TOP

留学・国際交流

ナンヤン理工大学 櫻井直人さん(法学部)

2020年1月

留学中の目標と授業の選び方

留学中の授業を選ぶ基準にも色々あると思いますが、私は「留学中の目標」を最初に考え、それを達成できるような授業を選ぶとよろしいかと思います。
 
例えば私の場合では、この一年間の交換留学を通じての自分の目標は大きく分けて二つあります。一つ目はやはり「英語力の向上」です。社会科教員なのに英語って必要なの?と言われることも多々あるのですが、科目に関わらず、一教員として、私はできた方が生徒のために出来る事が大幅に増えるため必要であると考えています。社会科教員として日々の授業や課題等で海外のメディアやソースを活用する事や、それらを踏まえて形成した自分の意見や作品等を世界に向けて発信する際に英語力は必須条件になります。また、私は将来的に機会があればIB認定校(国際バカロレア認定校)でも働いてみたいという思いがあるため、オールイングリッシュで生徒主体の社会科の授業を実践できることは必須条件になってきます。さらに私は、近い将来英語教員の免許も取得したいと考えているため、この留学ではSpeaking, Listening, Writing, Readingの英語四技能全てを伸ばし、バイリンガルになりたいと考えています。そして、交換留学終了後の在学中の目標としてCELTA(Certificate in English Language Teaching to Adults)やTESOL(Teaching of English to Speakers of Other Languages)などの国際英語教師の資格を取得したいと考えているため、「英語力の向上」は留学をするに当たり一番の目標として設定しました。
 
二つ目は、「教育学的理論と教育学的アプローチに基づいた授業実践をできるようにする」という事です。少し難しい話になってしまいましたが、これは教育実習の際に私の恩師から指摘して頂いた自分の弱点であり、私の現在の課題です。私は大学時代に法学部での日々の学習はもちろんですが、他学部での授業履修、塾講師のアルバイトや教育に関するボランティア、学会や各種研修会への参加、また教員採用試験用の予備校も3校を活用するなど、一年生の頃より日々自分の理想とする教員になるために様々な事に積極的に挑戦し、自己研鑽に励んできました。そして教育実習ではそれらの学びも生かし、生徒が今後社会人として生きていく上で必要になる資質や能力を育めるよう、生徒主体の活動を多く取り入れた授業実践を行ないました。しかしながら、発問の仕方・ICTの効果的な活用方法・探究課題や作業課題の作り方・参考記事の選び方・評価の基準・効果的な授業の展開方法など、明確な学術的な教育理論に基づいているわけではなく、大学レベルの知識と、自身の経験と感覚をベースに授業を行ってしまっている事を指摘して頂きました。
そこで、このナンヤン理工大学では、教科に関する専門的な内容よりも、教育方法や教育理論に重きを置いた授業を履修する事にしています。詳しくは後述しますが、NIE(教員養成学部)の授業では全ての授業がゼミナール形式であるため、毎回各自で英語の論文等を熟読した上で授業に臨む必要があり、授業ではその際に生じた疑問や意見をさらに深めていくような学習が主流で、教育方法や理論の部分を非常に深く学ぶ事が出来ています。このように大変な事も多々ありますが、一年間の交換留学を通じて、英語力の向上学術的な教育理論と教育方法を理解・習得し、それらを自分の授業実践に反映させるという目標が達成できるようこれからも頑張りたいと思います。
一教員志望者として、シンガポールに来る前から熱望し続けていたのですが、先日同じ授業を受けている友人と、シンガポールの公立中学校・高校を訪問させて頂いた時の一枚です。
授業では教育理論などを深く学んでいたのですが、学校の教育現場では実際にどのようにそれらの理論を活用し、授業実践に活かしているのかを見学した方が良いと、友人が協力してくれ、実現できた経験です。実際に世界最先端の教育を誇るシンガポールでの学校施設の見学授業見学、そして現場の先生から外国語教育を行う際のコツなども教えて頂くことができ、非常に貴重な経験になりました。学校内での日々の勉強はもちろんですが、学校外での現地調査活動や教員向け研修会や学会等への参加、そして今回のような現場訪問など、後期も自分から積極的に行動し、自分の理想とする教員になれるよう頑張りたいと思います。

2019年11月

皆さんこんにちは! 留学生活も約3ヶ月が経過し、シンガポールでの生活や授業にもかなり慣れてきました。現在は前期の期末試験を目前に控え、非常に忙しくはありつつも、充実した日々を過ごせており、日々自身の成長を感じる事ができています。ここにきた当初は、こちらの教育レベルの高さにただただ圧倒されるばかりでしたが、最近はそれらの技術や手法を吸収し、自分からも議論やプレゼンテーションにおいて積極的に発言ができるようになりました。さて、交換留学を志している皆さんは志望校なども決まり、実際に今後勉強したい事などを考えている時期かと思います。そのため、今回はナンヤン理工大学の授業に関してお話したいと思います。

ナンヤン理工大学の授業について

ナンヤン理工大学の授業に関してですが、学部によって授業形式や生徒の雰囲気が大きく異なります。9月の記事でも述べたのですが、理工大学という名前であっても、実際は総合大学です。そのため理系学部はもちろんですが、社会学部などの文系学部や、芸術系学部、ビジネススクール、またシンガポール唯一の教員養成学部などもあり、幅広い分野を学ぶことができる環境であると思います。
基本的に授業は1回が3時間の授業構成となっており、2時間の講義形式の授業を受け、知識や理論を学び、その後に1時間のチュートリアルと呼ばれる、学んだ事を踏まえディスカッションやプレゼンテーションなどの学生主体の活動を行う、というのが一回の授業の流れになります。しかしながら、教員養成学部など学部によっては3時間全てゼミナール形式の授業になる事もあるため、授業を履修する際にはその点も考慮した上で、自分に合う授業を選ぶ事ができます。また、大学のレベルが非常に高く、生徒の学習に対するモチベーションも非常に高いため、事前課題や提出課題などは日本と比べると非常に多くを要求されます。そのため、1つ1つは非常に大変なのですが、乗り越えた時には大きな達成感と自身の成長を感じる事ができます。
私は現在5つの授業を履修しているのですが、大学の課題や教員採用試験の勉強に追われ、毎日深夜の1時くらいまで勉強をし、休日を返上して勉強しなければならない日も多々あります。後で知った事なのですが、現地の学生も5〜6つの授業履修が一般的であるため、実際には日本の留学生は、前期は2つ、多くても3つが適切であると言われているそうで、授業履修の際にはその点も考慮して履修を組むと良いかと思います。また、私が履修している5つの授業のうち、3つがNIEという教員養成学部の授業を受けており、他の2つは社会言語学系の授業を履修しております。

NIEの授業について

NIE(教員養成学部)の授業は基本的に全ての授業が少人数のゼミナール形式で、毎回の予習課題はもちろんですか、それに加え、50分間のプレゼンテーション課題・レポート用紙7枚分のレポート課題・50分授業×数回分の模擬授業案の作成と実践課題などが毎週のように課せられます。また、量が非常に多いだけでなく、クオリティが非常に重視されるため、留学を開始してからの二ヶ月半は、数日かけて作成したにも関わらず、一から全て作り直しになるという事が毎回のようにありました。やはり世界トップランクの大学では、思うように上手くいかず、落ち込む事も多々ありますが、多くの友人にグループワークで引っ張ってもらったり、教授には毎回の授業後に30分近く質問に答えて頂いたりと多くの方々の支えのおかげで何とかついて行けています。彼らの善意を無駄にしないためにも、前期も全力で頑張りたいと思います。具体的に自分が履修している授業の内容などについては来月報告したいと思います。

これはシンガポールの国立博物館の写真です。二日間に渡りここでシンガポールの歴史科教員向けの研修会が行われたのですが、NIEの教授や友人の紹介のおかげで、運営スタッフのボランティアとして私も参加させて頂きました。シンガポールはもちろんですが、アメリカ・オーストラリア・日本など世界中の教授を招き、未来のシンガポールの歴史教育についての研修が行われていたのですが、シンガポールの教育のレベルの高さを改めて体感しました。あらゆる教育の分野で世界一位を獲得し、国民の大半をバイリンガルに育てるなど、これだけの実績を残しているにも関わらず、生徒の成長のために現状に決して満足せず、常に上を目指し成長を続ける姿勢は自分の理想そのものでした。「社会科教員でありながら、オールイングリッシュで授業を実践できる英語力、そしてICTを効率的に使いこなし、確かな教育理論に裏打ちされたアクティブラーニングを完璧に実践できる授業力、学問として社会科の内容全体を非常に深い所まで理解し、生徒の反応や理解度に応じて臨機応変に知識を使い分ける高い専門性と知識量、外国人を含む誰に対しても寛容で常に思いやりを持って接する事のできる人間性、そして現状に満足せずに常に上を目指し続ける向上心」と自分の理想の教師像を体現した多くのシンガポールの先生方にお会いする事ができ、非常に良い影響を受けました。残りの留学期間で今まで以上に頑張る事はもちろんですが、自分が教員になり定年退職を迎えるまでに約40年間と時間あるので、その40年間をかけてこのレベルに到達したいと教員になってからの目標もできました。このような一生に一度の貴重な機会を与えて下さったNIEの教授や友人に感謝の気持ちでいっぱいです。

休日に遊びに行った時の一枚です。マーライオンと記念にパシャリ。

2019年10月

皆さんこんにちは!
ナンヤン理工大学に交換留学をさせて頂いている、法学部法律学科4年の櫻井直人です。交換留学を希望している皆さんは、ちょうど今頃が志望校を決める時期かと思います。そのため、今回は皆さんが留学先を決める際に参考になる情報などを、自身の経験なども踏まえお伝えしたいと思います。そこで、今回はシンガポールでの生活・シングリッシュ(シンガポールの英語)を中心に述べようと思いす。

シンガポールの生活とシングリッシュについて

シンガポールの気温や天気

シンガポールというと熱帯雨林気候のため、年中暑く雨が常に降っているようなイメージがあるかと思います。確かに年中暑いのですが日本の夏ほどではありませんし、基本的に室内はどこでも冷房が効いているため、1日中外で過ごす場合を除き、あまり暑さを気にする事はありません。また現在は乾季という事もあり1週間に1~2回程度、短時間強い雨が降ります。

シンガポールの生活費

生活費に関してなのですが、シンガポールの物価は日本より少し安い程度であり、決して安いとはいえないのですが、ナンヤン理工大学は国立大学であるという事もあり、大学内の寮費、医療費、食費、その他生活費などは格安だと思います。しかしながら、やはり金銭面で不安のある方もいらっしゃるかと思います。私も実際にそうだったのですが、私は現在、日本学生支援機構に毎月給付型奨学金を支援して頂いています。トビタテ!留学JAPANや日本学生支援機構など様々な奨学金制度があるようです。皆さんで調べてみるのも良いと思います。

シンガポールの食事

大学内に食堂は何個もあるのですが、メニューが非常に充実しており、中華・和食・洋食はもちろんですが、韓国料理、インド料理・マレーシア料理・インドネシア料理など様々な国の料理を、1食200〜400円程度で楽しむ事が出来ます。私は節約のために毎日ルームメイトと自炊をしていたのですが、買った方が安いという事に気づき、忙しい時は食堂で好きなものを食べるようになりました笑。日本食なども格安で多くが揃っており、カツ丼や定食、カレーライスやうどんなど典型的な日本食はもちろんですが、たこ焼きや豚骨ラーメンなども揃っており食事面で不満があるという事はありません。留学中は慣れない環境で思うようにいかず、何度も落ち込む事はありますが、美味しい食事のおかげで日々頑張る事ができています。

シングリッシュ

留学を希望する人なら誰でも一度は考えるであろう「訛り」に関してなのですが、私は交換留学先を決める際にはあまり気にしていませんでした。何故ならば、「訛りを気にするのはバイリンガルになってからでも遅くない」と考えているからです。実際に日本から留学をする学生は毎年約6万人といますが、本当に英語が流暢に喋れるようになる人はそれほど多くありません。そのため訛りを気にするよりも、自分にその環境が合うか否かの方が重要であり、「自分が頑張れる環境を選ぶ事」が最も大切であると考えています。
確かにシンガポールの英語はシングリッシュと言われる事もあり独特の訛りはあります。また、ナンヤン理工大学は学生の30%が留学生という非常にインターナショナルな環境であるため、自分も含め留学生の多くが、それぞれ多少の訛りはあると思います。しかし、ここに集まる生徒の大半はバイリンガルかそれ以上のレベルであり、そのレベルになると多少の訛りがあっても皆問題なく会話をする事が出来るため、訛りによってコミュニケーションが全く取れないというような状況にはならないかと思います。
もちろん留学の目的が英語の勉強であるならば、アメリカ北部やイングランドの方が適しているかとは思いますが、留学の目的が学問なのであれば、訛りを気にし過ぎず、自身の目的に適した環境を選ぶと良いかと思います。

最後に

現在この記事を読んで下さっている方の多くは交換留学試験の直前かと思います。不安や大変な事も多々あるかと思います。そんな皆さんに一つだけお伝えしたい事は、「自分に言い訳をせず、自分なりに最後まで頑張り切ることが出来たか否かが合否の別れ目になる」ということです。「サークルや部活が忙しい、アルバイトが忙しい、大学の授業が忙しい、資格試験の勉強が忙しい」など、人によって違いはあるものの、皆何らかの困難があると思います。
実際に去年の私もそうでした。サークル、アルバイト、資格試験の勉強、教員採用試験の勉強、法学部の勉強と教職課程の勉強、それに加えて交換留学の試験勉強もしなくてはならず、非常に忙しい日々であり、日本大学に入学をしてからあまり遊んだ記憶がありません。正直辛すぎて何度も挫折しそうになりましたし、弱音もたくさん吐きました。交換留学試験のための勉強時間も中々確保出来できず、何度も「やはり自分には無理かもしれない」と思う事は何度もありました。しかしそのような環境でも「最後まで自分に言い訳をせず、自分にできる最大限の努力をしよう」と心に決め、アルバイトの休憩時間や食事の時間、移動時間などの隙間時間を使って日々英語の勉強に励みました。その結果、第一希望であるナンヤン理工大学の交換留学生に選んで頂き、あらゆる努力が報われた気がしました。私がここまで頑張る事ができたのは、私を支えて下さった多くの方の支えと、「自分の理想とする教師になり、生徒達に学ぶ事の楽しさ、世界の楽しさ、そして頑張る事の大切さを伝えたい」という目標があったからだと思います。
皆さんは今本当に苦しい時期だと思います。自分には無理なのではないかと思ってしまう事もあるかと思います。しかし、最後まで皆さんの目標の実現のために、自分にできる最大限の努力をし、合格を掴みとって欲しいと思います。あと少しの努力で、全てが報われる瞬間がきっと来ると思います。留学は想像以上に辛い事も多くありますが、想像以上に嬉しい事や楽しい事もまた多くあります。一生に一度の経験だと思うので、悔いの残らないよう、精一杯頑張って下さい。

同じ授業を受けている友人達とボランティア活動をした時の一枚です。(左が私です。)

この日はシンガポールの中学生・高校生の学術コンペティションがあり、そこにボランティアとして運営に参加させて頂きました。生徒達が自信を持って多数の大人の聴衆にプレゼンテーションをしたり、ホームページを開設し自分の意見を世界に発信したり、教授からの質問に対して堂々と答えていたりと、シンガポールの教育の質の高さ、アクティブラーニングやICT教育の重要性、そして「教育の可能性」を体感する事ができました。この一年間の交換留学を通じて、英語力の向上はもちろんですが、必ずシンガポールの教育方法や教育理論を習得して帰りたいと改めて強く思うようになりました。

2019年9月

皆さん初めまして!シンガポールのナンヤン理工大学に交換留学をさせて頂いている法学部法律学科4年の櫻井直人です。私は将来教員を志しているということもあり、このレポートを通じて、交換留学を志す後輩はもちろん、そして教員を志す後輩にも自身の経験を、少しでも参考にしてもらえればと思っています。
今回は、シンガポールの特色や、なぜ数ある留学先の中からナンヤン理工大学を選んだのかといった事をお話したいと思います。

シンガポールを選んだ理由

皆さんは留学というと、どの国を思い浮かべるでしょうか?大半の方はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・フィリピンなどを思い浮かべるかと思います。実際に私もシンガポールのナンヤン理工大学に来る前に、イギリスに1ヶ月、カナダに3ヶ月ほど語学留学をしていました。そんな中、なぜ私がシンガポールを選んだかと言うと「教員になるために世界で一番理想的な環境だから」と考えたからです。そのように考えた理由として以下の三つが挙げられます。

1、世界一の教育水準

シンガポールの教育は現在世界で一番進んでいると言われています。実際にOECDのPISAという生徒の学習到達度を調べたものがあるのですが、その全ての分野でシンガポールが一位を独占しています。またそれだけでなく、シンガポールは言語教育も非常に進んでおり、国民の大半がバイリンガルであるという、教員を志す私としては非常にシンガポールという国自体に対して非常に魅力を感じました。
また、シンガポールでは、今後の日本の教育が目指している「アクティブラーニング」や「ICT教育」が日常的に実践されています。そのため、実際に授業では自身の専門性を高める事はもちろんですが、どのようにICTを駆使すれば、より効果的な授業が実践できるのか、どのような授業構成をすれば、生徒の主体的・対話的・深い学びが実践できるのかなど、教員を志す上で非常に参考になることばかりです。

2、世界トップランキングの大学

さて、では何故私がシンガポールの中でもナンヤン理工大学を選んだのかというと、自信を持って生徒たちの前に立てる教員になるために「人生最大の挑戦をしようと決意したから」です。ナンヤン理工大学は世界トップクラスの大学で、QS世界大学ランキングの2018年版では世界11位アジアで首位に選ばれています。学生のレベルも授業のレベルも非常に高く、苦しい事も多々ありますが、世界で最も教育が進んでいる国で、世界トップレベルの環境で一年間頑張ることで、実践的な指導力と高い専門性を身につけたい、そして生徒達の前に自信を持って立てるよう頑張りたいと思いナンヤン理工大学に留学する事を決めました。
また、「文系なのに理工大学に行くの!?」と驚かれることがよくあり、実際にこの記事を読んで下さっている皆さんもそう思っている方が多いかと思います。私の両親からも驚かれました笑。しかし、ナンヤン理工大学は理工大学という名前ですが、実際は総合大学です。理系学部はもちろんですが、文系学部、ビジネススクール、教員養成用の機関などもあり、世界中から多様な背景を持つ学生が、それぞれの学問を更に追求するために集まっています。

3、インターナショナルな環境

シンガポールという国家は多民族国家です。公用語も英語・中国語・マレー語・タミル語の四つです。それもあってか、外国人である私に対しても偏見などもなく非常に優しく接してくれています。また、ナンヤン理工大学の学生の30%は留学生で、授業やイベントなどでは世界中の学生と交流する事ができ、世界中の学生と各国の教育政策について討論したり、共にスポーツで汗を流したりと非常にインターナショナルな環境で生活を送っています。また、私のルームメイトはオランダ人なのですが、毎日一緒に夕食を作り、休日には遊びに出かけるなど、苦楽を共にし、お互いに支え合う事で、多くの困難を乗り越え非常に充実した日々を過ごす事ができていると思います。このような環境で培った経験や思い出を、いつか自分の生徒達に伝え、少しでも外の世界に目を向け、異文化に対する理解を深めるきっかけになってくれたらと思い、日々頑張っています。

ルームメイトのオランダ人と、同じ寮のインドネシア人の友人と日本のカレーライスを作って食べた時の一枚です。食事を通じて日本の食文化や美点を伝えたいと思い、皆で作って食べました。慣れない調理道具と食材でトラブルもあったのですが、非常に喜んでくれました。