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留学・国際交流

ストックホルム大学 大久保裕太さん(法学部)

2016年1月16日

クリスマスマーケットでの一枚。スウェーデン伝統のパンケーキのようなものを焼くおじさん。このパンケーキ、ジャンキーでとても美味しかったです。

明けましておめでとうございます。年明けてから雪がよく降るようになり、ようやく街の見た目?雰囲気?が想像していた北欧に近づき始めました。
12月はテストあり、クリスマスあり、更に年越しもありで盛り沢山な月でした。まずテストのほうですが、初3時間のテストらしいテストを受けました。テストに向けて、わからないところは友達に聞きつつ復習を進めていましたが、、、結果はお察しください。テストが終わると一斉にヨーロッパ圏から来ている留学生はほとんど全員国へ帰ってしまいました。日本の風習とは異なりヨーロッパでは、クリスマスは家族と新年は友達と過ごすのが一般的なようです。そのため寮全体がつい先日までとても静かでした。(僕が生活している寮Lappisは普段はどこかしらで誰かが騒いでいるようなところです。)かく言う僕のクリスマスは、帰国しなかった友達とチキンをつつきつつ若干価格の高めなビールを呑みブルジョアに浸っていました。そんなこんなで、年の瀬。カウントダウンはロンドンやタイムズスクエア等の大きなところで過ごす留学生は多いかと思いますが、僕はストックホルムの観光地、ガムラスターンあたりにいました。ストックホルムの年越し花火は、12時になる前からいたるところで、各々自由に?町中で花火を打ち上げていてキョロキョロしまくり。華やかさには欠けるが楽しく年を越せました。
以上12月ダイジェストでした。
次のセメスターもそろそろ始まります。今年の目標は“グループワークでお荷物回避”ともちろん“英語の向上”です。頑張ります!!!

2015年12月10日

話は変わるのですが、これはこの間友達の誕生日パーティーで出されたプリンセスケーキというものです。これはスウェーデンでは伝統的なケーキのようです。甘くて美味しかったです。

ストックホルムは先月にまして日が短くなり、日本の日の長い生活が恋しいです。今月はクリスマスということで、ストックホルム中央駅周辺はオーナメントで飾り付けされたり、小さなクリスマスマーケットっぽいものも出ていたりと、日が沈むのは早いですが温かい光が灯り、心は、温まります。
さて、11月はといいますと今までで一番凹んだ月だと思います。先月の月例報告に書いたビジネスの授業で、自分たちのグループのプレゼンが回ってきてプレゼンをしたのですが、見事にグループの足を引っ張ってしまいました。日本語でのプレゼンも苦手で頭真っ白になりがちなので、今回の英語のプレゼンでは原稿を用意してそれ通りに進めれば自分の評価は悪くても全体には影響しないだろうと思い原稿を読んだのですが、緊張から単語カミカミでおそらく内容が相手に伝わらないようなプレゼンをしてしまい結果、グループの足を引っ張りました。更にプレゼン後の質問タイムでは何一つ答えることができず、他のメンバーに任せっきり。。。一通り終わった後に先生から、明らか他のメンバーの方がプレゼンも質問の答えも良く出来ていたにも関わらず、名指しでgood job的なことを言われ、先生的には努力に対してのgood jobだったのかもしれないが、みんなの前でピックアップされてコメントされたのが、妙に恥ずかしくまた自分はやはりまだまだであることを痛感しました。留学生活の約1/3が過ぎてこれほどしか成長できていないのかと自分に対しての苛立ちを覚えるとともにあと6ヶ月ちょっとで“英語を流暢に話す”という目標を達成できないのではないかと焦りを本格的に感じ始めています。焦りの気持ちは強くあるが、プレゼンのことが払拭できずに、プレゼン以降、普通に話す際もかなり緊張して全然喋れなくなってしまいました。更にこんな時にSNSとかで日本の友達の楽しそうな写真を見たり、美味しそうなラーメンの写真をみたり、いろんなことを考えているうちにホームシック気味になってしまいました。このネガティブの輪を早く抜けださなきゃいけないのは、心ではわかっているのですが未だ抜け出せずにもがいています。
とりあえず再来週には、期末テストがあるのでまずpassできるように頑張りたいと思います。

2015年11月8日

これは、10月の初めに寮のビーチから見えたオーロラです。ストックホルムから見られると思っていませんでした。さすが北欧!!

スウェーデンでの生活が始まって、2ヶ月が経ちました。スウェーデンの秋は一瞬で過ぎ去り、とても寒い日々が続いております。さらに高緯度の国のせいか、太陽が全然のぼりません!!お昼ごろに外に出てみると太陽が、真上ではなく、日本で言うところの15時くらいの位置にあるので、なんだか変な感じがします。街も少しずつではありますが、クリスマスのオーナメントっぽいものも出てきています。
学習に関しましては、今月(10月)は丁度授業が一区切りつく時期なのでテストやレポート等で忙しい時期でした。自分は、レポートのみだったので他の留学生よりは負担は少なかったと思うのですがそれでも大変で、朝方まで机に向かって資料を探したり英文を書いたりしていました。日本での期末テストと言うと大体60分くらいで、スタートと同時に急いで頭に入っている知識を絞り出す感じですが、友達に聞いたところストックホルム大学のテストは1回3-5時間のものが多く、食べ物を持ち込んでリラックスして解けるようです笑。それでもテスト1回3-5時間は、個人的に抵抗があります。そんなに集中力が持つのだろうか。。。
11月から新しい授業が始まりました。ビジネスの授業です。この授業は、レクチャーとセミナーがあり、レクチャーの方では3時間先生がしゃべり、セミナーの方は学生が2-3人のグループでプレゼンをして、そこからディスカッションをします。今まで受けてきた授業より段違いで難しい気がします。一応、経営法学科で少し経営の知識を蓄えたので、なんとかなるだろうと思っていましたが、なんともなりません。絶賛挫折中です。3時間も授業が続くので、(もちろん休みははさみますが)集中力がもたず、ぼーっとしてしまうことも多々あり、知識一つ一つが繋がっておらず、断片的にしか理解していません。グループワークでは、英語が〜〜とかそういう話以前に知識が浅すぎてフリーライド感が否めません。。。
生活に関しましては、スウェーデンでは手に入れにくいみりんなどの調味料を日本から送ってもらい若干料理の幅が増え、食事が楽しく感じる時さえあります。
10月といえば、ハロウィンです!こちらで仮装と言うとメインはやはりゾンビや悪魔のようなもので、日本のコスプレのようなハロウィンと違いとても新鮮でした。

2015年10月6日

ストックホルム市内にはこのような綺麗な場所が日本に比べて多くあり、リフレッシュしに行きます。写真を見てわかるように寝転がっている人もよくいます。

スウェーデンでの生活が始まって、1ヶ月が経ちました。来た当初は、暑すぎると感じていましたが、今では長袖・長ズボン、夜に出かけようものなら薄いダウンジャケットが必要なくらい一気に寒くなりました。また天気の移り変わりがとても激しいように感じます。家を出る前には晴れていたのに、学校につく頃には雨がパラパラ降っているといった天気がよくありました。しかし雨が降っても、スウェーデン人は滅多に傘をさしません。
学習に関しましては、まず、授業形態が全く違います。これは来る前からわかっていたことですが、週に二回で一日一コマ(2時間くらい)しか授業がありません。これを見ると、ゆるい・簡単だなぁー・毎日遊べるじゃん!と思うかもしれません。しかし授業が終わるごとに、次の週の時間までに提出といった課題が出されて、嫌でも家で勉強しなければいけません。例を挙げると10ページほどテキストを読むといったものから、大体200ページくらい読んで、1500字くらいでレポート書くといった計画的に勉強しなければ終わらないような課題です。私は今まで日本では授業以外であまり勉強する学生ではなく、更に英語で全てを行わなければならないので日々課題に追われ徹夜が続いています。レクチャーの方は、始まった当初は教授が言っていることが全然頭に入ってこない約2時間を過ごしていましたが、最近は70%くらい理解しているつもりです。しかし日本と違いクラスメイトとディスカッションやグループワークがよくあります。そこで、自分の意見を即座に考えてそれを相手に伝えるのはまだ厳しい段階にいます。言いたいことが頭に浮かんでもそれに対応する英語が見当たらず結局言えないといった語彙力不足も露呈してきました。まだまだ英語を流暢に話すには時間がかかりそうです。
9月に入ってlanguage caféがスタートして、今私は日本語のコーディネーターをしております。Language café では、その言語に興味がある学生とその国から来た留学生がコーヒーやビスケットをつまみながらフランクに会話をします。日本語の時間ではストックホルム大学に日本語学科があるので、多くの学生はスウェーデン人です。なかなかスウェーデンにいてもスウェーデン人と交流が少なかった私にとっては、リアルなスウェーデンが知れるのでとても毎週楽しみにしています。
生活に関しては、料理は英語以上に成長が見られません。
毎日同じような料理を作ってしまいがちです。今まで当たり前のように毎日違い、バランスが取れるよう創意工夫された母の料理を食べていましたが、当たり前でなくなった今、そのありがたみを身にしみて感じています。日本で一人暮らしをすれば感じることかもしれませんが、親の凄さ、偉大さを一ヶ月離れて初めて感じました。

2015年9月5日

このスクリーンに映しだされている人がモンスです。興味があったらheroesを聞いてみてください。かっこいいです。

スウェーデンでの生活が始まって約2週間が経ちました。出発する前に、先輩方から、8月のスウェーデンは暖かくて生活しやすいといった話を聞いていましたが、そんなのは嘘です。暑すぎます。リュックを背負っていると背中と触れている部分に汗ジミができるほどです。日本と違って風があるので、日本よりは涼しいのですが、想像の斜め上をいっています。現地の人に聞いたところ、9月から一気に寒くなるらしいですが、、、
22日に入寮を済ませたら次の日から怒涛のオリエンテーションウィークのスタートです。オリエンテションでは、キャンパスツアー、ストックホルムバスツアーやIKEAツアーなどであっという間の一週間でした。
こっちに来てから今一番の思い出は、ガムラ・スタンというスウェーデンの観光地等を他大学から来ていた学生と見て回っていて、帰る途中、たまたまMåns Zelmerlöw(モンス セルメルロー)のライブを見たことです。この人を知らない人は結構いると思いますが(日本にいるときは自分も知りませんでした(笑))この人は、ユーロビジョン・ソング・コンテストというヨーロッパ一の歌手を決める大会で今年優勝を果たしたスウェーデン人歌手です。

今住んでいるところはlappisという寮です。ここは、大学まで徒歩5−10分、中心街まで電車で4駅ほどというとても良い立地にあります。スウェーデンは日本に比べて物価が高いので、自炊を心がけているのですが、なにせ日本で自炊などしたことがなかったので、毎日挑戦しては失敗を繰り返していて、美味しいものを作れた試しがありません。また、キッチンは共同なので他の国の学生とあって話をすることがあるのですが、自分の言いたいことが伝えられなくて、自分の英語力の低さを実感する毎日です。ほとんど観光で来たみたいな2週間でしたが、9月から本格的に授業が始まります。気を引き締めていきたいと思っています。