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研究・社会連携

量子科学研究所

量子論の追求、そして新しい理工学への挑戦

量子科学研究所

量子力学は、20世紀前半に登場し、今や自然界における数々の微視的な現象をも洞察する極めて有用な学問として成長し続けています。また物質科学の基礎理論である量子力学は、現在ではニュートン力学、電磁気学と並ぶ科学技術の第三の柱となりました。その応用はレーザーや超伝導技術に始まり、今後は高度医療、生命工学、量子情報、エネルギー科学など最先端の科学技術を切り拓こうとしています。つまり、量子力学を基礎とする「量子科学」は現在の科学技術に無くてはならない分野であり、また未来を切り拓く牽引車的な分野なのです。

日本大学量子科学研究所は、1957年に原子力(核融合)の基礎および応用の研究を推進すべく日本大学原子力研究所として創設され、その後、量子力学の更なる追及、また量子科学の新しい理工学への応用を主な目的として、2002年に名称変更されました。本研究所では時代の要請に応じた新しい研究が日夜、繰り広げられています。研究テーマは学際的であり、理工学部の物理、電気、電子、機械工学等からの兼任研究員をはじめとして、学部を横断する学際的な研究センター的役割を担っています。

本研究所には、大学院 量子理工学専攻 が併設され、研究所の最新の研究施設を利用した研究教育がなされています。