN)により、所在地が離れている学部の授業を受講することができます。総合大学のスケールメリットを活かした相互履修制度の考え方をさらに発展させたもので、地理的な問題から相互履修制度の利用が困難なケースを解決するとともに、学びの機会をさらに広げるシステムでもあります。
 前期に、芸術学部所沢キャンパス「芸術学Ⅴ」の授業を9学部12キャンパス(文理・経済・商・芸術〈江古田・所沢〉・国際関係・理工〈駿河台・船橋〉・生産工〈津田沼・実籾〉・工・生物資源科各学部)に配信しています。
 所属学部の講義室で、映像受信モニターにより講義を受けることができ、キャンパスを移動する必要がありません。さらに、双方向通信のテレビ会議システムを活用して、学生は授業を行っている教員にその場で質問でき、教員からの回答もリアルタイムで聞くことができるなど、双方向でのコミュニケーションを実現しています。