学長の業績評価
令和5年度学長評価について
学長評価については、本学規程により、学長候補者推薦委員会にて評価することとなっております。
酒井健夫前学長の令和5年度業績評価については、学内規程に基づき、下記のプロセス及び評価項目により実施いたしました。
評価プロセス
令和5年11月29日 酒井前学長の辞任を理事会が承認
11月30日 文部科学省高等教育局長宛て回答書提出
12月25日 同追加回答書を提出
令和6年 2月28日 学長候補者推薦委員会を開催、業績評価項目原案を審議
3月 8日 業績評価項目を理事会で決定
3月22日 酒井前学長から実績報告書を受領
3月28日から4月5日まで 各委員による評価を実施
3月31日 酒井前学長 辞任
5月 7日 業績評価報告書原案を推薦委員に配布・意見募集
5月16日 学長候補者推薦委員会を開催、業績評価報告書を決定
5月21日 業績評価報告書を常務理事会に報告
5月22日 業績評価報告書を評議員会に報告
7月 5日 業績評価報告書を理事会に報告
評価項目
1 学生主体の学びの確立
2 全学的な教学マネジメントの確立
3 学位プログラムとしての大学院教育の確立
4 付属校と大学との連携・接続及び付属校教育の推進
5 学術、文化、スポーツを介した人材育成とそれに基づいた地域社会への貢献
6 持続可能な社会の実現に向けた研究推進
7 多様性(ダイバーシティ)を尊重した施策の展開及び社会との関係構築
8 理事長と協力し、透明性ある学校経営を目指す
学長候補者推薦委員会では、まず評価項目について委員会にて協議いたしましたが、評価の継続性の観点から昨年度と同様の評価項目とすることとし、これが令和6年3月8日開催の理事会で承認されております。その評価項目を基に、同年3月22日に酒井前学長から実績報告書が提出されました。
通常、学長候補者推薦委員会においては、この実績報告書を基に各委員が学長に対してヒアリングを行いますが、令和5年度については、アメリカンフットボール部薬物事件に係る不適切な対応に伴い、令和6年3月31日付での前学長の辞任が決定していたため、前学長に対するヒアリングは実施せず、実績報告書を精読し、評価することといたしました。
なお、委員会としては前学長が引責辞任したことを考慮し、一部の関連項目を除き、一連の事件対応以外の業績について、あくまで教学の長としての前学長に対する評価を実施し、各委員がそれぞれの観点から評価することを通じて当該年度の評価案を作成し、様々な議論を経て最終的に業績評価報告書としてまとめました。
本来、任期中の学長の業績評価報告書及び実績報告書は公表いたしますが、今回は前学長が一連の事件対応の責任を取って任期途中で辞任をしたことに鑑み、公表を控えさせていただきます。