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学長ブログ

2023.4.20

第14号 日本大学競技部の卒部生及び入部生に思いを寄せて

 日本大学会館において、令和5年3月24日に令和4年度日本大学競技部の卒部式並びに祝賀会が、また同年3月27日に令和5年度同競技部入部式が挙行され、学長として二つの式に出席し、挨拶をしました。
 卒部式並びに祝賀会では、「565名の卒部生の皆さんは、日本大学でのスポーツ競技生活が無事に終わり、新たな環境での競技生活、あるいは社会人生活が始まります。大学スポーツの役割を十分理解し、勉学と競技に取り組まれました。この貴重な学生時代の経験は、大変意義があり、価値あるものです。
 令和4年度は114名の皆さんが、全日本を含む多くの大会で優勝されました。日々の厳しい練習に耐え、学業と競技活動を両立させ、目標に向かってチームメイトと共に全力で取り組まれ、栄冠を勝ち取られたことに敬意を表します。
 また、卒部生の皆さんは、日本大学競技スポーツ宣言を実践し、スポーツマンシップやフェアプレーの精神を養い、競技者としての役割を自覚して行動し、また本学の教育の理念である「自主創造」を体現し、自分を磨くとともに、常に相手を尊重し、スポーツの精神と使命に基づき行動して来られました。この経験が、これから始まる新しい人生において、十分に活かされることを期待するとともに、日本大学競技部の卒業生として、誇りを持ってご活躍ください。これからのスポーツ競技及び社会人生活において、優勝の二文字は永遠に語り継がれ、日本大学の歴史に、また競技部の後輩の胸に残されていくことと思います。
 同時に競技者が十分力を発揮できるように支えてこられた各部のマネージャーの皆さん、ご苦労様でした。皆さん方のサポートで競技者が評価される成績を残すことが出来ました。感謝いたします。これから始まる新たな取り組みにおいて、健康に十分注意され、一層精進され、更なる活躍を期待いたします。」と、お伝えしました。
 また、入部式では、入部される皆さんに、次のようなメッセージを伝えました。「今日から日本大学でのスポーツ競技と勉学の生活が始まります。入学及び入部という新生活に当たり、日本大学競技部34部の新入生470名の皆さんに、是非とも実践してもらいたいことがあります。それは、競技と勉学の両立です。言うは易し行うは難しです。しかし、皆さんには日々の厳しい練習に耐え、大学スポーツの役割を理解し、目標に向かって、全力で取り組み、競技及び勉学ともに栄冠を勝ち取ってもらいたいと思います。
 この時代の経験は、貴重で、意義があり、皆さんの将来の人生において、大変価値のあるものになると思います。また、選挙権を有する国民の一人として、今日から始まる生活で、心身の健康に十分注意され、成人としての自覚を持って過ごしてください。」
日本大学学長
酒井 健夫