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留学・国際交流

発見ばかりのボランティア活動︓齊藤披さん(生産工学部)

私がボランティアを始めた動機は2つあります。1つ目は今後、海外で仕事をする機会があるので留学生と交流したいと考えたこと。2つ目は私の弱みであるコミュニケーション能力を向上させたいと思ったことです。

私はCO(Communication)クラスに参加しました。COクラスではビデオを見て、留学生がわからない語句を説明したり、普段考えない日本語の表現を留学生と共に考えました。他にもインタビューやテーマを設定してそれに関する寸劇を撮影して動画編集をしたことなど、どれも大学の授業ではなかなか経験できないので新たな発見がたくさんありました。例えば日本ではバレンタインデーに友達に渡す友チョコや義理チョコがあるが、留学生の母国であるポーランドではそういったものがなく本命チョコだけであるなど、文化の違いをこの例の他にも数多く学びました。特に印象に残った出来事は一般の日本人を対象としたインタビュー活動です。外国人の方と日本人女性はインタビューに快く応じてくださったのですが、日本人男性は多くの方に声をかけても応じてくださらず、大変でしたが、一方で日本人の特徴を肌で感じることができました。このように様々な経験ができるという点で、ボランティアに参加してよかったと思います。

他に良かったと思う点は、ボランティアに参加して度胸がついたことです。私は臆病な性格で自分から行動するということが少なかったのですが、インタビューで知らない人に何十人も声をかけたり、前はコミュニケーションが上手くできなかったらどうしようという思いから留学生に話しかけられなかったのですが、それも少し改善できたので、成長できたなと感じています。

これからボランティアになる人は留学生と他のボランティアの方との交流を楽しんでほしいです。授業の他にも様々なイベントがあるので積極的に参加して出来るだけ多くの人と関わってより充実したものにして欲しいです。(自分は参加できる機会があまり無くてとても後悔してます!!)ボランティアになるか迷っている人もぜひ参加して欲しいです。参加することで何かしら成長できたり、留学生や他学部の方と交流できるので、参加して良いことばかりだと思います。また英語が苦手でも基本的には日本語で交流することが多いので不安に感じる必要はないと思います。どうしても伝わらないときには英語を使うこともあるかもしれませんが留学生も理解しようとしてくれるし、ボランティアの方もいい人ばかりなので安心してボランティアに参加してほしいです!!