Q&A
- 被害にあったときは、どうすればいいですか?
- ひとりで悩まないでください。「はずかしい」「自分にも何か問題があったのかな?」「トラブルメーカーというレッテルを貼られたくない」と思わないで、信頼できる人や、人権相談オフィスに相談してみましょう。
- 同じ職場に被害を受けている人がいるのですが、どうしたらいいですか?
- 声をかけて相談に乗ってあげましょう。でも、あなたがすべてを抱え込んでしまうことは危険ですので、人権相談オフィスに相談することを勧めてください。
- どこに相談すればいいですか?
- まずは受付窓口に連絡してください。担当者が、人権救済委員会と連携をとりながら、相談に応じます。
- 相談したあとの対応の流れは、どのようになっていますか?
- 具体的な対応を求める場合は、申立ての手続きをしていただき、人権アドバイザーとの面談を通して問題解決を図ります。また、必要に応じてあなたの同意を得て相手方や関係者とも面談を行い解決に当たります。人権アドバイザーが、話を聞くことで落ち着き、そこで終了になることもあります。
具体的な相談の流れについては、相談の流れを御覧ください。
- 人権アドバイザーというのは、どのような人たちですか?
- 弁護士、医師、看護師などの学内外の関係分野の専門家です。
- 相談したら、おおごとにならないか心配です。
- あなたがどうしてほしいのか、あなたの意思を最大限尊重して相談に当たります。
気軽に相談してください。 - 相談したら、みんなにバレないかな?相手から仕返しされないかな?
- あなたのプライバシーを厳守します。あなたが話したことは、あなたの同意なしに他者に伝えることは決してありません。
大学は、相談者や事実確認に協力した者に対し、個人的あるいは組織的に不当な圧力を加えることを強く禁じています。
安心して相談してください。 - どこからがセクハラになって、どこまでがセクハラにはならないのですか?
- 相手が不快と感じたらセクハラになります。
性に関する言動に対する受け止め方には、個人間、男女間、世代間で大きな差があることを認識する必要があります。 - 加害者にならないために、心がけることは何ですか。
- お互いの人格を尊重することが重要です。
相手との良好な人間関係ができていると勝手な思い込みをしてはいけません。
上下関係や人間関係を考慮し、拒否の意思表示が行えず、我慢したりすることがあることを念頭に置く必要があります。拒否されないことを、同意・合意と勘違いしてはいけません。
相手が拒否したり、嫌がっていることが分かったら、同じ言動を決して繰り返さないようにしましょう。