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留学・国際交流

アラバマ大学バーミングハム 西村雅裕さん(文理学部)

アラバマ大学バーミングハム校交換留学報告書

留学を目指している人やこれから留学をする人たちに言っておきます。留学ってめちゃくちゃ楽しいです!きっとこの記事を読んでいる方は、留学するために必死になってTOEFLなどの資格試験の勉強をしていることでしょう。辛いのは最初だけです。留学先に行ってしまえば楽しいことしかありません。現に私がそうでした。様々な人に出会い、文化の違いに触れ、毎日が新鮮な出来事との出会いで満たされていました。留学という経験があなたの世界観や価値観を変えることは間違いないでしょう。今は辛いかもしれませんが、努力を惜しまず頑張ってください。
私はアメリカのアラバマ州にあるアラバマ大学バーミングハム校(UAB)に留学していました。全米でおよそ3000校の大学機関があるそうなのですが、UABは2013年の大学ランキングで全米151位にランクインしています。医師・看護師コースが充実しており、全米で20位以内のレベルだそうです。また、ビジネス学科も有名で全米で約40位のレベルです。私はUABで英語学科に属していました。この学科で私は英米文学や言語学の理論を学ぶことが出来ました。
私が留学していた当時、UAB には日本人の学生が5、6人しかいませんでした。もちろん、そのうちの二人は、私ともう一人の日本大学からの留学生でしたから、基本的には日本人がほとんどいませんでした。そのため、何をするにも英語で話すしかありませんでした。これからUAB に留学する人達はいい意味で厳しい環境の中で生活することになると思います。
楽しいことばかりだったのは確かですが、勉強はやはり大変でした。私は文学の授業を取っていたのですが、読む量が多くて本当に大変でした。週に3回、文学の授業があったのですが、「次の授業までに50ページ読んでこい」なんていうのはざらでした。結局、たった10ヶ月の留学期間で60冊以上の小説を読みました。日本語の本でもこれだけの量を読んだことはなかったので、帰国した今となっては本の虫になっています。受ける授業にもよるとは思いますが、高いレベルの授業になればなるほど、読む量が増えたり、課題が大変だったりします。
正直に言うと、留学当初は英語なんてまったく話せませんでした。まず、疑問文を作ることが出来なかったので、聞きたいことが聞けなかったりしました。一生懸命、疑問文を作って聞いたつもりでも、何を言っているのか分からないと言われたこともあります。あの時はショックでした。また、友達と一緒に食事をしていて、会話の中に入っていくことが出来ませんでした。しかし、3カ月もすれば英語に慣れてきて、会話で困ることはだんだん少なくなっていきました。これから留学する人にアドバイスしておきたいことは、「間違えてもいいからどんどん話すことが大切」だということです。そして、笑顔を大切にしてください。日本人は下を向いていたり、恥ずかしがってボソボソと話したりすることがありますが、アメリカではそんな人は相手にされません。自分に自信を持って堂々と話して下さい。
また、私が住んでいたバーミングハムからフロリダまでは車で約5時間~6時間の距離でした。車で5時間と聞いてびっくりするかも知れませんが、行ってみれば案外近いので、機会があればフロリダの海に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。アラバマの桟橋やフロリダの桟橋では体長1メートルにもなるred drum というおいしい魚が釣れるので、そこで釣りをするのもお勧めです。また、UAB のジムは全米で18位の施設ですので、必ず行ってください。もちろん無料で入場することが出来ます。施設内にはトレーニングルームはもちろん、フットサルコート、スカッシュコート、バスケットボールコート、卓球場、ホッケー、クライミングウォール、プールにサウナがあります。私は毎日のようにジムに行っていたので、スタッフに顔と名前を覚えられて顔パスで入場することが出来るようになりました。
最後になりますが、人によっては英語の勉強の仕方が分からないという方がいるかも知れません。私がやっていた勉強法を少しご紹介します。まず、リスニングですが、朝から晩まで英語を流して聞いていました。洋楽などではなく、スピーチや学術的な話をよく聞いていました。英語を聞いて、いちいち理解する必要はありません。何度も何度も聞いているうちにだんだん内容が分かってくるようになってきます。最初は内容を理解しようとしてしまい、飽きてしまうかもしれませんが、だんだん英語を聞くことに慣れてくると思います。TEDやiTunes Uを使うことをお勧めします。単語を覚える方法で一番効率的なのは、やはり本を読むことだと思います。英語の小説を読むとき、分からない単語を辞書でいちいち引いてしまいがちですが、意味の分からない単語に出会っても、基本的に無視してください。みなさんは日本語の本を読んでいるとき、分からない単語に出会ったら、いちいち辞書を引きますか。引かないと思います。その単語を無視するか、よくても推測して終わりだと思います。英語も同じように読めばいいのです。最初は何を言っているのか分からないかも知れませんが、何度も読んでいるうちになんとなく意味が取れてくると思います。そのなかで、どうしてもその単語の意味が分からないと文意が取れないというような単語に出会うと思います。そういったときにだけ辞書を引いてください。そうすると、その単語はなかなか忘れません。そういう単語に限ってその作品の中で良く出てくることが多いからです。
ながながと思ったことを書いてきましたが、最後に一言。留学でしか経験出来ないことはたくさんあります。きっと一生忘れられない経験になるでしょう。留学をよりよいものにする為に努力を惜しまず頑張ってください。

2013年5月7日

五月に入り、バーミングハムの天候は夏のようです。日中は30 度近くまで気温が上ることもあります。さすが南部といった感じです。私としては、こう暑いばかりだと日本の心地よい春の暖かさが恋しくなってきます。私の留学生活もこの記事を書いて二週間後には終了、帰国となります。つまりはFinal、いわゆる期末試験が待っているわけです。本当はこの記事を書く時間を惜しんででも勉強をしなければならないのですが、これとそれとは話が別。最後の月例報告となりますので、いつもどおりしっかり記事を仕上げていきたいと思います。
まず、文学が大変だとこの留学生活を通して言ってきましたが、どのくらい大変だったかを分かりやすく説明したいと思います。例えば今回のテスト範囲について言えば、作家計16名、26作品がその範囲に含まれます。教科書1000ページ分が範囲といったところです。どういった問題が出題されるかと言うと、毎週出されていたクイズ(総問題数約100 問)から、まず15 問出題されます。当たり前ではありますが、答えを覚えていればいいだけではなく、そこから応用を利かせた問題にも対応する必要があります。「この登場人物の重要性を答えよ。」という問題が良い例でしょうか。次の10問は作品の発行年と物語の設定は何年代かということが問われます。例えば、「Kate ChopinのThe Awakeningは1899年に発行されたが、主人公であるEdnaが生まれたのは1860年代である。」といった問題に答える必要があります。そして、最後の問題が一番厄介です。それぞれの作品からランダムに10個のパッセージが抜きだされ、その作者と作品名を答える必要があります。それだけならまだいいのですが、その中から3つ、好きなパッセージを選んでその段落の重要性を論じ、指定された他の作者との関連性を答える必要があります。要するに、テスト中に約300文字分のレポートを3つ書かなければいけないわけです。Finalは二時間半あるので、時間には困らないとは思いますが、非英語母語話者がこのテストで良い点を取るというのには無理があります。もちろん全力は尽くしますが、単位が取れることを心から願っています(しかし、テスト中にお菓子を食べたりしていいという自由さは、さすがアメリカといったところです)。
この10カ月を振り返ってみると、よくここまでネイティブとコミュニケーションが取れるようになったな、と思います。最初は疑問文すら作れず、会話もままなりませんでしたが、今では相手の言っていることが全く分からないということはありませんし、分からないところがあれば聞けばいいということが分かっているので、日常生活で困ることは特にありません。今後の留学生にひとつアドバイスするなら、「どんどん間違えて英語を学びなさい」ということです。このことは留学することがあればいつかきっとわかることでしょう。
しかし、Subway の黒人の店員さんとの会話は今でも非常に難易度が高いです。本当に何を言っているのかさっぱりわかりません。聞こえないとかいうレベルじゃなくて、英語じゃない言語に聞こえるので、むしろおもしろいです。黒人英語までならなんとか聞き取れるのですが、そこに南部アクセントが入るともうお手上げです。黒人英語と南部アクセントのコンボは絶望的です。会話の10%くらいしか理解できません。が、そこはノリと推測で会話を成立させています。今ではSubway やStarbucks で何を聞かれるのかが分かっているので会話も成立しますし、お店の人も私の顔を覚えてくれるので本当に助かっています。
それでは最後に一言。アメリカで会った全ての人々が親切で仲良くしてくださいました。ここで会った友人は本当にかけがえのない財産になりました。心から感謝しています。この経験は一生モノです。本当、アラバマに来て良かった!

2013年4月6日

四月に入り、帰国まで残すところ約1 ヶ月となりました。期末の試験やエッセイで忙しくなるとは思いますが、最後の一ヶ月を楽しみたいと思います。
さて、三月はSpring Break やEaster といったイベントがありました。Spring Breakは、日本で言うところの春休みにあたります。九日間の休みを利用して、私はフロリダのパナマシティに行ってきました。パナマビーチとパナマシティでは、距離にすると車で15分ほどのしか違いはないのですが、ホテルの宿泊代金には大きな差がありました。パナマビーチは一泊30ドル程度の宿がすぐに見つかるのですが、パナマシティは一泊50ドルや、下手をすれば一泊100ドルもするような宿しか見つかりませんでした。前者は学生向けのリゾート地と言えますが、その一方で、後者は明らかに富裕層向けのリゾート地でした。今回は幸いにも友人の別荘に泊めてもらえたので、宿泊代金はほとんどかかりませんでした。
着いてすぐの感想といえば、「海がきれい!」でした。ゴミひとつ落ちていませんでしたし、きれいに整備もされていました。ビーチに隣接するホテルなどがお金を出して夜に清掃車を出しているようでしたが、あまりにきれいだったので驚きました。その後、桟橋で夜釣りをしたのですが、盗難被害に遭うという貴重な経験をすることが出来ました。午前3時30分ごろ、一緒に釣りをしていた友人とベンチで20 分ほど寝てしまったのですが、起きた時には釣り竿と友人のバックが盗まれていました。後に桟橋の管理室で、防犯カメラを見せてもらったのですが、白人の20 代くらいの男性が私達の道具を盗んでいく様子がしっかり映っていました。犯人は午前3時40分頃、私達のもとに近づき、10分で犯行を終え、私達のもとを去って行きました。私達が盗難被害に遭ったことに気付いたのは犯人が去ってから5分後のことでした。幸いにも私の被害金額はあまり大きくありませんでしたが、友人は元値で約2000ドルの損失が出てしまいました。ただ、損はしましたが、現地の警察官と当時の状況を話したり、トラブルがあったことを桟橋の管理者に伝えたりと、もう経験することはないであろう貴重な経験をすることが出来ました。帰国してからすぐに保険の申請をしたいと思います。
話は変わってイースターの事を少しお伝えします。イースターの日は、簡単に言えば、クリスチャンの人々が、教会や講堂に集まり、神に祈りをささげる日のことです。私もクリスチャンではありませんが、友人と教会に行き、お話を聞いてきました。私の行った教会は、白人の方が多く、黒人の方は少なかったように思えます。ここでも、フロリダでの話と同様、経済格差を感じました。以前から思ってはいたのですが、クリスチャンの方には人間的にしっかりした方が多く、教養ある方が多いように思えます。今まで、クリスチャンの方にお世話になることが多々ありましたが、経済的に裕福な方が多かったです。やはり、富裕層クリスチャンの方が、子どもにしっかりとした教育を行うことが出来るので、クリスチャンの犯罪率は少なく、しっかりとした人間が育つのだと感じました。加えて、教会では聖書に基づき、道徳的なことも教えるので心が豊かに育つのではないかとも思いました。日本ではいじめ問題や自殺問題が深刻になってきています。私も将来教育者になる身のものとして、しっかりと物事を考えて見識を広めていきたいと思います。

2013年2月4日

時が流れるのが早すぎて恐ろしいくらいです。留学生活も残すところ4か月程になってしまいました。アラバマの冬は、「冬」と呼んでいいのか分からなくなるほど暖かいです。毎日セ氏10度を超える天気が続いていて、たまに最高気温が20度近くになることもあります。東京や、実家のある石川県の雨量とは比べ物にはなりませんが、夏に比べて少しだけ雨の機会が増えました。
さて、今期受けている授業は、アメリカ文学、統語論、ライティング、スピーキングの四つの授業です。今回も前期と同様、文学の授業がとても大変です。2週間でAdventures of Huckleberry Finnを読み切ってしまうという、とんでもない読書量です。ただ、これもいい勉強だと感じていますので、努力を怠らないようにしたいと思います。今まで、意味論や言語運用論を学んだことはありましたが、統語論はまだ自分が手をつけたことのない分野ですので、広い見地を持つためにも頑張りたいと思います。来週から第一回テストが始まります。今期は、前期のGPA3.25以上を目指して頑張りたいと思います。
話は変わりますが、趣味で続けているウエイトトレーニングの記録もこの半年で大きく記録が伸びました。UAB のジムが無料で使えるというのがひとつの理由ではありますが、施設が素晴らしいというのがもうひとつの要因でもあります。豊富なマシン量に、スタッフ管理が充実しています。本当に理想的なジムなので、UABに来ることが出来て良かったなぁ、とジムに来る度思います。今は週に5回のペースで、二時間ほど運動しています。なかでもベンチプレスには力をいれていて、留学前は80kg(175lb)×10回がMAX だったのですが、今は約100kg(225lb)×10回がMAXになりました。帰国前までに、約110kg(250lb)×10回を出来るようになることが目標です。また、毎日のようにジムにいるので、友達や知り合いがたくさん出来ました。そのおかげか英語を話す機会がたくさん増え、一人でジムにいることも少なくなりました。本当に充実した生活を送っています。
さて、留学して思ったことをひとつ。「失敗は成功のもと。失敗を恐れるな。」失敗という経験を積まなければ、成功はありえません。授業のディスカッションや英会話でもそうですが、間違えた経験や、挑戦してみた経験がなければ、何事もうまくいきません。スポーツと同じです。何度も練習しなければ、思ったようなプレーが出来るわけがありません。何事もやってみて、失敗することが大切なのです。最近は、文学の授業で内容について議論する機会があるのですが、毎回失敗してばかりです。しかし、たまに自分の言いたいことや、内容に興味を持ってもらえることがあります。まだまだ成功例は少ないですが、これも良い経験だと思っています。授業内でどんどん意見を言えるように日々精進していきたいと思います。
日本では同学年の学生が、就活を頑張っています。僕は大学院に行くつもりですが、就活についてもそれなりに調べています。将来どうなるかは分かりませんが、自分が後悔しないで済むように頑張っていきたいと思います。もし、海外の大学院に進むことがあれば、理系に転向して、脳や神経などの人体科学、物理学や天文学などについても勉強してみてもいいかな、と思っています。どうやら留学して、知的好奇心を満たすという悦を覚えてしまったようです。何よりもまずは、英語が少しでも上達するように頑張りたいと思います。

2013年3月5日

三月に入り、今月末から中間テストが始まります。今期取っている統語論の授業は受けていて楽しいですし、勉強のしがいがあります。一方で、アメリカ文学の授業は受けていて苦痛に感じることが多くなってきました。毎回、教科書50ページ以上の予習が課せられるのも理由のひとつではありますが、毎週行われるクイズが悩みの種になっています。このクイズの平均点が最終成績に加味されるので、なるべく良い点数を取っておかなければならないのですが、一度、平均点が60点以下まで落ちたことがあり、正直、単位が取れるかどうかとても心配です。当たり前ではありますが、まわりにはネイティブしかおらず、自分より読解できていない学生はこのクラスの中にいません。自分が一番できないことは分かっているので、自分が出来るなりの努力を続けていきたいと思っています。そもそも、この文学の授業の単位を取れなければ「日本大学を四年間で卒業出来ない」と留学担当の方に断言されていますので、プレッシャーを感じますし、とても辛いです。
しかし、アメリカ文学を学ぶことによるメリットもあります。日本に住んでいては知ることのなかった人種問題に対するアメリカ人の考え方や、フェミニズム運動への関心の高さなど、様々なことを学ぶことが出来ました。最近受けた授業の中で最も興味深かったのは、ミシシッピ川がアメリカ自由のシンボルであるということでした。『ハックルベリーフィンの冒険』を読んだことも関係してはいますが、文学におけるシンボルは勉強していてとても面白いです。籠の中の鳥は管理社会における人間を含意しているということや、宗教に関するシンボルも興味深かったです。日本では、中絶手術が当たり前かのように行われていますが、それに対しても深く考えさせられる作品に出会いました。アメリカ人の中絶手術に対する考え方を議論の中で知ることが出来たのも自分にとって有意義な経験となりました。
日本語をUABの学生に教えるボランティアを前学期から続けているのですが、英語を勉強するからこそ日本語をもっと勉強しないといけないなと感じました。日本語を説明するときに日本人にとっての英語の感覚を例に説明したりするのですが、英語で日本語の感覚を学んでおけば、今後の英語の学習にも役立つのではないかと考えています。
最近思うことは、日本に住んでいるだけでは自分の視野がこれほどまでに広まることはなかったということです。日本に帰ってから自分の経験を話す機会があれば、奴隷制度や人種差別問題など、日本に住んでいては知りようもない社会問題について、伝えられたらと思っています。中でも教育は本当に大切なのだと、身にしみて感じるようにもなりました。教育が大切だということは教育を受けていなければ知ることが出来ませんし、学ぶことなくして学ぶことの大切さを知ることもありません。もっと広い見識を身につけるためにも、残り少ない留学生活ですが、頑張りたいと思います。まずは目先の中間テストをなんとかしたいと思います。

2013年1月6日

今月は学期末のテストがあり、なかなか忙しい日々が続きました。幸い、すべての単位をとることができましたし、成績もまずまずでした。日本大学の単位換算で言えば、すべてA評価以上でしたので、一安心といったところです。来期はGPA3.50以上を目標に頑張りたいと思います。さて、そろそろ来期の授業予定を組む時期なのですが、不安の種はやはり文学の授業です。文学の授業は言うまでもなく大変で、授業についていくのがやっとです。そもそも、ネイティブのために開かれている授業をノンネイティブが受けるわけですから、大変でないわけがないのです。分かりやすく例えると、日本大学文理学部国文学科の文学の授業を日本語母語話者ではないアメリカ人が受けているわけです。日本語母語話者ですら理解が難しい文学の文章を日本語母語話者ではない人間が理解しようとするわけですから、大変であって当然なのです。要するに、日本語母語話者である私が英語で書かれた教科書の内容を理解するのに時間がかかるのは当然で、分からないことだらけなのは当たり前だということです。今期、文学の授業を受けてみて、「完璧ではなくてもいいから、5割~6割の理解率を目指す」ということが大切だと分かりました。来期は、今期の反省を生かして頑張りたいと思います。
話は変わりますが、今月は年末ということもあり、ボストン、ニューヨークまで観光に行ってきました。ボストンではFenway Park、水族館に美術館、歴史ある街並みを見て歩き、HarvardやMITにも行ってきました。一生で二度は経験出来ないであろう経験をすることが出来ました。なかでも、タイムズスクエアでのカウントダウンは感動の一言でした。Taylor Swift やCarly Rae Jepsenの生ライブを聞けたこともそうですが、私達の目の前でプロポーズをしているカップルを見て、こちらまで幸せな気分になることが出来ました。年越しをした瞬間にタイムズスクエア全体に紙吹雪が舞い、街を多い尽くす光景にはただただ見とれてしまいました。あれほどまでに感動的なカウントダウンは経験したことがありませんでした。ホームステイさせてくれた友人に感謝したいと思います。また機会があれば是非、ボストンに行きたいと思います。
また、Harvardでは、Coopというお土産屋さんに本屋が隣接していたのですが、そこでMichael SwanのPractical English Grammarという本を発見したときは感動して、衝動買いしてしまいました。私は英文法を勉強することが趣味なのですが、それに伴って文法書を読むことが好きなのです。なかでも著名なSwanの英文法書をいつか読みたいと思っていたのですが、アメリカに来て、Harvardの本屋でそれを発見したときには何かの縁を感じました。留学期間中に読破して、その内容を他人に説明出来るレベルにしたいと思います。
一週間もしないうちに来期の授業が始まります。頭を切り替えてしっかり勉強したいと思います。留学期間があと半分しか残っていないことを考えると時が経つのが早いものだと感じてしまいます。ジャネの法則はやはり事実だったのだと、時の流れの速さの中で感じています。しかし、留学期間のこの中身だけは一年で経験できるものではないと思っています。もっと楽しく、中身の濃い留学期間になるよう頑張りたいと思います。

2012年12月5日

アラバマは冬の寒さを覚えるどころか、夏の暑さを忘れることを知らず、汗ばむ陽気が続いています。この記事を書いている今日の気温も22℃とTシャツ一枚で十分な気候です。アラバマでの留学生活も、この12月が終えれば、半分が過ぎてしまったことになります。「もう、半分が過ぎようとしているのか」と時間の流れる早さを嘆くばかりです。12月半ばからのクリスマス休みを迎えるその前に、学生たちに待ち構えているのは“Final Exam”です。テストを一週間、あるいは二週間前に控えた学生達は睡眠時間を削って勉強をしています。かくいう私も、膨大な課題とテスト勉強に日々追われ、寝不足の日々がつづいています。幸運なことに、クラスメートやルームメイト、あるいは日本語を勉強している学生たちの助けを得ることができ、勉強に関しては何不自由なく生活することができています。今回の記事はテスト前ということもあり、私が今まで勉強してきたことをお伝えしたいと思います。
「形が違えば意味が違う、意味が違えば形が違う」という言葉があります。言い換えれば、「ひとつの意味に対してひとつの形しか存在しない」ということです。このことを説明するにあたっては、“I am going to study at the library.”と“I will study at the library.”という文を例に挙げると分かりやすいでしょう。日本人の多くの学生が中学生、あるいは高校生の頃に「~する予定だ。」という意味で「違いはない」という風に教わったかもしれません。
しかし、前述のように「形が違えば意味が違う」のです。 例えば、“I am going to study at the library.”という文の単語の意味をひとつひとつ理解していくと、「私は・(状態に)ある・進行する・へ向って・勉強する・~で・その・図書館。」という風になります。もうすこし分かりやすく言い換えると、「私はその図書館で勉強するのに向って進行している状態にあります」です。これをさらに日本語らしくすると「図書館で勉強する予定です。」となります。そのうえで、進行相は「時間幅」を持つために、前々からの準備段階が保障されていると考えれば、「その状態、あるいは予定に向ってなにかしらの準備、あるいは兆候が進んでいる」という意味を、この文の中に見出せるはずなのです。つまり、図書館で勉強するために、「かばんに荷物を詰める」など、なにかしらの準備が進んでいるはずなのです。一方で、“I will study at the library.”という文の単語の意味をひとつひとつ理解していくと、「私は・(意志・単純未来)・勉強する・~で・その・図書館。」という風になります。同じように言い換えると、「私はその図書館で勉強する意志・未来がある。」となります。これを日本語らしくすると「図書館で勉強するつもりです。」という風になります。この文には前段階の保障は含意されていないため、上記の例文との意味の違いは明白です。
意志未来と単純未来を議論するにあたっては、法助動詞のwillについて説明が必要ですが、根本の意味さえとれれば、その文が持つ意味を理解することができるということだけでも分かってもらえれば幸いです。この説明だけでは不十分なので、これらの違い、とりわけ英文法を学習するうえで参考になる図書を挙げたいと思います。

・参考図書
江川泰一郎. 『英文法解説』.(1991). 金子書房
G. Leech. Meaning and the English Verb. (2011). ひつじ書房
柏野健次.『テンスとアスペクトの語法』.(1999). 開拓社

私自身、「英語の法助動詞」、「時制」に関する知識がまだまだ浅いと実感しました。エッセイを書いていて、「進行形」をうまく使えていなかったり、会話をしていて ”shall” の意味がとれなかったりすることが多々あります。まだまだ勉強不足ですが、少しずつ知識や理解を深めていければと思います。

2012年11月4日

アメリカに来て早くも三ヶ月がすぎました。さっそくですが、学習の進捗状況についてご報告します。来週から二度目の中間試験が行われます。また、アカデミックライティングではエッセイの提出、文学の授業ではプレゼンの発表、文法の授業では試験、音声学の授業ではレポートの提出と、なかなかハードな予定になっています。
最近は、クラスメイトと図書館で一緒に勉強する機会が増え、授業中に分からなかったところを質問したり、問題を一緒に解いたりしています。クラスメイトと一緒に勉強することで、授業への理解が深まりますし、何より私の学習の助けになっています。
最近、学んだことと言えば、there is/are 構文がそれにあたると思います。英語の字幕を見ていて “there is no ---”と“there are no ---”の対比が見られる例がありました。そもそも、これらの文にはどのような違いがあるのかということに疑問を持ち、調べてみることにしました。
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(1) There is no book.
(2) There are no books.

(1)の例文は、一冊の本がないことを強調しているように考えられる。一方で(2)の例文は、複数で存在するはずの本がないことを強調しているように考えられる。そもそも、本という名詞が単数で存在するということは複数で存在するということよりもありふれてはいない。我々、学生が持つ教科書がその例であるように、本は複数で存在することが概念的に想定される。そのため、(1)の例文は特定の一冊がないことが想定されるのではないだろうか。
一方、次の例文も興味深い。

(3) ! I have no wives.
(4) I have no wife nor children.

(3)の例文は、一夫多妻制が認められていない国では容認度がかなり落ちる。というのも、妻を2人以上持つことが概念的にありえないからである。そのため、(4)の例文の方が容認度は高くなる。
以上のことから、there is no ---構文とthere are no ---構文には次のような法則があると結論づけることが出来る。「no に続く可算名詞は、単数形、複数形どちらも可能であるが、複数で存在するのが普通と考えられる名詞は複数形、単数で存在するのが普通と考えられる名詞は単数形にするのが一般的である。」
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小難しいことを話してしまいましたが、私が日本にいたころは、英文法で疑問を持ったことに「どうして、なんで」ということをいちいち調べていました。現在進行形の意味特性は何だ、単純過去形と現在完了形の違いは何だ、…などなど、挙げだしたらきりがありません。なにはともあれ、何を伝えたかったのかというと、英語を理解するためには文法の知識が必要不可欠だということです。私達、日本語母語話者にとって「英語」は第三言語です。それを使えるようになるには、それなりの文法の知識が必要なのです。それをないがしろにしていては出来るものも出来るようにはなりません。留学を目指しているのであれば、留学という経験を無駄にしないためにも英文法の勉強をお勧めします。
正しい英文法を使い、正しい英語を話すことを目指して欲しい、と言っているわけではありません。何度も間違えて、次に正しい英語を話せるようにするために英文法を学んで欲しいのです。何故間違えたのか理由が分からなければ、何度も同じ間違いを繰り返してしまうことでしょう。私はそうなることを避けて欲しいのです。
12月には学期末の試験も始まりますので、最後まで気を抜かずに頑張っていきたいと思います。また、先月の中旬くらいから日本語講師のボランティアを始めました。講師というのは名ばかりで、UABで日本語の授業をとっている生徒にマンツーマンで指導する、いわばアドバイザーのようなものです。私にとってもいい経験になると思いますので、これからも続けていきたいと思います。
アメリカで食べたものを載せます。
日本ではこのピザは1500円~1800円くらいすると思うのですが、UABの近所にあるピザ屋さんで、6ドル(約600円程度)で買いました。ちなみにアラバマ州は全米で2位に輝く肥満率の高さらしく、確かに日本ではみられないような肥満体形の方が多くいらっしゃいます。その理由もこのピザで納得できました。おいしいピザがたった600円で手に入るのですから、みんな買いますよね。加えて、冷凍食品のフライドチキンやフライドポテトなども、野菜を買うより安く、かつ、大量に手に入れることが出来るので、太ってしますのもうなずけるような気がします。
ところで、UAB学生の体型は割と普通です。家庭の経済力もその一因だと考えられますが、大学付属のジムの影響も大きいのではないでしょうか。ちなみに、UABのジム施設は全米で18位に輝くほど素晴らしいものです。私も毎日、せっせと通っています。ジムの写真を撮ってきましたので、何枚か載せてみました。

2012年10月4日

アメリカに来て早くも二ヶ月が経とうとしています。最近は、ネイティブとの会話も弾むようになり、自分の英語力の進歩を少しずつながら感じています。当初は、「英語を聞きとる」ことがかなり難しかったですが、最近は発音を区別して聞き分けることが出来るようになり、全く聞き取れないということが少なくなってきました。もちろん、分からない単語もありますので、その度に聞き返すようにはしています。また、こちらに来てから発音の大切さを実感するようになりました。英語には様々な方言やなまりがあり、「どこの、あるいは、誰の発音が正確な発音」とは定義ができませんが、基本の発音を守らなければ、相手に自分の言いたいことが伝わらないということが分かりました。今まで発音してきた日本式の英語発音が抜けなくて、正しい発音がなかなかできませんでしたが、ネイティブの助けによって、ひとつの単語であれば正確に発音できるようになってきました。文単位での発音はまだまだうまくできませんので、まだまだ練習が必要です。しかし、発音も以前より少しは進歩したように思います。
知ってはいたのですが、日本人にとっては、[ruler] という単語における/r/ と/l/ や、[she] と [sea] にみられる、/sh/ と/s/ の発音の違いが難しいのだと身をもって知ることができました。発音というのはどの言語においても本当に大切です。みなさんもPlease sit down. の発音を間違えて、ネイティブに笑われないように気をつけましょう。
みなさんはquickly, wolf, saladといった単語をしっかり発音することが出来ますでしょうか?残念ながら私はまだまだ練習不足といった感じです。もし留学を考えているのであれば、/r/,/l/,/s/,/sh/,/th/,/m/,/n/の音は練習する価値があると思います。
また、発音を意識するようになったことで、リスニング力が向上したように思います。発音を理解していない単語は聞き取れませんが、逆に発音を理解している単語はスペルが想像できるので、聞きとる、あるいは理解することができるようになりました。このような経験から、日本で英語音声学の授業をとっておいて本当によかったと思いました。この授業をとっていたことで、発音記号が読めるようにもなりましたし、また、発音時の口の形、あるいは舌の形が分かるようになったので、自分の発音の間違いや、ネイティブの感覚を理解することができるようになりました。しかし、まだまだスピーキングの力がないので、積極的に話すことを心がけるとともに、英語のニュース動画サイトを見て発音の練習をすることを日課にしたいと思います。(※TEDというサイトがおすすめです。)
さて、授業に関してですが、文学の授業は相変わらず大変で、授業の度に先生のもとへ質問しに行っています。一方、phonologyとgrammarの授業に関しては、文学の授業よりも理解がしやすく、無理なく勉強をこなせています。先日、中間テストがあったのですが、両方とも90点以上とることが出来ました。文学のテスト結果はまだ分かりませんが、出来るだけのことはしたので問題ないかと思います。テストは問題ないのですが、一方でエッセイは私にとって、かなり大変な作業になっています。文法もさることながら、文章校正能力が問われるので、500 words程度でも二日以上かけて作る必要があります。やはり、エッセイでは高い評価を得ることは難しく、最高でB評価という状態が続いています。しかし、最近は、ルームメイトに分からなかったところを聞いたり、文法を添削してもらったりして手助けしてもらっています。そのおかげか自分でもミスを発見出来るようになりましたし、自分の意見の表現の仕方も幅広くなってきたように思えます。日本に帰るまでに、エッセイでA評価をとることが私の最大の目標になりそうです。
今月もいくつか写真を載せます。

Bass Pro Shopというアウトドアショップに行ったのですが、人生で初めて本物の銃を見ました。見るだけでも、なかなか迫力がありました。(直接触るためには21歳以上でないといけませんでした。)バスプロはアメリカでも最大級の釣り具店です。ここに来たのも、間近に迫った釣り旅行のためです。

これが釣り人達の聖地、Bass Pro Shopです。
UABのジム施設の写真です。感動しました。
プールもあります。
ロック・クライミングもできます。
他にも、バスケットコート、卓球場、フットサルコートなどがあります。UABのジム施設は運動好きにとってはたまりません。UABのジム施設は全米でも20位以内に入るほど素晴らしい施設です。逆にいえば、これ以上の施設がまだあるのかといった感じです。私としては、来年度の交換留学生がジム好きであることを祈るばかりです。

2012年9月4日

こちらがフロリダのパナマビーチの写真になります。

パナマビーチでは、日本大学から一緒に交換留学で同校に来ている先輩と朝から晩まで釣りを楽しみました。

授業が始まり、バーミングハムでの生活も一ヶ月が過ぎました。空港に到着するなり多くの人に出迎えられ、とても手厚い歓迎をしていただきました。アラバマ大学バーミングハム校のアドバイザーの方々を始め、教員の方々は本当に親切で、なに不自由なく生活をすることができています。困ったことと言えば、入国の際に手違いがあり、飛行機に乗り遅れかけたことや、入寮日が分からず、ホテルの滞在が予定より延びてしまったことくらいです。
さて、授業の方はPhonology, Grammar Usage for English Teacher, British and Irish Literature, Academic Writing の4つをとっています。PhonologyとGrammarの先生は同じ方で、日本に短期留学していた経験があるそうです。もちろんのことながら、日本に大変興味があり、授業中はいつもカルピスとミスドの話をしています。このふたつの授業に関しては、日本で学んだ知識が大変役にたっています。今のところ、学習の上で問題はありません。一方で、文学の授業はとても大変です。毎回、教科書約40ページ分の予習が課せられ、三週間に一回のペースでエッセイを提出する必要があります。また、週に一度行われるミニテストが、私にとってはとても重荷になっています。文学の授業がある日は徹夜を避けられません。しかし、文学の先生はとても親切なおじいさん先生で、週に一度、私のためだけに復習の機会を設けてくださいます。先生と1対1で授業の内容について約20分間お話しするのですが、私にとっては大変有意義なものとなっています。また、アカデミック・ライティングに関して言えば、日本と異なりチーム・ティーチングで授業が行われるので、目新しいためかまだ慣れていません。早く慣れるように頑張りたいと思います。
先日、アラバマ大学バーミングハム校に来ている留学生とともにフロリダへ旅行に行ってきました。ビーチがとてもきれいで、こんなに遊んでいていいものかと思うくらいでした。

日中は水の中が良く見えたので手釣りに挑戦してみました。釣り糸に針を付けて、針先には生レバーといった単純な仕掛けで釣りに挑戦したのですが、10匹以上の魚が釣れました。(※ちなみに、釣りをする際には各州が定めているフィッシングライセンスを購入する必要があるので、事前に購入しておく必要があります。)
後から知ったのですが、パナマビーチにはサメが出没するそうなので、「生レバーで手釣りをする」なんてことは、今後、アラバマ大学バーミングハム校へ留学する学生の方にはお勧めできません。実際に、パナマビーチにある桟橋から体長2メートルはあろうかというシュモクザメ(別名:ハンマーヘッドシャーク)の魚影を目撃しました。フロリダの海で遊ぶ際には、あまり沖まで泳ぎに出ないように十分に注意しましょう。(私はシュモクザメを目撃した後、海に入ろうという気は全くおきませんでした。)
今回の旅行は、ただ遊ぶだけではなくて、様々な国の方々と話す機会がありましたので、
異文化交流という意味ではとてもよい機会となりました。また、文化紹介というイベントが開かれ、日大からの留学生二人と、茨城大学から来ている交換留学生の三人で日本の文化についてパワーポイントを使ってプレゼンをしました。他にも、中国やケニア、ナイジェリア、パキスタンから来た留学生のプレゼンや発表を聞くことが出来ました。
話は変わりますが、バーミングハムには日本人が少なく、知っているだけで10人にも満たないのが現状です。しかし、現地の学生の日本語への興味・関心はとても高く、日本語についてよく尋ねられます。なぜ日本語を勉強しているのかを彼らによく聞くのですが、だいたいの答えが「アニメが大好きだから」というものでした。日本のアニメはここまで浸透しているのかと驚きました。日本語会話サロンというものが大学内で開かれているのですが、先日はそこに30人もの学生が集まりました。そこで私も英語について質問したり、新しい友達を作ったりしています。ここで気があった友達とは日本食のお店「石水」(せきすい)によく行っています。「石水」の話はまたいつか別の機会にします。
まだ、始まったばかりのアメリカでの生活ですが、ここには書ききれないくらいの経験を私はしています。簡単に紹介すると、現在完了形の省略化現象、アメリカ人の食生活、異文化の方の生活の違いなどです。どれもこれもが興味深く、英語という言語を勉強するだけではなくて、人間として多くのことを勉強して日本に帰ることが出来そうです。これからも努力を惜しまず頑張っていこうと思います。今回のご報告はここまでとさせていただきます。

最後に、旅行の際に撮った写真を一枚。
さすがアメリカですね。90%揚げもの。少し高めの13ドルでした。フロリダのPier Parkの中にあるちょっとした有名店で食事をしました。(普段は寮で自炊しています。さすがに外食だけだと太りますので。)