肝臓病の「常識」を疑え!世界的権威が説く肝臓メンテナンス法
国立がんセンター中央病院、東京大学医学部附属病院、本学医学部附属板橋病院で二千例以上の肝移植、肝切除を執刀。一九九四年には肝臓の最深部(尾状葉)にできた肝がんを単独に全切除する「高山術式」を世界で初めて開発するなど、日本を代表する肝胆膵(肝臓、胆道、膵臓)外科医として知られる著者が、肝臓にやさしい酒の飲み方から脂肪肝のメカニズム、肝炎の最新治療法、肝がん手術、生体肝移植の知識までを分かりやすく解説した一冊。
肝がんになったらあきらめるしかない、酒の飲み過ぎで肝炎→肝硬変→肝がんになる、肝臓病にはシジミや緑黄色野菜を多く摂ったほうがよい、やせれば肝機能は改善する……こうしたひと昔前の「常識」は現代の医学ではもはや「非常識」であり、肝臓病に関する正しい知識を身につけ、予防や早期治療を行うことが大切と著者は述べている。
書籍名 | 肝臓病の「常識」を疑え!世界的権威が説く肝臓メンテナンス法 |
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著者名 | 医学部教授 高山忠利・著 |
月号 | 2008年春季号 No.115 |
価格 | 800円(税別) |
出版社情報 | 東京都文京区音羽2-12-21、講談社 |