令和6年能登半島地震で被害を受けた皆さまへ

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留学・国際交流

カリキュラム

カリキュラム体系(科目展開)は、次のとおりとなっています。

総合日本語《JLSP・JLP共通必修科目》
日本語の「読む・書く・話す・聞く」力を総合的に高めるための必修クラスです。クラスはレベルごとに分かれており、クラスは少人数です。学生は自分のレベルに合ったクラスで、150時間集中的に日本語を学びます。中級段階までは、教科書に基づき、それぞれの言語技能を総合的に高めていきます。上級段階では、言語技能ごとにクラスが分かれ、異なる教材を使用し、より高いレベルの日本語の習得を目指します。学んだ日本語を使えるようになるために、学外活動やボランティアとのディスカッションなどを行います。

■ 選択日本語《JLSP・JLP共通選択科目》
それぞれの言語技能を高めるために複数の選択クラスが設置されています。総合日本語科目で得た知識をボランティアとの交流の中で主体的にアウトプットしたり、自らの課題を設定し、自律的に学ぶクラス(「創造」、「交流」、「異文化体験」、「自律学習」、「探究」)が設置されています。受講者は、自分の興味や必要に応じて、自由に選択することができます。

■ 日本研究《JLSP必修科目》
日本の社会や文化、日本人に関する知識を深め、疑問点について内省的に考えることを目的とした必修クラスです。英語により、日本の経済や現代日本社会の課題、日本人の行動様式、日本の芸術(映画、歌舞伎)などに関する講義を受け、討論を行います。また、剣道などを実際に体験して、理解を深めます。

■ 異文化体験《JLSP必修科目》
この科目は、人や物など自分を取り巻く環境とのインタラクションを通じて、異文化リテラシーや世界的な物の見方を身につけることを目的としています。留学生がボランティアと交流しながら、次の3つの日本社会・文化を体験することにより、日本の文化や自国の文化、他の参加者の文化に対する自分自身の見方に気づき、新しい認識を獲得することを目指します。

● 防災館見学
日本の地理的な特徴を理解することを目的として、日本では、地震や火災、台風が多いことを学び、シミュレーションでそれらの対処方法を体験します。

● 研修旅行
日本の歴史と自然に触れることを目的としています。研修旅行の間は、日本大学の学生ボランティアと1対1のバディまたはグループを組み、交流を深めます。

● 歌舞伎観劇
日本の伝統文化を理解するために、歌舞伎を観劇します。この体験を通して、日本の伝統文化の“粋”や日本人の文化の楽しみ方について理解を深めます。

なお、上記の科目は、プログラムによって、次のとおり履修方法が異なります。

◎:JLSP・JLP共通必修科目、△:JLSP・JLP共通選択科目、○:JLSP必修科目
  JLSP JLP
総合日本語
選択日本語
日本研究 ×
異文化体験 ×