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留学・国際交流

アラバマ大学バーミングハム 高倉梨沙さん(経済学部)

アラバマ大学バーミンガム校派遣交換留学報告書

初めに、私がなぜアラバマ大学バーミンガム校(UAB)へ派遣交換留学先として選択した理由は外国人留学生数が非常に少ないことでありました。日本大学以外に、UABと提携を結んでいる日本の大学は茨城大学のみでありました。そのため、私の知る限り、UAB内はて日本人留学生は私を含む3人のみでありました。他のアメリカへ留学している友人に聞くと50人程度の日本人が在籍し、日本人コミュニティがあるほどの規模が多数存在するようです。しかし、アラバマ州バーミンガムでは大手の日系企業が多く存在し日本人教会や食事会などが週に1回程開催され彼らの手厚いサポート体制があるため安心です。また、バーミンガムは南部に位置し公民権運動においても、非常に深い関わりを持つ魅力的な都市になります。ニューヨークに訪れた際には、ニューヨーカーもアラバマ州から来たというと驚嘆される程です。当初は、南部特有のアクセントの聞き取りには非常に時間が強いられました。毎日聞くことで時間は掛かりますが徐々に、南部アクセントに慣れていくと思います。万一、講義内や会話中に聞き取れなかった場合は、何度も聞き返すことを忘れないでください。私の場合は、紙にスペリングを書いてもらう程でした。また、アラバマ州の夏は非常に乾燥しているため、日本では経験したことのないような肌荒れに悩まされました。重量になりますが、日本から乳液を持参することをお勧めします。更に、私は免れましたが友人がクレジットカードのスキミング被害にあい1枚ではなく3枚も被害を経験したため、クレジットカード社会であるアメリカでは予備のクレジットカードを持参することを強くお勧めします。
UABのStudy away先で突如のTOEFL点数を上げてしまったために当初、私が計画していた留学内容とは異なり最初は乗り気ではありませんでした。しかし、秋学期にELI(英語学校)を集中的に受講することで、春学期に正規科目を受講する際にはネイティブの前で自信を持ってプレゼンテーションを乗りきることができたのだと思います。まず、ELIでは受講前にクラス分けのテストが実施されます、面接を加えた点数で現時点の英語力が判断され5段階レベルのクラスに分けられます。私はフルタイム生であっために、Grammar, Listening and Speaking, Writing, Readingと4技能一気に受講しました。更に、日本で受験したIELTSからBridgeコースの受講許可が降りました。そのため、正規科目を1科目秋学期に受講が可能となりました。講義は自身で選択は出来ませんが、運よく私が希望していたIntroduction to businessの受講が可能となりました。よって、秋学期は英語力向上を中心に時間を設け、加えて正規科目を1つ受講する機会を得られました。ELIでは現在官僚や完了形など私たちが中学校に時代に学習してきたことでしたが、ネイティブからみる自然な英語の使用方法等、詳細に教えてくださいました。また、先生らも非常に親身に英語のみに関わらず生活上においても喜んで手を差し伸べてくれます。先生方の手厚いサポートから年末に受験したIELTSでは、正規科目受講を必要とする点数に到達することができました。
春学期には、念願の正規科目生となりInternational Marketing, Principles of Macroeconomics, International Politics, Intro to Sociologyの4科目を受講しました。International Marketingは主に4年生等の上級生が受講しているため一方的に教授の講義を聞くだけではなく、初回時にランダムで作成されたグループの仲間と共に一つの課題をレポート4つとプレゼンテーションを作りあげ完成させます。テーマはアメリカの企業(海外市場未参入)を1カ国、海外で市場を開拓する国を決めていきマーケット戦略を練るプロジェクトでありました。私たちのグループは6人で構成されChick-fil-A(ファストフード)を日本にて参入についてです。日本の景気動向、消費者のファストフードに対する位置づけ、日本の企業体制や競合店を調べあげ4か月間掛けて提案書を作成しました。最も生徒と交流す機会が多くまた、日本についての意見を求められるため自身の英語力向上に最も活かせた講義だと感じます。続いて、Intro to Sociologyでは50人程度の中規模クラスでありましたが、100と導入クラスにも関わらず単位を獲得するのに一番時間が強いられたと感じます。まず、試験は選択問題のみではなく、ショートアンサーとエッセイが組み込まれ完璧に講義を理解せざるおえません。初回の試験では、クラス全体の平均点が55点と大幅に下回り単位習得の危機に立たされましたが、個人チューター制度(大学院生で将来講師を目指している生徒がついてくれます)を利用し週に1回程、図書館にて講義内での復習を中心に行いました。また、講義外で行われる講演会に積極的に参加しエッセイを提出することでボーナスポイント加点が救われ、B評価の単位を獲得が可能となりました。UABでは外国人留学生に最適な環境が整っており、豊富なチューター制度、講義後には直接、教授にアポイントメントを予約すれば後日オフィスにて授業中の疑問を解消してくれます。英語に行き詰ってしまった場合は心身に協力して下さいます。

ルームメイトと友人で撮影しました。
一生の友人であります。

当初は、TOEFLの点数が変更になったため留学へ参加するかどうか悩み、国際交流室、家族、先生、友人に相談した結果、留学へ参加することを決意しました。結果的に、秋学期は語学学校中心の講義となりましたが春学期までには必ずIELTSの点数を到達するように自身にプレッシャーを掛け絶対に後悔がないように英語力向上に励んだ結果、到達することができました。一生に一度の留学生活を思う存分、UABにて勉学に励むことができました。

2016年4月5日

マクロ経済学の講義風景になります

International MarketingではA評価をグループワークにて頂きました。

さて、交換留学終了もちょうど残すところ1カ月になりました。去年の夏にアメリカへ出発し何もかも初めての経験であり毎日の生活が新鮮でありました。交換留学生として決定後も、留学準備やIELTS試験対策に追われていたころが、昨日のように感じます。派遣交換留学生として選抜されたその日から、私自身の留学生活が始まりました。幼少期に海外生活をしていましたが、東南アジアと米国は文化や人種などまったくもって異なります。実際、4年間アメリカの大学に通いたいほど自身の考えや意識の変化を持った程です。
アラバマ大学バーミングハム校では、先週末までSpring Breakといった1週間の長期休暇でありました。しかし、各大学により中間試験がSpring Break明けや前などスケジュールが異なります。幸いに本校では、休暇前に中間試験が行われました。今学期は4つの講義を履修しているため、一気に試験モードに追われます。前回の社会学(sociology 100)では、納得の行かない成績であったために、主に社会学に集中して試験勉強に取り組みました。社会学の入門のクラスにも関わらず、試験ではマークシート、ショートアンサー、エッセイを約1時間掛けて取り組まなければなりません。非ネイティブの私にとっては問題文を理解するのにも一苦労です。主に日本の大学では、学期終了後ごとに試験が1回のみ行われる形式が主流でありますが、アメリカでは3から4回程試験に加えてプレゼンテーション、レポートがあります。この結果から、アメリカの現地学生は課題に追われる日々を見受けられます。そのため、個人の論文準備や研究などの時間を設けることが困難な状態であるとアメリカの大学へ通ったことから感じられました。しかし、大学2年次に専門分野を専攻するにあたり、基礎学力の土台を固めるためにこの様な学習形式が設けられていると思います。そして、私の専門分野である経済学ではMacroeconomicsを現在履修しています。ある日突然、講義中に教授から簡単に3分程、日本経済についてショートスピーチを頼まれましたが落ち着いて発表を行うことができました。これは、私が2年次にアメリカ経済を履修していた際に講義中にショートスピーチを頻繁に行われていたからです。母国語でもある日本語でも人前に立ってスピーチを行うことに緊張し手足をよく震わせていました。相手に理解されるように常に心掛けていました。
3月から日本では就職活動が解禁となりましたが、こちらは情報を得るのは就職活動の支援サイトのみで、スタートダッシュの遅れから焦りと不安を感じさせられます。しかし、約10カ月の交換留学を経験した強みを活かして、就職活動時にアピールしていきたいと思います。将来、海外勤務が可能な職を希望しています。留学生活から培った英語力と国際コミュニケーションを最大限に発揮できるような職を手に入れられるよう帰国後も精進します。最後に残りわずかな留学生活となりますが、期末試験は満足にゆく結果を出していきたいと思います。

2016年3月3日

月例報告書を書くのも残り1回となりました。私自身、留学を決意したのは大学3年の夏になります。アメリカへ留学する原動力となったのは、アメリカ経済の講義を受講していたことです。通常、大学の講義は最低50人程大人数のクラスとなりますが、国際コースならではの特色から私が受講していたアメリカ経済は、たったの5人程度でした。少人数クラスである分、多いに勉学に励むことが可能でした。当初、大学に在籍していながらも将来の目標は漠然とし必ずこの職に就きたい、何かを成し遂げたい等の意識は低く大学へ通う毎日でした。アメリカ経済の講義を受け経済学を専攻していながらも、世界の情勢や日本の経済状況等、説明できず悔しい思いをしました。自分の勉強不足、無能さに思い知らされました。留学を決断したのは、再度自身を見つめなおし将来何を成し遂げたいか再スタートをきることが可能であるからです。単に英語を伸ばすのみではなく英語を使ってどのように活かしていくかが鍵となると考えます。
さて、中間試験が迫るなか日々図書館にてレポート、プレゼンテーション準備、予習・復習に追われ、あっという間に2月が過ぎ去り3月となってしまいました。時の流れに毎回驚かされます。アメリカへ留学し気付いた点は、膨大な課題の多さが日本の大学と比べものになりません。そこで、効率的な時間配分を設定していくかが重要となります。当初は課題をこなすのに6時間程かかりましたが無駄な作業を削減していくことで着々と時間が短縮されてきていると感じます。現在、最も苦労している講義はPolitical Scienceです。スライドは一切なく講義中、教授と学生がディスカッションをしながら進めていく授業スタイルになります。毎回の講義を録音し聞き返しは必須となります。幸運にも寮内で同じ科目を専攻している仲間を見つけられたため勉強を手助けしてくれ本当に助かります。
つい先日、注目されていたSuper Tuesdayを終え複数の友人に選挙結果を聞いたところ大半は満足していないようです。皆さんもご存じだと思いますが、毎回驚くような発言を繰り返し、世界を圧倒させている人物が候補者として挙がっています。彼の勢いは一時的なものであり主に富裕層からの厚いサポートから今回の結果に至ったと授業内で結論にいたりました。今後の動きに注目です。

2016年2月5日

月例報告書も後残すところ3回となりました。去年の8月中旬から留学が開始し初めての留学、一人暮らし、アメリカ等、今まで経験しきれなかったことをこの5か月間で様々なことを学び体験してきました。TOEFLのスコアの関係上、一度留学を半ば諦めた時もありましたが、友人や先生方、両親の支えにより交換留学を実現することができました。
秋学期はELIといった語学学校を中心に履修してきましたが、年末にはIELTSを受験し必要スコアに到達したため春学期からは、他の交換留学生より一足遅れましたが念願の正規生となることができました。やはり、TOEFL ITPでは英語の4技能が正確に測れずUABのみに関わらず多くの大学がTOEFL iBTやIELTSにスコア提出が義務づけられるようになりました。受験費用が高額なことが難点ですが自身の弱点が正確に掴め英語力の向上心に繋がると考えられます。自身はIELTSを受験しましたが面接が対面形式のためコミュニケーションが取りやすいと思います。
さて、今学期はInternational Marketing, Macroeconomics, International Political Science, Sociologyの4科目を履修しています。秋学期とは、全く違った環境であり日々刺激を感じています。日本大学では国際コースに在籍しているため半分以上の科目が英語で講義されている環境に3年間学んできたため、心の片隅に余裕がありましたが想像を絶する程、復習の毎日に追われている状態です。特にInternational Marketingでは4学年専用のクラスのためグループワーク、エッセイまたはスピーチ等を同時に成し遂げなければなりません。また、講義内容としては米国と日本のマーケティング比較を頻繁に行うため的確な返答が毎授業求められます。講義の内容が分からなかった時や解釈が誤っていた場合は、講義を中断して再度説明してくださり大変助かります。先程、Sociologyの第1回目の試験が終了し自身の準備不足を痛感致しました。試験内容としては、選択問題、記述形式そして2つのエッセイが構成されていました。経済学と社会学は深い繋がりを持つ一方で独自の観点が存在するためCritical thinkingの能力が求められています。1点でも多く点数が獲得できるように気を引き締めていきます。
追記ですが、1月初旬には現在共にアメリカで交換留学されている友人とロサンゼルスにて過ごしました。互いに様々な留学話ができ更なるモチベーションに繋がりました。

2015年12月29日

今年も残すこと、後3日になりました。今年は今まで以上に、あっという間に時が過ぎ去っていきます。交換留学への選考日がまるで昨日のように感じます。今年度の選考は終了してしまいましたが、留学を考えている方や少しでも留学に興味を持っている方に私なりにアドバイスです… まず、留学を志望する理由を明確に相手に伝えることが可能なこと、ただ単に英語力の向上のみでは理由になりません。自身の専攻分野をどのようにして留学先へ活かせるかどうかが鍵になると思います。当初、私自身も志望動機が定まらず何度も志望動機書を修正した時間を思い出します。
さて、秋学期が終了し成績が返却され私なりに満足する結果となりました。UABでは期末試験の他に3回程試験があるため、偏りなく点数を保つことが必要となります。また大抵の講義では、オフィスアワーが設けられ気軽に教授とマンツーマンで質問や疑問を解くことが可能です。英語が第二言語である私たちにとっては大変助かります。やはり授業内で質問をすることに抵抗があるため、オフィスアワーを利用して疑問を解消していきます。また、留学生にはチューター制度が充実しており週に1回程、図書館にて講義の復習を中心に時間が、設けられています。UABでは学習以外にも就職対策などのセミナーが充実しております。
現在、冬休み期間中であるため殆どの学生は帰省し寮は静まり返っています。この期間を利用し先日、ニューヨークへ訪れました。
交通手段はバスを利用しアラバマ州からニューヨークまでは片道18時間程かかりました。普段と違った視点からアメリカを見ることができました。幸いなことに12月半ばにも関わらず、とても過ごしやすい気候でした。また、クリスマス当日にはロサンゼルスよりも気温が高かったことから驚嘆しました。久しぶりに息抜きができ良かったです。また、明日からロサンゼルスへ出発します。再びバスを利用しますが片道48時間(丸2日間)費やします。移動中にはアメリカの壮大な景色が見えるため楽しみにしています。
春学期からは、私の専門分野である経済学を中心に履修していきます。新たなクラスや環境に慣れるための時間はかかりますが、恐らく大学生活最後の講義を履修することになるため、これまで以上に気を引き締めなければなりません。
またGPA向上にも励みます。
それでは、皆様よいお年をお過ごしください。

2015年11月2日

友人と夕食へ。

今回で3回目となる報告書になり、約3か月が経過するところです。11月に突入しましたが現在のアラバマ州の気候は日中、半袖の状態で過ごすことが可能なほど暖かいです。しかし、日本人の私たちにとっては乾燥が酷く肌が荒れに困っています。アメリカへ留学に行かれる方は乳液など保湿性の高いスキンケアを持参することをお勧めします。
さて、今週末から中間試験が開始され、講義後は毎日図書館にて缶詰状態です。UABの図書館は夜中2時まで開放されており集中して勉学が行える素晴らしい環境です。皆さんご存知のようにアメリカの学生は勉学に重点を置いた大学生活を送っています。試験期間外にも関わらず多くの学生らは、図書館でプレゼンテーションの作成準備や講義の予習・復習に費やしています。また、図書館には専攻ごとに専門とするスタッフがいるため、統計や資料探しに困った時に常にアドバイスを頂ける体制になっています。
Undergraduateの講義では、現在Introduction to businessを履修しています。驚いたことにアメリカでは基本的に専攻分野(経済・経営・金融・会計)を1年次の春学期に選択し2年次に専門分野へ進むそうです。そのため現在履修している講義は1年生の履修者が大多数を占めます。講義内容は経済のみに関わらず経営、会計、金融といった幅広い分野から講義が行われています。加えて、1年次から就職活動に向けての英文での履歴書や自己PRをまとめた課題など課せられました。早期の段階で将来に対する高い意識を持つことで適切な専攻と職の選択が可能であることを実感しました。前回の試験範囲は私の専攻分野であったために少し余裕は持てましたが、今回は会計とファイナンスのため更に気を引き締めなければなりません。来週にはアドバイザーと面談を控えているため日本大学で何を学んできたのか主張する機会であると思います。
そして、先週末には一大イベントとなるハロウィンを終えたばかりですが日本と違ったハロウィンを体験することが出来ました。大学内のイベントでパンプキンカービングに挑戦し想像以上に苦戦しました。11月下旬には感謝祭、そして12月にはクリスマスが控えています。改めて、貴重な経験を存分に活かしこれからも留学生活を励みたいと思います。

2015年10月2日

授業が開始してから、約2か月程度経過しましたがあっという間に月日がたちます。
ELIの授業の文法クラスでは未来形と現在進行形の単元を先程終えたばかりです。一般的に日本では中学校で学習する項目ですがUABでは文法の基礎をしっかりと固め応用項目へとステアップする仕組みになります。実際、willとbe going toの使い分けの細かいニュアンスの違いやより自然な使用方法等、再確認ともに新しい事を日々学習しています。一方で、正規科目のIntroduction to Businessでは火曜日と木曜日に講義があり、先日第1章から5章までの試験を終えました。結果から報告しますと100点中86点とA評価には至りませんが、全体平均の76点を越せました。来月にも試験があり復習を中心に点数を上げていきたいと思います。講義でも日本の経済や企業が取り上げられアメリカ人の視点から日本はどの様に視点を置かれているのか感じることができました。特に日本の自動車産業は米国でも多く販売され日本製の価値を例に取り上げられていました。アメリカで講義を受講して気づいた点ですが、まず生徒は講義への遅刻と携帯の使用は厳禁です。基本的に教授が注意し生徒に目を配っていますが、一方で日本では基本的に教授は生徒に指摘はしません。日本では大学へ進学した際に、自己責任の重要性を身に感じ取られます。講義だけではなく教授と生徒の距離を感じ取られました。
週末や時間が取れた日には、Recreation Centerへ通っています。アメリカの大学ならではの広大な様々な設備が整っています。ジムのみではなくプール、ビリヤード、スカッシュまた無料のヨガ教室など行われています。人生で初めてのロッククライグを体験しましたが高所恐怖所の私には足がすくみ一度リタイアをしてしまいました。UABでは様々なイベントが毎月開催され、homecomingという卒業生や両親を大学へ招き日本でいうオープンキャンパスが実施されました。最終日には花火とbonfireが行われ町のイベントのように感じられました。
英語の上達は、正直まだ感じられませんが英語を利用してコミュニケーションをとることは以前よりも慣れてきたと思います。日本で英語を学習してきましたが、やはりネイティブと英語を使って話す機会は少ないと思います。交換留学という素晴らしい機会利用して存分に使用していきたいと思います。

2015年9月2日

大学のキャンパス内でのイベントでハンバーガーを頂きました。

バーミンガム空港に到着後 温かく歓迎してくれました。

約13時間のフライトを終え、寝不足ながらも足早にアラバマ州バーミングハム空港へ到着しました。アメリカへ滞在して約1週間たちましたが、広大なキャンパスそして言語の壁と向き合いながら日々奮闘しています。現在は学生寮に滞在しており、アラバマ大学バーミングハム校(以下UABと省略)の英文学を専攻しているアメリカ人と供に暮らしています。キャンパスには約4つの寮があり、選択は自由でしたが、敢えて個室がない部屋(シェアルーム)を選択しました。そのため、英語漬けの環境に生活をする形となりました。授業で学習する英語に加えて、ネイティブと日々会話を続けることで英語を話す苦手意識の解消を今月の目標としています。英語を誤って話すこと、正しいアクセントや発音を気にしすぎること、再度聞き取ることを恐れることにとらわれすぎてしまうと、当然のことですが失敗を恐れず言語を習得することが、上達への近道だと感じます。英語でうまく表現出来ず、定型文で会話をしてしまう自分に恥ずかしさを感じますが、上記の意識を踏まえた上で、留学生活を過ごしていきたいと思います。
初めに、アラバマ州と言われてすぐに位置を把握する人は、ごくわずかだと思います。アラバマ州は、別名深南部(Deep south)と呼ばれています。皆さんが想像する、ニューヨークやカリフォルニアとはまったく異なります。まず、多様な人種から成るアメリカは白人、黒人、ヒスパニック、アジア系と様々な人種構造となっています。アラバマ州は約6割以上の黒人から成り、南部独特の雰囲気を味わうことが可能です。私は空港に到着した間もなく、入国審査での係員のアクセントが非常に強く、聞き取りに苦労したことを思い出します。しかし、Southern Hospitalityと呼ばれるほど、困ったときには協力してくれる国民性だと感じます。出発前は、南部訛りの英語を不安に思っていましたが、南部は北部に比べると非常にゆっくりとした速さで会話をしています。更に、日本人留学生は圧倒的に他の州に比べて少なく、私が知る限り3人ほどしかUABに在籍しておりません。日本人同士で固まってしまう問題は心配無用です。また、UABでは日本語を学習している学生が約70人、今年度は履修しており、日本に興味を持つ学生と出会えるため、友人の輪も広がります。
今週、本格的に授業が開始し、日々課題に追われる生活が続きます。今学期は、経営学の講義を1つ、留学生用の英語クラス3つとIELTS対策の講義を履修しています。これ程、多くの講義を日本で履修した経験はありませんが、幸いクラスまでの距離は徒歩5分程で到着するため、十分な睡眠時刻の確保が可能で安堵しております。また、留学生用の英語クラスでは主に中東からきた学生が多く、聞き慣れないアクセントに初めは驚きましたが、現在は慣れてきました。世界各国からのアクセントを同時に聞き取る機会があり貴重な経験であると感じます。
正規科目は、Introduction to businessという講義を現在履修しております。現在の受講回数は2回程しか受講していませんが、日本とアメリカでの講義の形式はまったく異なると感じました。講義は、教授が一方的に進める形ではなく、必ず生徒と一体化して進めています。様々な意見が飛び交う中で、発言をしない生徒は講義を欠席していると受け止められてしまいます。また、アメリカの大学では、1学年を終了した時点でも、専攻科目を変更が可能なことに驚嘆しました。実際、ルームメイトも英文学から経営学に変更をしようか現在検討しているようです。
アメリカに到着してまもなく、体調を崩し微熱と咳に悩まされましたが、十分な休憩が確保でき体調は万全です。留学生活は始まったばかりですが、悔いのないよう日々勉学に努力致します。