学部・大学院

理工学研究科

理工学研究科は理学及び工学の多様な領域を含む16の専攻で構成されている。本研究科は、学術及び技術の深奥を究めることを通じて、真理を探求する知的好奇心と高度な専門的能力を身につけ、その専門能力を活かして人類の福祉と持続可能な社会の実現に貢献できる科学者や技術者を育成することに力を注いでいる。本研究科で得られた成果は社会で高く評価されており、本研究科の修了生は社会で広く活躍している。私達は、広く社会で活躍する志を持った入学生を歓迎します。



土木工学専攻

土木技術者の使命は、社会基盤施設やシステムの安全性、経済性と効率を追求することに加え、自然環境との調和や資源の保存、人々に快適な生活と社会を提供することなど、極めて多岐にわたる。土木工学専攻では、こうした土木技術者・研究者が備えるべき高度な専門学術を学ぶ機会を提供する。講義は、土木構造学、土質力学、土木計画学、河海工学、環境工学、土木材料学の6系列から構成され、豊富な指導教員が多岐にわたる研究分野・研究テーマを担当する。学生は、先端的な施設・設備を利用できる恵まれた研究環境の下、国際学会での論文発表などにより、自己の実力養成に努めることができる。

交通システム工学専攻

交通システム工学専攻は、私達の生活を支える交通システムの調査・計画、設計・施工、維持管理・運用を、環境や社会福祉に配慮しながら、高度な情報・通信技術を活用して行うための知識・能力を養う教育を行う。我が国で唯一かつユニークな専攻である。
前期課程では交通・都市・環境の調和と共生が実現できる地域社会の構築と運営のために、最近の高情報通信社会に即しシステマティックに、かつ、専門的な視野に立つ教育・研究を行い、広く人類の福祉に貢献し得る交通工学及び社会基盤工学分野の研究者・技術者を養成する。
後期課程では同様な視野に立ちつつ高度な教育・研究を行い、当該分野において学識豊かで視野の広い研究者・技術者を養成する。

建築学専攻

建築学専攻の対象とする学問分野は広く、人間生活に直接関わり、社会とのつながりも密接である。
本専攻は、多彩な教授陣を擁し、講義・研究分野は技術・工学分野、都市・社会学分野から造形・芸術分野、歴史・建築保存学の分野にまで及んでいる。
ユニークな講義としては、総合的な設計能力を養うためにスタジオ形式で集中講義を行い、デザイン作業を通して建築設計やプレゼンテーションの過程を学修する「建築設計ワークショップ」や建築再生、コンバージョレン、長寿命建築、歴史的都市資源環境保全など建築デザインの新たな可能性を学修する「サスティナブルデザイン特論」等があげられる。

海洋建築工学専攻

海洋建築工学は海洋や沿岸の空間における安全で快適な建築を考究する学問分野である。したがって海洋建築工学専攻では、海洋や沿岸の環境に相応しい建築と地域の計画、設計と開発に関する専門知識の修得機会を提供している。カリキュラムは、建築工学、都市工学、海洋工学、海洋環境工学に関する基礎から最先端の広範囲の技術を学修する科目で構成されており、高度な研究を行うための幅広い知識が得られる。さらに、特別研究における研究の進捗状況の評価や問題点に関する指導教員との定期的な議論により、学位を取得するために必要な高度な研究の実施と論文の作成を可能にしている。

まちづくり工学専攻

本修士課程では、都市・地域マネジメント工学、環境・防災まちづくり工学、景観・観光まちづくり工学及び健康・福祉まちづくり工学の4分野から構成される知識を教授する。すなわち、土木工学・建築学をベースとして、環境工学、防災工学、観光学、景観学、造園学、福祉学、人間工学等の学際領域を含む高度なまちづくりに関する知識を教授する。
修士論文作成では、成熟した社会を有する我が国におけるまちづくりを主たる研究課題として、広い視野からその問題点の把握と高度な知識に裏打ちされた解決策の提案並びにその実現のための取り組み方法を指導する。
また、我が国だけにとどまらず国際的にも指導的立場として活躍できるような研究者及び技術者を養成する。

機械工学専攻

本専攻では環境と安全の両面から人間生活を豊かにするため、機械工学と自然科学の基礎理論を応用し、社会のニーズに応える「ものづくり」に貢献できる創造性豊かな技術者の養成を目的としている。
弾塑性力学・機械力学・熱工学・流体工学・機械工作法・材料工学などの機械工学の基礎分野に重点が置かれていることは当然であるが、応用的な分野である内燃機関・自動車工学の教育が充実していることも本専攻の特色のひとつといえる。
研究室における自由闊達な議論を通し、現象の調査・観察能力、問題の発見能力、研究計画の立案能力、問題の解決能力、指導力と協調性、説明・コミュニケーション能力をもつ人材を育成する。

精密機械工学専攻

博士前期課程では、ロボティクスや知的メカトロニクス等の先端分野に対応できる技術者の育成を目標とする。そのために、機械工学に加えて電気・電子工学及び情報工学の基礎を修得させ、ロボット自動制御技術、人間工学技術、新素材技術、エネルギー変換技術、センサ・マイクロマシン技術等の技術分野に関する教育・研究を行う。これらの諸活動を通じて、先端分野にも対応できる人間性豊かな創造力のある技術者を養成する。
博士後期課程では、上記の研究活動や学会発表などを通じ、高度な専門知識と研究能力を養い、情報発信力を身につけさせる。これらにより、広い視野に立った豊かな学識を有する技術者・研究者を養成する。

航空宇宙工学専攻

本専攻では、流体工学、燃焼・推進工学、材料・構造工学、誘導・制御工学を中心に学び、研究活動を通じて、技術者倫理を含む人間形成に必要な素養を身につけ、航空機・宇宙機の設計・開発、それらに関連した物理現象の理解、宇宙科学の探究に必要な知識や技術、問題発見・解決能力を培う。これにより、自啓自発の精神を養い、科学・技術の発展、世界の平和、人類の福祉及び地球環境の保護に貢献できる高度な技術者となることをめざす。
これに加えて、博士後期課程では、深淵な専門知識を修め、自立して研究を遂行する。これにより、将来の国際的研究指導者として活躍し得る研究者となることをめざす。

電気工学専攻

電気工学は、進歩が速く対象が多様で、理学、工学はもとより、医学、教育などのあらゆる分野に利用されている。当専攻では、広範囲に及ぶ電気工学の内容を網羅すべく3つの系列、エネルギー・制御、通信・情報・音響、材料・エレクトロニクスに分類し、教育研究を行っている。
各系列での活発な研究活動を通して応用力を身につけ、広い視野と高い見識を持って問題を見極める能力を修得し、高度な専門知識を修得した国内外で活躍できる技術者となることをめざしている。さらに、系列間の有機的つながりにより、大きな研究成果と教育効果をあげている。大学院生自らが成果を国内外の学会等において発表し、高い評価を得ている。

電子工学専攻

今日、エレクトロニクス技術は社会インフラストラクチャーの基幹として、また、私達の生活や産業、環境、健康など、あらゆる分野において重要な役割を果たしている。このような状況下で、本専攻ではさらに先端的かつ創造的なテーマに挑戦すべく、使命感と知的探究心が旺盛で独立心あふれる研究者・技術者を世に送り出すことをめざしている。回路・制御、材料・素子、通信・光、情報工学に誇る幅広い電子技術の基礎知識を関連づけ、最新のトピックスや技術動向を学び、電子工学に関る先端的テーマを掲げる研究を遂行することによって、研究開発、専門業務に携わることのできる技術力、発表能力を備えた未来志向の研究者・技術者を養成する。博士後期課程では、同様な視野に立ちつつ専門領域の深化と自立した研究遂行を通じ、広い視野に立った豊かな学識を有する技術者・研究者を養成する。

情報科学専攻

今日の社会の多くの分野で情報技術が重要な役割を果たしている。情報科学専攻は、その情報技術の基盤となるソフトウェア、ハードウェア、そしてネットワークの知識を修得し、情報科学・情報工学分野の先端的な研究・開発を行うことのできる人材を養成する。
そのため講義科目は、情報論、オートマトン論、符号理論特論といった情報科学の理論から、生体情報科学、画像工学特論、人工知能といった専門領域、さらに、メディカルエレクトロニクス、交通情報応用工学といった応用領域に至るまで幅広く設置している
また、部外の研究機関や企業との共同研究も活発に行っており、そこに学生も参加・貢献し、実践力を養っている。

物質応用化学専攻

物質応用化学専攻では、多様化し高度化する化学工業の先端技術を開発する研究能力と独創性を持つ、実力ある化学技術者や研究者の育成を目標としている。
その育成のため、大学院生は研究室に所属し、教員スタッフの指導のもとに、高度な研究を行っている。研究分野はナノテクノロジーからライフサイエンスまで、物質化学、応用化学、生命科学に渡り多様で、選択肢は大きいといえる。
また、各分野に関連科目を複数設置することにより、広範な知識が得られることをめざしている。その研究成果は、国内外の学会や学術誌で発表され、科学技術の進展に大きく貢献しており、修了者は企業の技術者・研究者として、あるいは官公庁などで活躍している。

物理学専攻

物理学専攻では素粒子、核融合、プラズマ、宇宙、物性、生物物理など、様々な自然現象を解明している。素粒子論では日本初のノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹の研究を継承したり、核融合と超伝導では日本の草分けとして実験的研究を行っている。科学史や教育情報などまれな分野の研究も行っている。教育においては研究能力はもとより、論文執筆や学会発表を推奨することで作文・プレゼンテーション能力を磨いている。充実した研究環境を整えて、伸び伸びとした学生生活を送ることができるように配慮し、学生の持つ特質を活かす指導を行っている。

数学専攻

数学専攻では、現代の純粋数学、情報数学の幅広い分野から、個々の学生の志望性格に適したテーマを選び、その指導を通して、論理的分析力、発表力を体得した数学応用者、教育者、研究者を養成する。幅広いカリキュラムが備わっており、多方面に通じる専門知識を身につけることも夢ではない。
教育方法は徹底した少人数教育であり、高い専門指導能力を有する教員による個別指導を受けることができる。専門図書を集めた図書室は充実しており、同時に高性能の計算機システムも完備している。我々とともに、興味ある未解決問題に挑戦してみませんか。

地理学専攻

地理学は様々な視点と方法で、多様な地理的事象を研究する。その分野には、気候・地形などを対象とする自然地理学、人間の諸活動と社会集団を対象とする人文地理学、GISを活用する地理情報科学、そして地域を総合的に考察する地誌学がある。
こうした各専門分野における教育・研究活動が、大学院生の主体性を重んじつつ、それぞれの指導教員のもとで精力的に行われている。フィールドワークや実験・実習を重視し、各種の実験装置、GISや衛星画像解析ソフトウェアなどを利用して研究活動が進められている。創造性豊かで実践的かつ高度な研究能力を備えた研究者、教育者、実務者などの養成をめざす。

量子理工学専攻

量子理工学専攻は、量子力学に基礎を置く理工学諸分野の先端的研究とそれに付随する高度な教育を目的として開設された。本専攻は「日本大学量子科学研究所」と密接な連携を保っており、大学院生は恵まれた研究環境のもとで、加速器・放射線科学、核融合・エネルギー科学、量子物性、量子光学・量子情報、量子力学・素粒子論、計算物理学など、量子科学に関わる広い分野で研究を行うことができる。
本専攻は、物理・数学などの理学系学科の出身者はもとより、電気・電子・機械工学などの工学系学科の出身者も積極的に受け入れる。また、ここ数年は進路決定率100%を維持しており、有名企業や研究・教育機関で多くの優秀な修了生が活躍している。

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